画像電子学会研究会講演予稿
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選択された号の論文の23件中1~23を表示しています
  • 千園 隼矢, 植西 一馬, 岩切 宗利, 田中 清
    セッションID: 18-03-01
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
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    ICPは3次元点群レジストレーションに広く用いられている手法である.しかし,レジストレーションの成否が点群の初期配置に強く依存することや,処理時間が長いという問題がある.本報告では,ターゲット,ソース2つの点群の初期配置が,ICPによる3次元点群レジストレーションの過程や処理時間にどのように影響するかを検討し,上述した問題を解決するための示唆を与えている.
  • Luis Peralta,   Jaime Sandoval ,  Munetoshi Iwakiri,  Kiyoshi Tan ...
    セッションID: 18-03-02
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    Registration of multi-view point clouds is a task in 3D computer vision used for surface reconstruction which researchers have improved its efficiency and accuracy. In spite of the efforts and successes, just a few approaches address the specific problem of carrying out registration of point clouds with low overlapping ratio. In this report. we present a method that focuses on finding the rigid transformation that leads to the optimum registration between a pair of unorganized point clouds with low overlapping. This method exploits the characteristic of subset belonging from the well-known ICP registration algorithm, and through a Hough transform-like search looks for the points which neighboring points registration leads to a rigid transformation close to the optimal.
  • 杉田 愛, 大谷 淳, 徐 栄, 高西 淳夫, 石井 裕之
    セッションID: 18-03-03
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    非掘削で地中に埋設されたガス管の破損位置を取得するために,ガス管内探査ロボットが撮影したガス管内の映像から破損位置の絶対座標取得の要素技術の一つとして,ロボットの直進時の進行距離推定法を提案した. 提案手法は1段階目で動画像の各フレームに幾何学的変換を施し,2段階目で変換した画像を用いて進行距離推定を行う.1段階目では中心距離(ロボットに搭載したカメラの光軸とガス管の中心軸の距離)が0[mm]でない状態で撮影した画像を,中心距離が0[mm]で撮影した画像に変換する. 2段階目では,1段階目で変換した画像に対してオプティカルフローを用いてガス管壁面の模様(特徴点)の軌跡を求める.その軌跡の画像上の長さを絶対距離に変換することでカメラの進行距離を求める.実験では中心距離を0[mm]から3[mm]まで変化させてカメラを100[mm]進行させた動画を撮影し,提案手法を適用して精度を評価した.幾何学的変換も進行距離推定も実際の工事現場で求められる精度が得られた.
  • 野口 直哉, 金田 北洋, 岩村 惠市
    セッションID: 18-03-04
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    紙へ人の目に与える違和感を抑えて情報埋め込むことができる難視性パターンの、人の生活により身近な布(繊維素材)への情報埋め込み検証を行った。スキャナ、静止画、動画からの情報抽出を通して繊維素材と紙の特性の違いを理解し、最も抽出が困難である動画からの抽出において高い精度での情報抽出を実現した。
  • 前畠 悠人, 平山 亮
    セッションID: 18-03-05
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    音声生成のしくみの学習及び将来の音声発話ロボット開発における発声部の部品開発を想定し, 声帯が実際に音を出す仕組みに似せた働きをもつ咽頭部模型を製作した. 声帯周りの筋肉や軟骨の位置などを示した人体模型は多くあるが, これらの既存の模型では発声のしくみを理解するのは難しいため, 実際に音の出る声帯及び声帯周辺の模型を作った.素材は, ゴム風船と, スカルピーと呼ばれる樹脂粘土, 針金を用いた. まずスカルピーで声帯に関連している甲状軟骨や輪状軟骨, 披裂軟骨などの軟骨を作り, 針金と声帯ヒダに当たる様な個所にあらかじめ切れ目を入れて置いたゴム風船を取り付け, 最終的にゴムと披裂軟骨模型を組み合せ, さらに輪状軟骨模型を組み合せることによって, 声帯の開閉を模式的に表し, 実際に開閉可能でかつ音の出る声帯模型となった.
