:体質的な個人特性とノイロメトリーとの関係を検討するために,CMIと新たに創案した健康調査を実施した。新たに作成された健康調査表は,東洋医学的な「証」の概念を応用したものである。得られた調査結果とノイロメトリーの平均電流量,バラツキ度について比較検討を試みた。
CMI正常群と異常群の比較では,ノイロメトリーにおいて大きな差異を認めなかった。しかし,電流量の高低とバラツキ度の大小が,かなり高い相関性を持つことを認めた。また,電流量,バラツキ度とも高い群と,共に低い群では,健康調査結果から,その体質に違いがあるように思われた。
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