抄録
美容専門学校生を対象として20答法(twenty statement test)を用いて自己イメージを検討した。本研究は将来の美容の担い手である美容専門学校生の自己に関するイメージや概念を明らかにするための予備的研究である。自己イメージの研究ではこれまでに種々の質問紙を用いた研究が行われているが, 本研究では美容専門学校生による自己に関する自由な記述を促進するためにあらかじめ反応に制約を設けず, 20答法を用いた。この方法を用いて児童期から青年期にかけての発達にともなう自己イメージの変化が研究されている(Montmayer, 1971)。本研究の結果, 美容専門学校生の自己イメージは自己の性質などの内的属性に関する記述が多く, 対人関係に関する記述は少なかった。