  • 水科 晴樹, 粟田 陽光, 金山 一平, 増田 裕樹, 陶山 史朗
    セッションID: 18-03-06
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    単眼運動視差からの奥行き知覚において,頭部追跡システムの表示遅延を短縮し,運動方向転換時に視覚刺激を呈示することで,安定した奥行き知覚が得られることを示した.また,左右眼の視力差が大きい不同視による両眼視差からの奥行き知覚の劣化を,両眼視差と連続的な運動視差を併せ持つアーク3D表示により改善できることを示した.以上のことから,奥行き知覚における運動視差の重要性を明らかにし,単眼運動視差を利用した3D表示方式と,両眼視差を利用した3D表示方式の両方において,運動視差を積極的に活用することの重要性について論じた.
  • 河田 佳樹, 鈴木 秀宣, 仁木 登
    セッションID: 18-03-07
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    我国のがんによる死亡数は年間37万人にのぼり,その中で肺がんは最も多く7万人を越えている.低線量で撮影された胸部3次元CT画像を用いて肺がん候補を高精度に発見する低線量CT肺がん検診が施行されている.低線量CT肺がん検診の普及の課題の1つに適切な画像診断基準の確立が挙げられる.肺がん・非がんの区別,多様な病態をもつ肺がんの悪性度を定量的に評価して適正な治療方針を導く高精度な定量的画像診断法の開発が求められている.ここでは,肺形態・病態をマルチスケールな画像情報の可視化・定量化に基づいた肺がんを中心とする胸部疾患のCADe/CADxシステム開発の取り組みについて報告する.
  • 長谷川 のぞみ, 鈴木 雅洋, 上平 員丈
    セッションID: 18-03-08
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    光学透過による複合現実で仮想対象の奥行き位置を統制する技術を提案, 評価した. 提案技術 では,対象と対象との接触の知覚が奥行き知覚に及ぼす影響を利用して,実対象に接触して仮想対象を知覚させる ことにより,実対象と同じ奥行き位置に仮想対象を呈示する.評価実験では,仮想対象の奥行き知覚を測定して, その結果から,実対象と仮想対象との接触の知覚の効果により,仮想、対象が実対象と同じ奥行き位置に知覚される ことを示した.これらの知見により提案技術の実現可能性を実証した.
  • 竹島 由里子, 高橋 成雄, 藤代 一成
    セッションID: 18-03-09
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    さまざまな数値データの解析に可視化が広く利用されているが,データがもつ情報を含む可視化結果を得るためには,適切な可視化パラメタ値を決定することがもっとも重要である.しかし,得られた可視化結果の評価は画像から必要な情報が見て取れるかという主観に基づいて行われている場合がほとんどであり,それが最適な結果であるかどうかを定量的に評価する指標は定義されていない.そこで本研究では,代表的な可視化手法であるボリュームレンダリングに着目し,結果画像の質を定量的に評価する指標を提案する.具体的には,情報量を定義するシャノンの情報エントロピーを拡張して画質評価関数を定義する.提案する評価関数の妥当性を調べるため,複数の可視化結果に適用し,検証を行った.
  • 砂押 拓海, 山内 俊明, 谷中 一寿
    セッションID: 18-03-10
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    映画やゲームなどに採用されている立体表示方式のほとんどは,両眼視差を用いている.これに対し,左右どちらか一方の目でも立体感が得られる「Split Depth GIFs」という動画群が公開されて注目を集めている.この動画群に用いられている手法は,動画内に主に縦方向の二本のラインを表示するという単純なものであり,2014年頃から見受けられるようになった比較的新しい手法である.しかしながらこの手法でどのようにすれば立体感が強いコンテンツを制作できるのかについては充分な検討がなされているとは言えない.そこで本研究では,ゲームエンジンのUnityを用いて「Split Depth GIFs」動画群に用いられている手法について検討し,それに基づいてアニメーションの制作を行う.
