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クエリ検索: "ある数学者の生涯と弁明"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 彌永 昌吉
    数学
    1995年 47 巻 2 号 184-192
    発行日: 1995/05/15
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
  • 【特別企画】コミュニケーション教育研究会 「コミュニケーション教育の現状と研究課題-コミュニケーション学的アプローチからの探求-」
    森口 稔
    日本コミュニケーション研究
    2015年 44 巻 1 号 27-36
    発行日: 2015/11/30
    公開日: 2017/05/17
    ジャーナル フリー
  • 林知己夫公開インタビュー第2回 —2001年6月23日午前10時~12時半 統計数理研究所にて—
    高橋 正樹
    データ分析の理論と応用
    2021年 10 巻 1 号 1-28
    発行日: 2021/08/01
    公開日: 2021/11/09
    ジャーナル フリー HTML

    日本分類学会初代会長の林知己夫先生を囲んで,「木曜会」と称する研究会が,1990 年代より2002 年に氏がお亡くなりになる前年頃まで月1 回程度のペースで開催されていた.村上征勝氏(当時,統計数理研究所)を事務局に,当初は渋谷駅に近い桜ヶ丘の林事務所で,後には参加者が増えたこともあり統計数理研究所の会議室で,数名から10 数名が集まっていた.

    初期には林先生の各方面での研究の講義,後には参加メンバーの各々が自分の研究を発表し,気楽な茶飲み話のような雰囲気で互いに講評をするというものであった.その中で高橋正樹氏の発案で林先生への公開インタビューが,2001 年に全3 回開催された.

    本稿はその第2 回分を収録したものである.第1 回及び第3 回(の一部)はそれぞれ『行動計量学』(高橋, 2004),『社会と調査』(高橋, 2012)に掲載された.今回で全3 回分が公開されることになり,すべてがJ-stage 等を通じてWeb 上で一般にダウンロードが可能となる.

    本インタビューを含め,戦後統計学の大きな柱の1 つであった林先生の科学者としての哲学と,また今日でも通ずる「科学者のあり方」,データ取得のプロセスからデータ解析,政策立案への提言までの全体を俯瞰した真正の「データの科学」,そして社会的課題解決のための本当の学際的「共同研究」のあり方について,読者の方々が深い思いを寄せる機会となれば幸いである.

    (編集委員長吉野諒三)

    本稿は公開インタビューとして行われた第2 回分をまとめたものである.事前に告知したタイトルは「共同研究の意義と方法:統計学者の立場から」であった.テープ録音を高橋が文章に起こし,林先生自身が一度目を通され,テープの余白部分の追加・加筆,録音時に不明だった点や表現,人名の確認などといった修正・補足をしていただいている.

    なお,一連のインタビューは,実は当初から3 回分を予定していたわけではなく,この2 回目の「共同研究」というテーマは林先生自身から発案があったものである.「日本人の読み書き能力調査」をはじめ数多くの共同研究に関わり,その中で数量化理論等が創り上げられていったことを考えれば納得できるテーマ設定である.様々な調査や研究の経験については,それまでにも書かれたり話されたりする機会は少なくないのに対し,共同研究という切り口からのものはほとんどない1

    内容は大きく3 つのパートに分けられる.冒頭ではまず共同研究とはどのようなものかについて語り,続いてその背景となった個人の研究史や共同研究の経験について触れている.そのうえで,共同研究はどうあるべきかについて言及している.その内容は研究そのもののあり方にも及び,3 回の中で最もメッセージ色が強いものともなっている.あらためて整理していると,統計学さらには「データの科学」の発展には共同研究が欠かせないのだという強い思いが,この発案にあったことを感じる.

    (なお,以下,全体を通じて,林文編集顧問と吉野編集長が論文誌の体裁に整備してある.脚注の中で,(T)及び(Y)はそれぞれ高橋と吉野による注釈を示す.)

    (高橋正樹)

  • W. W. ソーヤーの算数教育改革構想を中心に
    相田 紘孝
    数学教育史研究
    2013年 13 巻 25-36
    発行日: 2013年
    公開日: 2022/03/10
    ジャーナル フリー
    This paper focuses on a reform conception of elementary school mathematics education proposed by Walter Warwick Sawyer in the era of the new math movement in the U.S.A. Sawyer was a mathematician famous as both an author of many popular introductory mathematics books and an advocator of the introduction of pattern discovering activities to elementary school mathematics education. This paper also examines the “Math Workshop for Children”, the instructional material for elementary school mathematics education developed under Sawyer’s supervision. Three conclusions can be made. Firstly, Sawyer’s reform conception was to relate concrete manipulation of numbers to abstract algebraic rules through the experience of pattern discovery. Secondly, “Math Workshop for Children” aimed to help children grasp abstract algebraic rules such as the commutative or distributive rule through the experience of pattern discovery. Thirdly, the “Cross Number Puzzle”, one of the materials for pattern discovering activities included in the “Math Workshop for Children”, was introduced in the textbook written by the University of Illinois Committee on School Mathematics, the first mathematics curriculum development project which advocated introducting discovery learning into mathematics education in the new math movement.
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