YAKUGAKU ZASSHI
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Symposium Reviews
Graduation Research: Fostering Mutual Understanding between Teachers and Students
Keiko Odera
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2025 Volume 145 Issue 5 Pages 405-410

Details
Summary

In the Model Core Curriculum for Pharmaceutical Education, revised in 2022, graduation research is mainly conducted in the later years of undergraduate studies and is designed to cultivate scientific inquiry. At pharmaceutical universities, graduation research spans diverse fields. Furthermore, there are two programs in the Faculty of Pharmacy: a 6-year and 4-year program, leading to different career paths for undergraduate students depending on the program taken. Some students aiming to become pharmacists may be unable to actively work on their graduation research because of the uncertainty of its relevance to their future careers. On the other hand, many Japanese university faculty members face challenges balancing teaching and research activities. To achieve the learning goals of graduation research, both faculty members and students must solve their own problems. In this symposium review, I would like to address the current situation of graduation research at pharmaceutical universities and consider how we should approach it in the future to make it meaningful for both the students who conduct graduation research and the faculty involved.

はじめに

薬学教育モデル・コア・カリキュラム 令和4年度改訂版の大項目のひとつである薬学研究は,主に学部高学年で履修する卒業研究における科学的探究として位置づけられた.1すなわち,卒業研究に際し,批判的思考と俯瞰的思考により薬学的課題を発見し,使命感と責任感を持って,研究倫理に則って研究を遂行する資質・能力を身につけ,研究の実践として,創造的思考により研究課題の設定と研究計画の立案を行い,研究を適正に実施し,科学的根拠に基づいた成果の解析と考察により学術研究としての結論を導く資質・能力を身につけることを学修目標の作成方針とした.1この学修目標を到達するために,卒業研究に携わる教員は更なる試行錯誤を重ねながら卒業研究を進めていくことになると思われる.

筆者は,基礎系の生物系の研究室で卒業研究に携わっている.卒業研究を行う学生の様子をみていると,実験を機械的にこなすことに意識が集中しているように感じることがある.また,実験操作ミスに対し,落ち込んだり,悔しがったりする様子がみられず,やり直したいと申し出ることがなくなっている.さらに,得られた実験結果に対しても興味を示さない.このように,卒業研究に対して学生が年々受け身的になっている.将来,薬剤師になることを目指している学生は卒業研究をどのように思っているのだろうか.

一方,卒業研究に携わる教員は,卒業研究を通して教育に関する業務を行いながら,自身の研究活動を進め,研究業績を残していかなければならない.大学教員の国際調査によると,諸外国と比較し,日本では「教育と研究の両立に困難さ」を感じている割合が高いとの報告がある.2,3これまでも教員の教育活動と研究活動について議論されているが,2,3卒業研究をどのように進めていけば,教育と研究の両立がよりうまくできるのだろうか.

このように,学生と教員の間に卒業研究への向き合い方に温度差があると,両者にとってストレスとなる可能性がある.教える側と教わる側の相互理解を深めることは,卒業研究を有意義なものとすることにつながるのではないだろうか.

本誌上シンポジウム総説では,薬系大学における卒業研究の位置づけ,その多様性に触れたのち,筆者が卒業研究に携わってきたこれまでの経験を基に,最近の状況とそこから見えてくる将来の課題についてまとめた.

薬学教育モデル・コア・カリキュラムにおける卒業研究

現在の薬学教育モデル・コア・カリキュラムにおける薬学研究,すなわち卒業研究の位置づけが確立するまでに,卒業研究の目標は,ここ20年間で薬学教育の見直しとともに変化してきた.

2004年に学校教育法の一部が改正され,医療技術の高度化,医薬分業の進展等に伴い,高い資質を持つ薬剤師養成のための薬学教育は,2006年度より学部の修業年限が4年から6年に延長された.4 4年制課程も製薬企業や大学で研究・開発に携わる人材を始めとした薬学の基礎的知識を持って多様な分野に進む人材育成のために残ることとなった.4薬剤師法の一部が改正され,移行期には経過措置はとられたものの,薬剤師国家試験の受験資格は6年制を卒業した者に限られることとなった.5薬剤師の技能・資質の向上が社会から強く要請されているという背景の下,薬系大学はこれまでの教育環境を見直し,社会の期待に応えられる高い資質を有する薬学士,薬剤師の養成にふさわしい教育環境の樹立のため,日本薬学会が主体となって「薬学教育モデル・コアカリキュラム」,「実務実習モデル・コアカリキュラム」,更に,「卒業実習カリキュラム」が作成され,6年制の第一期生から適用された.6卒業実習カリキュラムでは,総合薬学研究として,薬学の知識を総合的に理解し,医療社会に貢献するために,研究課題を通して,新しいことを発見し,科学的根拠に基づいて問題点を解決する能力を修得し,それを生涯にわたって高め続ける態度を養うことが目標として掲げられた.7卒業実習は少人数教育により実験・演習を行うものであり,知識偏重・受け身の学習から自主的学習,課題探求,問題解決能力,総合力,卒後の薬剤師・研究者の生涯学習につながるとして,卒業実習を重視し,全員履修することが期待された.6こうして,卒業研究は,6年制開始とともに,問題解決能力の醸成を促すためのカリキュラムのひとつとなった.