  • 絹田 翔平, 多田村 克己
    セッションID: 18-03-11
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    本論文では,1枚の水流静止画から水流アニメーションを特別な知識や技能を必要とせずに生成するための支援ツールを提案する.岡部らにより,水流ビデオデータベースを用意し,水流を含む静止画像とそのアルファマット,および水流の方向を指示することにより,静止画中の水面を動かしたアニメーションを生成する手法が提案されている.この手法は,ユーザによる水流の方向指定,類似画像探索等に画像処理の知識を必要とする.この問題を解決すれば,この手法利用者のすそ野拡大が期待できる.そこで,この問題を解決するインタラクティブな操作による水流アニメーション生成のための支援ツールを提案し,適用例によりその有用性を確認した.
  • 宮下 洸大, 初田 慎弥, 孟 林, 泉 知論
    セッションID: 18-03-12
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    シカやイノシシなどの野生動物による農作物への被害が深刻な問題となっており,平成29年度の被害額は全国で約164億円と報告されている.本稿では,野生動物の獣害対策の画像認識技術による高度化を目的として,野生動物画像の学習用データセットの構築と深層学習による自動認識の試行を行った.フィールドカメラで撮影された野生動物画像に対して動物部分を切り出し,ラベルづけをして計14,226枚のデータセットを作成し,公開した.このデータセットのシカ,イノシシ,サル画像を用いて自動認識を試行した.他に,鳥獣飼育施設で撮影されたアライグマ,タヌキ画像とCIFAR-10の画像も使用し,対象動物の認識率を実験評価した.シカ,イノシシ,サル,アライグマ,タヌキ,背景,CIFAR-10で構成されるデータセットを用いた分類では,約80%の認識率を示した.
  • 髙須 柾樹, 渡邉 清威, 孟 林, 泉 知論
    セッションID: 18-03-13
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    大規模な自然災害は地図にもその痕跡を残す.地図の歴史的変遷を大域的にかつ緻密に分析することで,防災研究のための詳細で定量的な情報を得ることができる.本稿では,日本の近代の地図を対象に画像処理技術による解析支援・自動解析を目指し,農地,市街地,林野など,地図上の土地の利用区分の自動分類手法を開発する.人手で描かれ紙媒体に印刷された古い地図に対し,テンプレートマッチングにより地図記号を認識し,オープニング処理により境界線を補完し,ラベリング処理により領域分割をおこなう.地図上には境界線が描かれていない部分もあるため,地図記号との距離に基づく境界の推定も行う.また,描画の密集から市街地領域を推定し,地図記号による推定対象から除外する.大正時代の25,000分の1地図の大阪の平野部に提案手法を適用したところ,約74%の真陽性率,約13%の偽陽性率を示した.
  • 渡邉 清威, 孟 林, 泉 知論
    セッションID: 18-03-14
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    甲骨文字は,3000年以上前の中国に存在した殷王朝で用いられた古代文字であり,この文字の解読・解析は古代中国史や文字の起源に関する研究などにおいて非常に重要である.そのため甲骨文字の自動認識に関する研究が進められているが,それらの研究では既に切り出された文字に対して認識を行っており,拓本からの文字抽出が必要である.そこで本稿では,甲骨拓本から文字領域を自動で抽出する手法を検討した.また,抽出フィルタの複数のパラメータをマウス操作によって入力できる支援環境の開発も行った.実験では,劣化の激しい甲骨拓本画像に対して,基本的なノイズ除去手法である二値化やオープニング処理に加え局所二値化行うことでノイズを除去し,楕円型のガウシアンフィルタを適用して行領域を抽出する.その後ヒストグラムによる行領域の分割を行い, F値を用いて文字抽出手法の評価を行った.
