画像電子学会研究会講演予稿
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画像電子学会第270回研究会講演予稿
セッションID: 13-05-66
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拍の強弱(弱拍・強拍)をパラメータとして取り入れたマルコフ連鎖モデルによるリズム音符列の生成
*野村 翔太
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抄録

リズムや旋律の生成モデルとしてマルコフ連鎖をもちいた研究が数多くなされている.本研究では,リズムの生成に限定してリズム音符列の生成をおこなう.従来のマルコフ推移をもちいたリズム生成では過去の時刻における音高やパターン を推移のパラメータとしてもちいることが多い.しかし,リズムには拍の強弱(強拍・弱拍)が音楽的な要素として深く関わる.従来の音高などのパラメータによる生成手法では,拍の強弱を考慮していない.そこで,マルコフ連鎖の生成モデルをベースに拍の強弱をパラメータとして導入したリズム音符列の生成モデルを検討する.この手法によって数小節の短い範囲内においての自然なリズムの生成を目指す.

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© 2014 一般社団法人 画像電子学会
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