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クエリ検索: "わたしのふるさと"
6件中 1-6の結果を表示しています
  • マクドナルド アン
    農業土木学会誌
    2001年 69 巻 11 号 1155-1160
    発行日: 2001/11/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 醇爾
    日本文学
    1987年 36 巻 7 号 23-31
    発行日: 1987/07/10
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    このテーマを近代日本語の含む諸々の問題点と関連させて考えた。近代国家語としての「国語」教育を批判し、生活のことばを身につける日本語教育を主張している。そのためには、近代日本語の未熟さに気付き、ことばの基本的な機能をふまえ、自己解放のための言語行動主体の形成が不可欠だと説く。さらに、自己解放の働きが、ことばの美的機能の中にあることをいい、文学教育を主張する。
  • 山浦 玄嗣
    社会言語科学
    2004年 7 巻 1 号 108-119
    発行日: 2004/09/30
    公開日: 2017/04/30
    ジャーナル フリー
    岩手県気仙地方の言語ケセン語には文字がなかった.著者はこれにケセン仮名という固有の文字を与え,さらにその不足を補ってケセン式ローマ字を考案し,文法的構造から音調までも正確に記述できる正書法を確立した.その文法体系を総合的に記述し,これを学習するための教科書を作成した.またすべての語彙に豊富な用例がついている,3万4000に反ぶ語彙項目を収載する辞書を編纂した.これらの研究によって,ケセン語による文学の創出が可能になり,多くの作品群を生み出した.方言差別による劣等感に悩んできた気仙衆は大きな勇気と誇りを回復している.ケセン語による詩作,歌曲の創作,ケセン語演劇の劇団の活動,ケセンそのものについての数多くのテレビ・ラジオ番組などが次々に生まれ,最近はギリシャ語原典から直接ケセン語に翻訳された,朗読CDつきのケセン語訳新約聖書も発行されている.文字は文化を発展させるのだ.
  • 佐々木 由美子
    東京未来大学研究紀要
    2023年 17 巻 71-82
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    ジャーナル フリー

     『つるばら村のパン屋さん』(講談社、1998)を第一冊とする「つるばら村」シリーズは、茂市久美子の人気シリーズである。つるばら村の豊かな自然の中で繰り広げられる物語は、幻想的で優しくあたたかく、現実と非現実とが渾然一体となった独自のファンタジー世界が構築されている。「つるばら村」シリーズをはじめ、茂市の児童書作品においては、お店やさんが中心となって展開しているものが6割以上に上る。 本論では、つるばら村に登場するお店やさんや、そこで扱われるモノを中心に、お店やさんが果たす役割や、つるばら村というファンタジー世界のあり方、作品世界のあたたかさ、やさしさ、癒しがどこから生まれてきているのかについて考察した。

  • 田中 祐輔, 川端 祐一郎
    日本語教育
    2018年 170 巻 78-91
    発行日: 2018年
    公開日: 2020/08/26
    ジャーナル フリー

     日本語教科書作成の際に語彙がどのように選択されているかについて,明らかになっていることは少ない。教科書掲載語は,想定する学習者のレベルや,現実の日本語使用場面における実用性を考慮して,また既存の教科書を参考にするなどして総合的に選定されているものと考えられるが,実際にどのような選択傾向が存在しているのかについての,横断的かつ定量的な研究は行われていないのが現状である。本研究では,日本語教科書における語彙選択の傾向を把握するための基礎的分析として,戦後に発行された初級総合教科書のうち各年代を代表する教科書の掲載語を集計し,時代ごとの変化や教科書間の類似・相異度などについて定量的な評価を行う。また,そこで明らかになった語彙選択の傾向がもたらされた要因についても,データベースなどとの照合を通じて考察を加える。

  • 芳賀 美幸
    社会情報学
    2024年 12 巻 3 号 37-53
    発行日: 2024/03/01
    公開日: 2024/04/09
    ジャーナル フリー

    本研究の目的は, 刑務所で受刑者の社会復帰支援を目的に放送されているラジオの音楽リクエスト番組における, リスナーが番組の聴取とメッセージの投稿を通じて番組に参加する意義と, DJとリスナー間のコミュニケーションの様相を明らかにすることである。名古屋刑務所豊橋刑務支所で放送されている番組「リクガメ」を対象として, 受刑者の聴取実態について質問紙調査を実施し, 受刑者とDJにインタビューを行った。結果をナラティヴ・アプローチとケア・コミュニケーションの視座から考察したところ, (1)リスナーはメッセージの投稿を通じて, 自身の生活や人生を省察し, 自己の物語を作り上げていると示された。この時, メッセージテーマとリクエスト曲が, 物語の筋立てを手助けしていた。さらに投稿者だけでなく, 聴いているだけのリスナーも, 他者の物語を自身に照らし合わせ, 自らの物語を更新する手がかりとしている可能性が示唆された。(2)DJとリスナー間のコミュニケーションは相手に対する承認が基本にあり, リスナーの語りを後押ししていた。語り手にとって自己の物語を語り, 他者に承認されることは, 自己を肯定されることの喜びや安心感を与えてくれるとともに, 犯罪や暴力の連鎖から抜け出して新たな自己を生きる手助けとなる可能性を有しているという点で, ケアにつながる可能性がある。本研究は, 社会から孤立しがちな受刑者をケアし, 包摂するメディア・コミュニケーションの可能性を示した。

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