  • 渡辺 大地, 斎藤 隆文
    セッションID: 18-03-15
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    近年,監視システムが発達していて,その中で河川自動監視システムは水害の防止に繋がるため水位検出について多くの研究がなされてきた.しかし,撮影方向や距離のため河川の監視を目的とする河川監視カメラを用いた水位検出は少ない.そこで,本研究では河川監視カメラ画像を用いて,水位変動を抽出することを提案する.水位変動の抽出方法の手順は画像前処理,河川部分の特定,川幅の特定,水位増加の判断である.まず,ブレ補正を兼ねた動画の要約を行い,Meanshiftを用いた画像の減色を行う.次に,k-means法を用いたクラスタリングで河川部分の特定を行う.次に,特定された河川部分と手動で設定する線から川幅の特定を行う.最後に,特定された川幅と氾濫と判断する境界線から水位増加の判断を行う.この判断を様々な画像に対して行った結果,河川脇を河川と特定することや河川内が不完全に河川と特定する問題が挙げられた.
  • 長井 亨, 玉木 徹, Bisser Raytchev, 金田 和文
    セッションID: 18-03-16
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    スペクトラルレンダリングは波長依存性の高い光学現象を取り扱うことができるためRGB3成分だけを計算するRGBレンダリングよりも,様々なシーンをレンダリングすることができる.しかし,スペクトラルレンダリングはRGBレンダリングに比べて計算コストが増大し,画像生成に時間がかかってしまうという問題がある.この問題を解決するためにイメージベーストライティング(IBL)をスペクトルが取り扱えるように拡張し,レンダラーに組み込む.スペクトルIBLにより周囲環境からの光をスペクトル画像として表現し,計算の効率化を図ることにより,波長依存性の高い光学現象を含むシーンに対しても比較的高速に画像を生成することができる.
  • -付加情報が文字列パタンの場合-
    海野 浩, 上平 員丈
    セッションID: 18-03-17
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    本研究では,時空間的に色成分の強さが変調された光を用いて,実物体の表面にその実物体に関する情報を不可視に付加する技術,および,その実物体の表面に付加された微弱な情報をその実物体をビデオカメラで撮影した画像から抽出する技術に関して,人間の目に対する不可視性,およびビデオカメラに対する可読性について調べた.付加される情報の種類は文字列パタンとした.不可視性の実験の結果,情報が青色成分に埋め込まれたとき,高い変調の振幅値で不可視性を持つことを示した.可読性の実験の結果,青色成分に情報が埋め込まれた場合の情報が抽出できる色成分の強さの変調の振幅値の下限が明らかになった.これらの結果から,不可視性と可読性が両立する青色成分の強さの変調の振幅値の範囲を明らかにし,提案技術の有用性を実証した.
  • 川村 春美
    セッションID: 18-03-18
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    複数種類の光源下のカラー画像から照明光の色を推定する手法を提案する。従来の照明光色推定手法では、画像の小領域では一種類の光源のみが照射していると仮定し、一光源用の照明光色推定手法を適用する。その際、各小領域には様々な照明光色推定手法が適用され推定精度が評価されているが、各手法が前提としていない特性をもつ画像(小領域)にも適用されており、最終的にどの手法が最適であるかは明らかになっていない。そこで、本稿では一光源での照明光色推定手法の中でアルゴリズムがシンプルであり適用条件が比較的明確な灰色仮説に着目する。提案手法では、灰色仮説がもつ欠点を補うため小領域のサイズを複数種類用い、さらに、仮説を満たす小領域に対してのみ照明光色を推定する。各小領域から得られた推定結果を統合し画像全体の照明光色を推定する。モンドリアンパターンの画像を用いた実験により提案手法の有効性を示す。
  • 桃井 央, 斎藤 隆文
    セッションID: 18-03-19
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    数理統計学は幅広い分野で活用されており,特に仮説検定は広く利用されている.しかし,複雑な数式で計算を行うため,原理まで理解することは容易ではない.そこで本研究では,初学者でも検定の原理を理解することを容易にし,算出結果の意味を理解可能とすることを目的とし,数式の可視化を利用した教材の開発を試みた.ユーザの入力する値に対応してグラフが変化する,仮説の棄却に際して表示色が変化するといった直感的理解が可能な可視化を基本方針とした.また,ユーザの理解の促進をするために対話型教材の開発を試みた.既存教材と学習効果の比較評価を行った.結果,学習効果,教材UI,UXについて良好な結果が得られた.
