藥學雜誌
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チモールフタレヰン及び其誘導體
慶松 勝左衛門中橋 末吉
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1913 年 1913 巻 376 号 p. 527-543

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抄録

フェノールがフタール酸殘基と結合してフェノールフタレインを造るが如くチモールも亦能く之と結合して類似の濃縮體チモールフタレインを造り得べしとは誰しも考ふる處なれども未だ其記載あるを見ず夫のヤキモウヰクツ氏の所謂チモールフタリッドはフタール酸エーテルに外ならずしてチモールフタレインと大に趣を異にす著者等は濃縮劑としてクロール亞鉛を用ひ所期の成績體を得たり尚アチール及ブローム誘導體還元成績體及其アチール並ブローム誘導體を製し其性状を記述せり

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© 1913 by the PHARMACEUTICAL SOCIETY OF JAPAN
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