2013年度には,薬学教育モデル・コアカリキュラムの改訂が行われ,これまでの薬学教育モデル・コアカリキュラム及び実務実習モデル・コアカリキュラムを関連づけて,ひとつのコアカリキュラムとして作成され,2015年度より適用された.8学生の視点から見た場合,大学における学修や教育が薬剤師に求められるどのような職能に係わるのか実感できないという問題点に対応して,6年卒業時に必要とされる資質として10項目の「薬剤師として求められる基本的な資質(10の資質)」が明記された.9 10の資質のひとつに「研究能力」が挙げられ,薬学・医療の進歩と改善に資するために,研究を遂行する意欲と問題発見・解決能力と掲載された.8卒業研究に関する項目である「薬学研究」では,旧「卒業実習カリキュラム」の「総合薬学研究」を参考に改訂・策定作業が行われ,薬学における研究の位置づけを理解し,研究に必要な法規範と倫理を遵守して研究を実施し,問題解決能力を培うことが目標として掲げられた.8さらに,2022年度には医学,歯学,薬学が連携してモデル・コア・カリキュラムの同時策定が行われ,2024年度6年制入学生から適用された.生涯にわたって目標とする「薬剤師として求められる基本的な資質・能力」が新たに提示され,大きく変貌する社会において,医療の更なる発展に資するために,課題の発見と解決を科学的に探究する人材の育成を目指すモデル・コア・カリキュラムへと改訂された.1薬学研究は,「薬剤師として求められる基本的な資質・能力」として掲げられた「プロフェッショナリズム」,「総合的に患者・生活者を見る姿勢」,「生涯にわたって共に学ぶ姿勢」,「科学的探究」,「専門知識に基づいた問題解決能力」,「情報・科学技術を活かす能力」,「薬物治療の実践的能力」,「コミュニケーション能力」,「多職種連携能力」,「社会における医療の役割の理解」のすべての資質・能力に係わる学修といえるものと位置づけられた.1また,薬学研究は,薬剤師が社会から求められる研究能力の習得を目標とする重要な学修として位置づけられ,その大部分を担う卒業研究の質的担保が求められることとなった.1

薬学系の多様な研究分野で実施される卒業研究

日本の薬学は明治期に製薬を目的として出発し,研究分野では素材の有効成分の分離,構造決定と合成に力が入れられた.10 1909年には帝国大学医科大学薬学科では,生薬学,衛生裁判化学,薬化学,薬品製造学講座が設置されており,講座選択専攻による卒業研究が行われた.10その後,更に薬学の発展に伴い研究分野の細分化が進められた.1950年には大学基準協会より薬学教育基準が制定され,医薬化学,薬理学,物理薬剤学,製剤学,微生物化学,生化学,分子生物学,薬品物理化学などの分野の教育と研究が行われるようになった.10,11 1992年には医療法の一部改正が行われ,薬剤師に医療関係者としての社会的な役割が定められたことにより,薬学の教育研究に医療薬学の分野が取り込まれ,ここでも卒業研究が行われるようになった.10,11

現在の薬学系の研究分野を日本薬学会の一般学術発表分類コード表12を参考にみてみると,「系」は,化学系薬学,物理系薬学,生物系薬学,環境・衛生系薬学,医療系薬学,その他の6つから成る(Table 1).化学系薬学は,更に,有機化学,生薬学・天然物化学,医薬化学に分類され,それらは全体として計46項目に細分化されている.物理系薬学は,物理化学・生物物理,分析化学,放射化学に分類され,計47項目から成る.生物系薬学は,生物化学,薬理学,微生物学に分類され,計64項目から成る.環境・衛生系薬学は,衛生化学・公衆衛生学,環境科学,社会と薬学に分類され,計27項目から成る.一方,医療系薬学は,薬剤学,製剤学,医療薬学,社会薬学,医療薬科学に分類され,計53項目から成る.そのほかは,薬学教育,薬学史,その他に分類され,計8項目から成る.これらすべての項目を合計すると全部で約240にも達する.薬学系の研究分野は基礎研究系から臨床研究系まで極めて幅広く,それらの中には,ウエット研究もあればドライ研究もあり,実に多種多様な環境で卒業研究が実施されているのである.

