画像電子学会研究会講演予稿
Online ISSN : 2758-9218
Print ISSN : 0285-3957
セッションID: 10-06-10
会議情報
開催日:2011年 3月11日 会場:東京電機大学
3次元空間認識を容易にするペイントツール Dynamic 3D Drawing Tool の開発
*梅田 大樹熊谷 一樹高橋 時市郎
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

詳細
抄録
イラストや絵画などの平面作品では,3次元空間を表現するために遠近法が用いられる.遠近法には透視図法や大気遠近法が挙げられ,これらの技法によって人間は平面上に描かれた物体の前後関係や,空間上の位置を認識することができる.デジタルペイントツールによるイラストの制作でも遠近法は用いられるが,それらはペンや筆を使った従来の手法と同様のものである.そこで我々は,デジタルであることを生かした手法で空間を認識させるためのペイントツール,Dynamic3DDrawingToolの開発を行った.本ツールを用いて描かれた作品は,陰の効果を利用したシェーディングと,運動視差を利用したパララックス,モーションの3つの要素から見る人に空間を認識させる.
著者関連情報
© 2011 一般社団法人 画像電子学会
前の記事 次の記事
feedback
Top