曖昧な目的を持つ利用者が満足するICTサービスの発見支援を行うには,サービスによって「何ができるのか」という気づきを与えることが重要である.本研究報告では,サービスと利用者をつなぐインタフェースISHI (Intent of Service and Human Interface)を提案する.ISHIとは,サービス機能を自然言語で抽象的に表現し,サービサの意思と利用者の意思を表裏一体にした概念である.次に,ISHIの自動抽出とその珍しさ度合いの判定処理手法を提案する.判定処理には,サービスの人気度やアクセス情報を複合的に考慮した手法を用い,その精度を報告する.最後に,提案方式をwebアプリとして実装し,ISHIはICTサービスの機能に対する気づきを与える効果があるか否かを検証する評価実験の結果を報告する.