画像電子学会研究会講演予稿
Online ISSN : 2758-9218
Print ISSN : 0285-3957
画像電子学会第277回研究会講演予稿
セッションID: 15-04-73
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屋根形状を考慮した建物の自動生成に関する研究
*長谷川 夏美中村 陽介三上 浩司近藤 邦雄
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
住宅街のような建物群の再現 3DCG モデル作成には多くの時間や労力がかかる。レーザースキャナーなどで現実世界を計測し、3DCG モデルとして再現する手法も存在するが、コストのかかる機材とそれを扱うスキルが必要となる問題がある。そこで、本研究では入手が容易な地図データと航空写真から、屋根形状を考慮した建物モデルの自動生成を目的とし、航空写真画像から屋根形状を判別するシステム「RSDTool」と、屋根形状と基盤地図情報を用いて建物を自動生成する「RMACTool」を開発した。実証実験から、RSDTool では 60.8%の屋根について正確に判別することが可能であることがわかった。また、RMACTool では 51.0%の屋根について自動で再現することが可能であることがわかった。
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© 2016 一般社団法人 画像電子学会
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