2020年5月31日時点で、文化庁の美術・工芸品に関する重要文化財等は10,772件である。これらのデジタル典拠は年々増加している。筆者は2010年以降、日本美術に関する作品、用語、流派についてデジタル典拠を調査し、現状を分析してきた。本稿では宝物として伝来された「美術工芸品」を焦点に用語体系、すなわち、シソーラスを考える。
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