Table 1. Pharmaceutical Research Fields8)

DivisionSub-Division
Pharmaceutical ChemistryOrganic Chemistry (16), Pharmacognosy and Natural Products Chemistry (18), Medicinal Chemistry (12)
Pharmaceutical PhysicsPhysical Chemistry and Biophysics (27), Analytical Chemistry (11), Radiochemistry (9)
Pharmaceutical BiologyBiochemistry (31), Pharmacology (24), Microbiology (9)
Pharmaceutical Health Sciences and Environmental ToxicologyHygienic Chemistry and Public Health (16), Environmental Sciences (8), Social Pharmacy (Other Social Issues) (3)
Pharmaceutical Health Care and SciencesPharmaceutics (11), Science for Drug Formulation (10), Clinical Pharmacy (20), Social Pharmacy (6), Clinical pharmaceutical sciences (6)
OthersPharmacy education (6), History of Pharmacy, Others

薬学生の進路と卒業研究

2006年度より薬剤師養成のための薬学教育は6年制となり,薬剤師養成を主たる目的とする6年制課程のみを設置する大学と研究者養成を主たる目的とする4年制課程を併設する大学がある.日本私立薬科大学協会編著の6年制薬学ガイド202513によると,2024年4月1日現在,全国に薬学部は国立大学が14校,公立大学が5校,私立大学が62校の合計81校が存在する.そのなかで,4年制課程を併設しているのは,国立大学で12校,公立大学で2校,私立大学で14校の計28校である.薬系大学は,毎年1万人以上の6年制と約1300人の4年制の学生を受け入れている(Table 2).

Table 2. Number of Pharmacy Faculties and Admission Quotas in Japan9)

UniversityFaculty6-year program4-year program
DepartmentsAdmission quotasDepartmentsAdmission quotas
National universities14141462112526
Public universities555485290
Private universities6262651063114735
Total81818411737281351

6年制と4年制の就職動向について,薬学教育協議会が発行する薬学出身者の就職動向調査報告書14のデータに基づきグラフに表した(Fig. 1).6年制課程出身者の48.3%は保険薬局に就職しており,ついで病院・診療所の20.7%,企業の7.2%となっていた.一方,4年制出身者の75.7%は進学している.ついで企業の11.0%,病院・診療所の3.2%である.4年制課程出身者の大学院修了後の就職動向は,修士課程修了者の約35%が医薬品関連企業(研究・開発)へと就職し,約23%が進学である.14博士課程修了者の約44%が医薬品関連企業(研究・開発)へと就職し,約26%が試験・研究機関・大学に就職している.14

Fig. 1. Employment Trends of 6-Year and 4-Year Pharmacy Program Graduates in 202310)

このように,6年制課程の卒業生は主に薬剤師として勤務し,4年制課程の卒業生は大学院に進学後に研究関連の職に就く割合が高い.将来を見据えて卒業研究を行う研究室を選択する学生も多い.しかし,現実には研究室の受け入れ体制などにより学生が希望する研究室に配属されるとは限らない.これが後に述べる,卒業研究に対する学生と教員との意識のギャップを生む原因のひとつとなっていると考えられる.

卒業研究の経験が薬剤師業務に与える影響

卒業研究の経験は薬剤師業務に役立つのだろうか.2014年に病院の薬剤師・研修生に対し,大学や大学院での研究経験に関するアンケート調査を行った報告がある.15,16研究活動に積極的に取り組んできた者ほど薬剤師としての業務遂行能力が高い傾向にあったというものである.具体的には,この報告では,薬剤師には,患者の訴えや臨床検査値などの限られた情報の中から薬物治療上の問題点を見い出し,解決する問題解決能力,多職種からの質問にエビデンスを持って示すための情報収集能力や英文論文を読むための英語力,多職種に情報提供をする際のプレゼンテーション能力,必要に応じて患者から情報を得るための高度なコミュニケーション能力などが必要とされる.これらの根底には論理的思考力があり,その能力の養成には,大学での卒業研究や大学院での研究活動における文献検索,実験・調査,日常の議論,セミナー,学会発表,論文執筆などの経験が重要であるとするものである.16

一方,6年制課程を卒業した薬剤師が薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版)に記載されている「卒業時に薬剤師に求められる10の資質」を有しているかを調査した報告がある.9,17,18 6年制課程を卒業した薬剤師に対する旧4年制課程を卒業した薬剤師による評価17と6年制課程を卒業した薬剤師による自己評価18のどちらにおいても「研究能力」に対する評価が低かった.また,別の6年制課程を卒業した薬剤師に対して行った調査においても,「研究能力」が他の資質よりも有意に低いという結果であり,薬剤師免許取得後に維持・向上することが難しいと感じる資質にも挙げられている.9このように,卒業研究で研究経験をしっかりと積むことが,薬剤師としての業務遂行能力や研究能力の向上につながることが示唆されている.