  • 佐藤 光平, 斎藤 隆文
    セッションID: 18-03-20
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    パノラマ画像を利用したものの例として,とある経路において見える景観を一枚のパノラマ画像にしたルートパノラマと呼ばれるものがある.しかし,従来手法では進行方向に対して真横に見える景観を扱うものしかなく,進行方向の景観を扱っている手法はない.そこで本稿では,進行方向に対して横方向ではなく前方方向の景観をルートパノラマとして作成,表示を行う手法を提案する.また,これを道案内図に利用することにより,道に迷いやすい人によく見られる地図上と実際の現在の位置との対応付けが困難であるという問題に対し効果的である,経路及び経路全体の景観の表示が可能となる.そこで,今まではあまり扱うことのできなかった道案内への利用を想定し前方ルートパノラマの作成を行い,新たな道案内地図画像としての表示手法を提案する.
  • 矢野 翔大, 大谷 淳, 大川内 隆朗, 大和 淳司
    セッションID: 18-03-21
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    本稿では,要介護者の顔の動画像解析等により得られる複数の生体情報を用いて、要介護者に対する食事の提供ペースに対するストレスを検出する方法を提案する.提案手法として,まず顔動画像から心拍数,心拍間隔,心拍変動指標(LF,HF,LF/HF),瞳孔径を取得する.取得した6つの生体情報を入力としてストレスを検出するために,ナイーブベイズ分類器,SVM(Support Vector Machine),多層パーセプトロン,LSTM(Long Short Time Memory)の4つの機械学習手法を比較検討する.ストレス対象として計算問題を設定して実験を行った結果,LSTMを用いた場合に高い精度でストレスの検出を行うことができた.一方,食事提供におけるペースの変化をストレスの対象として実験を行った結果,ストレスの強弱を高い精度で識別することができなかった.
  • 黒宮 侃熙, 石川 彦太, 平山 慎, 大谷 淳, 徐 栄, 堀 隆之
    セッションID: 18-03-22
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    本稿では,歯科助手ロボットの実現に資する画像処理技術として,患者の口内にバキュームを挿入する動作を実現するために必要な顔画像からの口唇の検出と口内領域の認識に関する手法を提案する.具体的には,口唇検出は,HOG特徴を用いたSVMにより行う.器具挿入可能領域は,楕円で口唇を近似し,その領域に対してHSV画素値に基づくクラスタリングを行うことで認識する.実験により,口唇検出,器具挿入可能領域ともにある程度の精度を得ることができた.しかし口唇が隠れた場合,口唇検出の精度の低下が確認された.また,器具挿入可能領域の認識では,適合率に対して再現率が小さいという結果が得られた.
  • 加藤 健太, プリマ オキ ディッキ アルディアンシャー, 伊藤 久祥
    セッションID: 18-03-23
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/08/03
    会議録・要旨集 認証あり
    注視点や停留点,サッケードなどの視線情報は心理学実験やマーケティングをはじめ,視野検査などの手がかりとなる重要な情報である.しかしながら,これらの視線情報の利用は2次元の情報に留まっており,ヒトの高次元な視覚情報処理を解明するには3次元の視線情報が必要不可欠である.本研究では,輻輳眼球運動の原理を利用して,メガネ型の3次元視線計測装置を開発し,3次元の注視点分布と実際に注視した対象物の分布との関連をもとに,3次元視線の空間特徴を明らかにする.また,視線キャリブレーションを簡易化するために,3Dディスプレイを利用した3次元の仮想空間での視線キャリブレーションを採用するが,仮想空間と実空間における相対的な位置との関連についても明らかにする.注視実験の結果から,仮想空間と現実空間における3次元視線情報の相関が高いことが分かった.
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