主催: 一般社団法人 画像電子学会
共催: 一般社団法人 映像情報メディア学会, 一般社団法人芸術科学会
会議名: 画像電子学会第277回研究会講演予稿
回次: 277
開催地: 東京工芸大学
開催日: 2016/03/09 -
効果音は従来から、日本のアニメのファンタジックな場面にて重要な役割を果たしてきた。一方、近 年の効果音制作ではディジタル音楽制作ツールを利用することが多いが、操作パラメータや音の質感などの面から 日本のアニメ効果音制作において必ずしも便利なツールとは言い難い。本研究では、日本のアニメ特有の魔法・光 の柱など架空事象の映像表現を対象として、50 以上の効果音の収集と属性分類を行った上で、この属性分析結果を パラメータとしてプロシージャルに試行できる音響制作ツールを作成した。ゲームエンジンと音響合成プログラム を連携させ、オーラや光の球のような映像要素に対し音高や周波数成分等の属性を変化させることで、プロシージ ャルに音響生成とテストを実行可能にした。