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クエリ検索: "ザ・ビッグスポーツ"
9件中 1-9の結果を表示しています
  • ─PA200の信頼性と乗り直し動作における姿勢再現性の検討─
    加納 弘崇
    理学療法学Supplement
    2012年 2011 巻
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/08/10
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに、目的】 姿勢測定は、臨床における理学療法評価として非常に重要であり、結果に対する指導は欠かす事ができない。しかし、臨床では視覚による主観的な評価に頼っているのが実情であり、日々の臨床に於いて使用可能な簡便、安価な評価機器が求められる。姿勢測定器PA200(
    ビッグスポーツ
    社製)は、持ち運びができ、ある程度の空間があれば、被験者の姿勢を簡便に測定できる。評価結果はすぐに画面上の表示とプリントアウトも可能で、簡易評価としてはとても有用性が高い。しかし、前面・後面・両側面を撮影する為に、3度向きを変える必要があり、その時の姿勢評価の再現性は十分に検討されていない。今回、PA200における評価の信頼性を検討する為、VICON MX(vicon motion system社製)による姿勢評価と比較検討したので報告する。【方法】 姿勢測定器PA200とVICON MXとを用いて同一立位姿勢を計測し、それぞれの計測指標を基に計測値の差について検討した。計測は、PA200の計測手順に則り、前面、左側面、後面、右側面の順に3回計測、それぞれの計測指標となるランドマーク位置を比較した。PA200におけるランドマークは、(1)眉間中心左右移動距離・(2)喉元左右移動距離・(3)左右大結節上下差・(4)臍左右移動距離・(5)左右上前腸骨棘上下差・(6)左右上後腸骨棘上下差・(7)C7左右移動距離・(8)耳穴前後移動距離・(9)大結節前後移動距離・(10)大転子前後移動距離・(11)外果前後移動距離とした。対応するVICON MXにおけるランドマークをplug-in gaitのマーカーセットから(1)前頭部マーカー中心の左右移動距離・(2)胸骨丙マーカーの左右移動距離・(3)左右肩マーカー上下差・(4)対応なし・(5)左右上前腸骨棘マーカー上下差・(6)左右上後腸骨棘マーカー上下差・(7)C7マーカー左右移動距離・(8)前額部と後頭部のなす中心点の前後移動距離・(9)肩マーカー前後移動距離・(10)股関節中心前後移動距離・(11)足部中心前後移動距離とした。両群の比較は、対応のあるt検定を用いて有意水準を5%として検討した。またPA200とVICON MXにおける再現性の確認として、それぞれの3回の計測値から級内相関係数ICC(1,1)を求めた。【倫理的配慮、説明と同意】 対象者には本研究の趣旨と内容,得られたデータは本研究の目的以外には使用しない事,および個人情報の漏洩に注意する事について説明し,理解を得た上で協力を求めた。また,本研究への参加は自由意志であり,被験者にならなくても不利益にならない事を口答と書面で説明し,同意を得ている。【結果】 両群間のランドマーク位置の比較では、(1)・(2)・(3)・(5)・(6)・右側(9)・両(10)・両(11)において、有意差がみとめられた。ICCでは、PA200において、(7)、(8)がslight。(2)がfair。(1)、(6)、(8)、(9)、(10)においてmoderate。(3)、足圧の右前、左前、右後、左後においては、substantial。(5)、(11)においては、almost perfectとなっており、殆どのランドマーク間で再現性のある傾向がみられた。また、VICON MXでは(2)にてfair、(8)にてmoderateとの結果が出たものの(11)では、substantial。他の部分では、almost perfectとなっており、再現性が確認された。【考察】 武井等によれば、VICON370での計測に於いて、その計測誤差は0.1mmと報告している事から、今回はVICON MXの精度を基準として考えてみると、結果において有意な差が認められた部位があっと事は、PA200の計測精度による問題と考えられる。PA200では、1024×768画素の写真に写った各身体ランドマークを視覚的に判断して位置を求めていく為、ランドマーク位置のズレや誤差が生じたと考えられた。しかし、PA200とVICON MXのそれぞれの再現性をICCにて確認したところ、殆どのランドマークにて再現性の確認が行えた。特にVICON MXにおいては、殆どのランドマークにて再現性が高かった。これらにより、3回の足圧計への乗り直しを行っても、被検者の姿勢の再現性が高い事が示唆された。しかし、PA200においては、頭部付近やC7、胸骨丙がVICON MXにおいては、頭部と胸骨丙において再現性の低下がみられた。これらは、より上部にある部位である為に、3回の計測間における身体位置変移がより大きく影響した為ではないかと考える。今回、PA200における計測信頼性について検討を行ったところ、計測精度はVICON MXに比べ低いものの、再現性は良好である事が確認された。また、PA200は設置から計測、結果の算出まで数分で可能である事から、臨床現場における姿勢評価指標として有効活用が可能であると考えられた。【理学療法学研究としての意義】 持ち運び可能な姿勢測定器PA200の特性を知る事で、臨床現場における簡便な姿勢評価と、姿勢改善指導への活用が可能となると考えている。
