画像電子学会研究会講演予稿
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Print ISSN : 0285-3957
画像電子学会第308回研究会講演予稿
セッションID: 23-04-023
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近年の漫才とコントを対象とした笑い・不謹慎の境界における 関西関東の差異の調査
*三田村 宙紀松吉 俊
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抄録
本研究では、性別・容姿・宗教のいずれかを貶している漫才・コントを対象とした。その中でどこまでが笑いとして受け入れられ、どこからが不謹慎と認識されるかを関西・関東の地域性を含めて調査し、その境界を検討した。具体的には、関西・関東に在住している被験者合計30人に漫才・コント4つを視聴してもらい、ネタの一部が笑いなのか失礼にあたるのかを判断するアンケート調査を行った。その結果、笑いの地域性は近年でも存在し、笑いが失礼に変化する境界が明らかとなった。関西では「いじめタイプ」のネタを、関東では「禁止タイプ」のネタを失礼と感じる人が多くみられた。
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