室内における利用者の追跡に関する研究

抄録

現代の建築設計では、利用者の活動が重要視されている。建物における家具配置などのデザインは動線計画や寸法計画を通して決めることが一般的である。しかしながら、考慮すべき点が多くあることから、正しく家具の利用方法を想定することができず、利用しづらい家具配置になってしまうことがある。そこで、本研究ではビデオカメラで撮影された人の動きを骨格推定、透視投影変換を用いることで平面図へ反映し軌跡として出力する手法を提案する。