  • 地域一体型生活習慣病予防・介護予防システム
    *加納 弘崇
    東海北陸理学療法学術大会誌
    2011年 27 巻 P-080
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/12/22
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】経済産業省が進める「医療・介護等関連分野における規制改革・産業創出調査研究事業」の一環として、高齢者における介護予防を目的とした運動・食事指導の中で、介護予防事業における介護予防教室のための運動プログラムの作成と指導に関わったので、介護予防教室の有効性とサービス事業としての汎用性とを確認する為の調査を行った。 【方法】対象は、参加希望をされ全3回利用された65歳以上の方で、平均年齢69.5歳の高齢者30名(男性15名、平均身長161.8±3.6、平均BMI=24.1±1.51。女性15名、平均身長=151.6±5.7、平均BMI=23.7)を対象とした。高齢者における介護予防を目的とし、週1回の運動指導を3週間行い、その前後における運動効果と意識調査の結果を検証した。運動指導の内容は、グループエクササイズの中で、日常生活上の動作である跨ぎ動作や物拾い動作、膝痛予防のための膝の使い方の指導や腰痛予防のための姿勢指導を行い、サーキットトレーニングにより、実際の動きの中で上記動作を行った。また、ズボンゴムを用いて体幹屈曲・伸展筋群、股関節屈曲・伸展筋群、膝関節屈曲・伸展筋群の筋力トレーニングを行った。これらゴムでの筋力トレーニングは、ホームエクササイズとしても指導した。運動効果検証のための運動機能の測定項目は、握力・開眼片脚立ち・10m歩行・姿勢測定とし、握力は、徒手筋力計(アニマ社製)、姿勢測定は、姿勢測定器(P-2000:
    ビッグスポーツ
    社製)を用いた。姿勢測定器では、足圧を左右前後4か所における割合と耳穴・上前腸骨棘・第五中足骨粗面でなされる角度(耳棘足角)を計測した。また、教室前後における各種運動機能変化を検討するための統計処理は、各種運動機能の変化に対しては、対応のあるt検定を用いて有意水準を5%とし、教室前後を比較した。なお、対象者には本事業の趣旨と内容、得られたデータは本事業の目的以外には使用しないこと、および個人情報の漏洩に注意することについて説明し、理解を得た上で協力を求めた。また、本事業への参加は自由意志であり、被験者にならなくても不利益にならないことを口答と書面で説明し、同意を得ている。 【結果】教室に対する満足度は、満足されているが95.3%、有料化されたとしても65.1%の方が利用したいと答えている。事前測定結果:収縮期血圧141.5±23.5mmHg、拡張期血圧82.1±13.1mmHg。10m歩行5.77±1.35秒、片脚立位48.2±18.4秒、握力(右)31.5±8.7kg、握力(左)30.1±10.1kg。姿勢測定:足圧右前41.17±16.25%、左前44.20±17.07%、右後57.46±16.17%、左後57.17±15.78%とやや後方重心傾向がみられた。事後評価:収縮期血圧127.8±16.7mmHg、拡張期血圧76.4±11.4mmHg。10m歩行5.10±0.81秒、片脚立位51.7±15.9秒、握力(右)32.1±11.3kg、握力(左)30.3±11.0kg。姿勢測定結果;足圧右前50.46±11.48%、左前53.29±12.72%、右後49.54±11.48%、左後46.93±12.31%と事前と比べ、重心位置がより中心へ有意に近づいた。 【考察】全般的に運動モニターに対する満足度は高く、体力測定の結果としても10m歩行において有意な向上がみられた。また、姿勢測定器における安静時立位の足圧分布結果からも後方重心傾向からより中心点へ重心位置が移動している傾向がみられた。運動の効果としては、後期高齢者を対象とした先行研究においても、週2-3回の運動頻度での筋力トレーニングの有効性は報告されており、1)~2)永井ら4)は、機能維持するための最低限の運動頻度として,週2-3 回以上の運動が必要であるとしている。また、Vincent3)によれば、筋力を維持することを目的とするならば,週1 回の頻度でも可能ともされている。本事業では、週1回の教室であったが、運動モニターにおける運動目的も理解されており、自宅における自主トレーニングを週3回以上行われた方も多くあり、教室の時間だけでなく、自主トレーニングの効果も大きく影響していると考えられる。参加された方において、運動に対する意欲は高く、体力を改善や肩・膝・腰痛を改善させたいと考えている方が多くみられた。これらの事も、運動に対する精神的要因が大きく作用し、自主練習や教室で行われた、運動指導の内容を自己確認できていたと考えられる。モニター教室では、主に日常生活上の身体の使い方や痛みの予防改善方法として姿勢指導も取り入れていることもあり、姿勢の改善と痛みの軽減効果もみられている。有料化されたとしても65.1%の方が利用したいと言われており、汎用性の可能性も示唆されている。
  • 3年間の縦断的検証
    加納 弘崇
    理学療法学Supplement
    2017年 2016 巻 P-YB-22-3
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/24
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに,目的】

