主催: 一般社団法人画像電子学会
共催: 一般社団法人映像情報メディア学会, 一般社団法人芸術科学会
会議名: 画像電子学会第270回研究会講演予稿
回次: 270
開催地: 早稲田大学国際会議場
開催日: 2014/03/10 -
ブロック玩具はユーザの自由な創造性を刺激する一方, 複雑な3次元作品を設計図なしで制作することは困難である. 本稿では接続が保証されたブロックの組み合わせを自動で生成する手法を提案する. はじめに, セルオートマトン法を用いて初期組み合わせを計算する. 次に, ラベリング処理を用いて接続が保証されているかどうか確認を行う. ラベリング処理で接続が保証されていない箇所に対して, 再構築処理を行う. 再構築処理では作品の厚みを増やすことによって, ブロックを置き換え, 接続を保証する. 本手法の有効性を調べるために, 計 300 個の入力に対し, 設計図の自動生成を試みた. その結果, 88%の確率で接続を保証することができた.