ガス(液体)クロマトグラフのデータ処理装置に,マイクロプロセッサーを適用,小形で安価ではあるが,コンピューターシステムに近い高性能なデータ処理装置が開発できた.
本装置は,主としてアナログディジタル変換器,マイクロプロセッサー,半導体メモリー,
カセットテープ
メモリー,表示装置などで構成されている.
カセットテープ
を128k語の補助メモリーとして使用し,データ処理に必要なプログラムなどはすべてこのテープに入れておき,分析に必要なものだけをその都度半導体メモリーに自動的に移し替えて使用する方式を採ることにより,データ処理装置の機能を大幅に拡大することができた.
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