Basic Cenozoic geological data for the studied area in the Sakhalin Island such asroute maps showing sampling points, and columnar sections showing sampling horizons were compiled. The area studied are the Makarov and Korsakov regions of southern Sakhalin, and Shmidt Peninsula at northwestern Sakhalin. Micro-fossil biostratigraphy, geo-chemical analysis, and K-Ar dating were studied. As a result, the Oligocene/Miocene boundary, tectonic event and climatic fluctuation are discussed based on the newly established geologic age. The Cenozoic paleoenvironment related to the Pacific Ocean gateways is also discussed from the viewpoint of molluscan fauna.

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本稿では、筆者自身が見学した朗読の授業を事例として、朗読できなかった或る子どもが朗読できるようになる過程で、いかなる成長を遂げたのかを検討した。その際、ブーバーの思索を導きとすることにより、朗読できない時の子どもは、自己と世界の存立が脅かされるつらさを蒙っていることが指摘され、このつらさを子どもが乗り越えようとする時、子どもにとっての他者である教師が全身全霊を傾けて子どもと向き合い、関係の中に入ることにより、子どもの自己生成が誘発されることが示唆される。

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本研究は，発達障害児の抱える対人相互交渉困難に対するやりとりの援助場面における音楽の効果について実証的に検討したものである。対象児は療育機関に通う就学前の発達障害児18名とその担当セラピストであった。活動的音楽提示・静的音楽提示・音楽なしの3条件間における子どもの行動評定と担当セラピストの子どもについての意識性を変数とした。対象ペアを実験場面での活動からanimated群とcalm群の2群に分類し，子どものコミュニケーションレベルに応じて高群と低群の2群に分けた。4群による3条件間の比較の結果，音楽は子どもに対しては活動の性質との関係で相互交渉行動に影響を与え，セラピストに対しては担当児のコミュニケーションレベルとの関係で情動面に影響を与えることが示された。音楽はやりとりの始発者となりやすいセラピストの情動的反応に応じて，2者の相互交渉に影響を与えていることが示唆されたことから，セラピストにとっての音楽の感じ方をより詳細に検討することが課題の一つとして挙げられた。

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