山野美容芸術短期大学・美容福祉学科
2002 年 10 巻 p. 67-76
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痴呆性高齢者の心理療法は,最近になって少しずつ発表されてきたが,まだ僅かである。専門家として高齢者に携わる心理職の数が圧倒的に少ないこと,現介護福祉法下では,必要な職員として,認められていないことが,原因と考えられる。しかし,高齢者の生活におけるQOLの向上が,問われている現在,心のケアへの要望は高まるに違いない。痴呆性高齢者へのアプローチは,試行錯誤の段階であるが,今回,痴呆高齢者の特性を考慮して,包括的な治療法を考え,実践したので報告したい。
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