西部造船会々報
第98回西部造船会例会(西部造船会々報 第98号)
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概念設計支援のための柔軟な製品モデルに関する研究
濱田 邦裕山本 大輔土田 広
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キーワード: 製品モデル, 概念設計, CIM, CAD
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p. 14

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抄録

概念設計は製品の主要な方向性を決定する重要な設計ステージであり, 設計者の自由な発想の下, 多重多様な設計対象が取り扱われる。本研究では, 概念設計における多様な設計対象を表現することが可能な, 柔軟な製品モデルについて検討している。具体的には, 設計者が情報間の関係を組み合わせることによって, 目的に応じた自由な構造の製品モデルを生成する手法を提案している。このために, 情報間の関係に着目して造船の概念設計を整理することにより, 構成関係, 属性値生成関係, および配置関係を定義し, これらの関係の基本構成を明らかにしている。更に実際にプロトタイプシステムを構築することにより, 本研究の概念の有効性を示している。

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© 1999 公益社団法人日本船舶海洋工学会
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