    身体機能と姿勢との関係について検証された研究は少ないが,身体機能と姿勢ともに加齢の変化との関係については,重要と考えられている。そこで,3年間以上施設に通所している高齢者の体力測定と姿勢測定の結果を用いて身体機能と姿勢との関係についての検討を行った。

    【方法】

    対象は,H21年4月からH27年10月の間で3年以上施設を利用されている利用者で男性6名(初回平均年齢66.33歳,平均BMI25.39,脳梗塞3名,脊髄小脳変性症1名,脊椎狭窄症1名,パーキンソン病1名),女性4名(初回平均年齢79.50歳,平均BMI25.36,脳梗塞2名,圧迫骨折1名,人工股関節1名)。身体機能は,HUR社製のマシンとパフォーマンスレコーダーにて,股関節外内転,左右体幹回旋,左右leg press,左右膝伸展・左右膝屈曲の各筋力。takei社製の握力計にて,握力を測定。開眼片脚立ち保持時間(片脚立ち),10m歩行,Timed Up and Go test(TUG)を計測した。姿勢測定は,(株)

    ビッグスポーツ
    社製のPA200を用い,前額面では,眉間,両肩峰,喉元,臍,両上前腸骨棘,両膝蓋骨中心,両足関節中心を指標とし,矢状面では,耳穴,C7,肩峰,上前腸骨棘,上後腸骨棘,大転子,外側上顆,第五中足骨粗面を指標とした。初回と2年目,3年目の10m歩行と左右TUGの測定値の差と同様の体力測定値と姿勢測定値の差とを相関関係をピアソンの積率相関係数を用いて検討した。

    【結果】

    初回-2年目では,左右leg press,右膝伸展,片脚立ち,右TUG,10m歩行にて有意な改善がみられ,初回-3年目では,左右leg pressにて有意な改善がみられた。また,骨盤回旋や大転子,眉間が正中線に有意に近づいた。10m歩行との相関関係がみられたのは,初回-2年目では,左レッグプレス(r=0.40)と大転子(r=0.49)。初回-3年目では,大転子(r=-0.64),眉間(r=-0.43)であった。右TUGでは,初回-2年目にて左TUG(r=0.90)と10m歩行(r=0.72),初回-3年目で左TUG(r=0.95)と10m歩行(r=0.92),片脚立ち(r=-0.40),大転子(r=-0.74),眉間(r=-0.50)であった。左TUGでは,初回-2年目にて10m歩行(r=0.95),初回-3年目にて片脚立ち(r=-0.50),大転子(r=-0.57),眉間(r=-0.44)であった。

    【結論】

    過去の文献から,首背角度と筋力量,最大歩行速度や6分間歩行と腰椎前彎角に有意な相関が認められ,大腿四頭筋等の膝伸展筋力と腰椎前彎角との関係にも負の相関が認められている。本研究も,10m歩行とleg pressとに正の相関が,10m歩行と大転子,10m歩行と眉間,左右TUGと大転子,左右TUGと眉間とに負の相関が認められ,大転子や眉間が正中線に近づく事により10m歩行やTUGの測定値が向上されたと考えられ,大転子や眉間の位置が歩行速度や機能的移動能力といった身体機能に影響を及ぼす可能性があり,姿勢の評価や指導も効率的な身体機能の改善に期待できると示唆された。

