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クエリ検索: "ひざつき製菓"
1件中 1-1の結果を表示しています
  • 西村 亮我, 中本 裕之, 小林 太
    日本食品科学工学会誌
    2022年 69 巻 12 号 565-572
    発行日: 2022/12/15
    公開日: 2022/12/15
    ジャーナル フリー

    食感推定の精度を向上させるために, 食品押し込み時の荷重と振動と音のデータから特徴量を算出し, 推定に使用する方法を提案した. 8種類のサンプルを磁気式食感センサとマイクを併用した食感計測器で計測すると, 荷重と振動と音の計測結果に違いが見られた. この計測データから算出した特徴量のうち, 荷重, 荷重と振動, 荷重と音, 荷重と振動と音の特徴量を使用してGPRにて推定を行うと, ザクザクは荷重と振動で推定を行なった場合が最も推定精度が高く, サクサク, カリカリ, パリパリの3つの食感は荷重と振動と音の3種類の要素を使った場合の精度が高かった. 異なるサンプルで近い値を持つ特徴量を推定に使用すると, 推定精度が低下することが考えられるため, ザクザクにおいても, 標準偏差が小さく, 平均値が他のサンプルと異なる新たな特徴量を用いることで荷重と振動と音を使った場合の精度が向上することが考えられる. 以上より, 他のサンプルと異なる特徴量の値が算出されるサンプルの食感推定には, 荷重と振動と音を用いた食感推定が有効であることが確認された.

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