教員の研究活動と卒業研究

教育基本法(平成18年法律第120号)第7条第1項では,「大学は,学術の中心として,高い教養と専門的能力を培うとともに,深く真理を探究して新たな知見を創造し,これらの成果を広く社会に提供することにより,社会の発展に寄与するもの」と規定されており,大学には教育,研究,そしてその成果を社会に還元する役割が明示されている.3卒業研究は,大学の本来の使命ともいえる教育と研究の両方の面を兼ね備えたもののひとつであるといえる.大学教員は一定の研究業績を求められているなか,研究活動を通して卒業研究を行うという教育面も同時に進めていかなければならない.このように,自身の研究に関するテーマで学生と卒業研究を進めながら教育的な部分と研究的な部分,いわゆる研究成果を出すという両方を達成するのは決して容易なことではないように思われる.2007年に行われたChanging Academic Profession Studyという国際調査によると,アメリカ,ドイツ,イギリス,韓国,中国と比較し,日本の教員は「教育と研究の両立は困難である」と回答する割合が高かった.3文部科学省では大学等における研究者の活動実態を把握し,研究や教育等にかける時間の利用実態を調査することを目的に大学等におけるフルタイム換算データに関する調査が定期的に行われている.19 2023年度の調査によると,大学等教員の職務活動時間割合の推移では,研究活動時間の割合が2002年度,46.5%,2008年度,39.1%,2013年度,35.0%,2018年度,32.9%,2023年度,32.2%と年々減少している.19その一方で,教育活動時間の割合は,2002年度,23.7%,2008年度,26.9%,2013年度,28.4%,2018年度,28.5%,2023年度,30.4%と年々増加している.19また,研究パフォーマンスを高める上で強い制約となっているものが研究時間であり,研究時間を確保するうえで制約となっていることとして大学運営業務と過重な教育負担が挙げられていた.19中央教育審議会大学分科会では,教育と研究を両輪とする高等教育の在り方について審議されており,2021年の審議のまとめでは,大学における教育と研究の活性化に向けて,大学教員一人一人が生き生きと熱意をもって教育研究活動に打ち込むことが最も重要であり,教育研究活動では,学生を主役として,教員間の連携,Teaching Assistant(TA)・Research Assistant(RA)制度の活用を通じた活性化など,各場面においてチームとして取り組むことが重要であると提言されている.3

おわりに

薬系大学における卒業研究は,研究分野が多種多様であり,薬剤師養成を主たる目的とする6年制課程と研究者養成を主たる目的とする4年制課程の2つの課程が存在するなかで行われている.6年制課程のみを設置する大学もあれば,4年制課程を併設する大学もある.さらに,2つの課程の学生の出口も異なる.このように,薬系大学における卒業研究は様々な状況下で進められている.そのため,卒業研究に対して学生が求めるもの,教員の学生との向き合い方,よりよい卒業研究の進め方は,それぞれの置かれた状況によって異なってくると思われる.卒業研究を行う学生と卒業研究に携わる教員の両者にとって卒業研究を有意義なものとするための取り組みは一概にこうすればいいという答えを見い出すことは難しいが,少なくともいえることは,まずは学生に主体的に卒業研究に取り組んでもらうことなのかと思う.そのためには,教員は学生と向き合い,学生の将来目指すものや卒業研究に対するニーズがどのようなものなのか耳を傾け,よく話し合い,相互理解を深めることが重要なのだと思う.卒業研究で培われる問題解決能力や考える力は,学生それぞれが目指す将来にどのように役立つのかを具体例を挙げながら伝えれば,卒業研究の必要性や重要性を感じるようになるかもしれない.それが卒業研究に対する主体的な取り組みにつながると考える.

卒業研究に携わってきた先生方は,これまで試行錯誤を繰り返しながら卒業研究を進めてきたものと思われる.研究分野や研究手法により,よりよい卒業研究の具体的な取り組み方は異なると思うが,教員同士で卒業研究の取り組み方に関する情報交換を行うなどの教員間の連携も重要と考える.情報交換により,新たなよりよい卒業研究の取り組み方を見い出せるかもしれない.

卒業研究に対する学生と教員の相互理解が深まり,教員側の教育活動と研究活動の両輪の歯車がうまく嚙み合うようになれば,教員のストレスも軽減し,教員自身が生き生きと熱意をもって研究活動に取り組んでいけるようになるのではないだろうか.そんな教員の姿を見ることで,学生自身も卒業研究を楽しみながら更に主体的に取り組むようになり,それが卒業研究を通した「科学的探究」などの資質・能力の向上へとつながると考える.

利益相反

開示すべき利益相反はない.

Notes

本総説は,日本薬学会第144年会シンポジウムS42で発表した内容を中心に記述したものである.

REFERENCES
 
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