  • *加納 弘崇
    東海北陸理学療法学術大会誌
    2012年 28 巻 P-15
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/01/10
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに】 東海市より二次予防教室を受託し、3ヶ月を1期とした教室を3期行い、利用者の意識調査と体力測定結果の比較検討を行った。
    【対象】 当教室を3ヶ月間利用された平均年齢71.2歳の44名(男性25名、平均身長164.0㎝、平均BMI23.7、女性19名、平均身長148.7㎝、平均BMI24.5)を対象とした。また本研究の趣旨と内容、得られたデータは本事業と本研究の目的以外には使用しない事、個人情報の漏洩に注意する事について説明し、理解を得た上で協力を求めた。また本研究への参加は自由意志であり、被験者にならなくても不利益にならない事を口答と書面で説明し同意を得ている。
    【方法】 指導内容は、跨ぎ動作や物拾い動作、腰や膝痛予防の為の姿勢指導とHURマシン・ズボンゴムを用いた筋力トレーニングを行った。運動効果検証項目は、握力・開眼片脚立ち・10m歩行・膝伸展・屈曲筋力・姿勢測定とし、握力は、徒手筋力計(アニマ社製)、HURマシン(インターリハ社製)により膝伸展・屈曲筋力を測定。姿勢測定は、姿勢測定器(PA-200:
    ビッグスポーツ
    社製)を用いた。PA-200では、足圧の左右前後4か所における割合と前額面上の眉間中心・喉元・臍の中心線からの距離、矢状面上の耳穴・左右大結節・左右大転子の中心線からの距離、耳穴・上前腸骨棘・第五中足骨粗面でなす角度を計測した。また教室前後の運動機能変化を検討する為の統計処理は、対応のあるt検定を用いて有意水準を5%とし教室前後を比較した。
    【アンケート内容】 事後アンケート:1. この教室に参加されたきっかけ。2. この教室に参加されて。3. 体調・体力に変化はありましたか。4. このような教室にまた参加したいと思いますか。5. この教室についての自由記載。の5項目。
    【結果】 体力測定:全ての測定項目にて改善や改善傾向がみられた。
     姿勢測定:眉間・喉元・臍・上前腸骨棘・右膝・C7・上後腸骨棘・右耳・左大結節が中心方向に移行したが、足圧計に関しては、有意差はみられなかった。
     アンケート結果:「とても良かった」と「良かった」と合わせて96%と高い満足度がみられ、参加されて良かった点としては、「元気になった」が62%、「友達ができた」「生活リズムができた」が13%と続いていた。体調・体力に変化を感じられた方は93%、その内「動作が楽になった」は41%、「姿勢が良くなった」が23%と続いた。
    【考察】 利用者の96%が「とても良かった・良かった」と満足度は高く、体力測定の結果も全ての項目において改善や改善傾向がみられた。また姿勢測定も、多くの項目で改善傾向がみられた。先行研究では、機能維持する最低限の運動頻度を週2-3回以上の運動が必要であり、筋力維持が目的であれば、週1回の頻度でも可能としている。本事業では、週1回の教室であったが、自主トレーニングを行われた方もあり、その効果も出ていると考える。また運動意欲が高く精神的要因も作用し、自主練習や教室の運動や姿勢指導の内容を自己確認できていたと考える。また96%の参加者が、今後もこのような教室に参加したいとされ、教室のみで定期的な運動習慣が終わるのではなく、運動の継続に対して支援ができるようにしていきたい。
  • 石井 貴弥, 原 毅, 井川 達也, 四宮 美穂, 西村 晃典, 出浦 健太郎, 櫻井 愛子, 草野 修輔, 三浦 弘規, 久保 晃
    理学療法科学
    2016年 31 巻 1 号 43-48
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/03/05
    ジャーナル フリー
    〔目的〕周術期頭頸部がん患者の手術前,手術2週後,手術1ヵ月後の手術側肩甲帯機能,主観的機能障害の経時的変化と両者の関係を検討することとした.〔対象〕周術期頭頸部がん患者15名(平均年齢56.7 ± 11.1歳,男性13名)とした.〔方法〕肩関節自動外転可動域,矢状面立位姿勢における耳孔,肩峰前後距離および頸部屈曲角度を計測した.主観的機能障害は,頸部郭清術後機能評価法を用いた.〔結果〕肩関節自動外転可動域と肩峰前後距離では,手術前と手術2週後および手術前と手術1ヵ月後に有意差がみられた.また手術2週後の肩峰前後距離が多くの主観的機能障害と有意に関連していた.〔結語〕頸部郭清術後の主観的機能障害をアウトカムにした場合,肩関節自動外転可動域に加えて立位姿勢を含めた多角的評価の必要性が示唆される.
  • 体力科学
    2008年 57 巻 6 号 780-786
    発行日: 2008/12/01
    公開日: 2009/04/29
    ジャーナル フリー
  • 体力科学
    2007年 56 巻 6 号 696-703
    発行日: 2007/12/01
    公開日: 2008/02/01
    ジャーナル フリー
  • 日本顎変形症学会雑誌
    2022年 32 巻 2 号 162-231
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/08/06
    ジャーナル フリー
  • 日本助産学会誌
    2014年 27 巻 3 号 1-272
    発行日: 2014年
    公開日: 2021/03/09
    ジャーナル フリー
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