日本腰痛学会雑誌
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第4腰椎椎体圧潰の脊椎固定術後,上位椎に多発性脊椎圧迫骨折をきたした関節リウマチ患者の1例
圓尾 圭史夫 徳秀李 一浩岡田 文明草野 芳生立石 博臣
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2005 年 11 巻 1 号 p. 126-130

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抄録
関節リウマチ(以下RAと略す)患者における頚椎病変についてはその治療法も確立されつつあるが,腰椎手術に関しては周術期合併症,骨脆弱性やinstrumentの緩みなど多くの問題があり,その治療に難渋することが多い.特にRA長期罹患例やステロイド使用例ではステロイド性骨粗鬆症により著しい骨塩量の低下をきたしている.またステロイド性骨粗鬆症の治療は近年めざましく変化しており,ガイドラインでも徐々にその対象が拡大され,より早期からビスフォスフォネートの投与が提唱されている.今回われわれは,第4腰椎椎体圧潰に対して前後法からの固定術を行い,固定椎間の骨癒合はすみやかに完成したが,その上位椎に次々と圧迫骨折をきたしその治療に難渋した症例を経験したので報告する.
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© 2005 日本腰痛学会
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