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クエリ検索: "マレーグマ"
55件中 1-20の結果を表示しています
  • 浜坂 一良, 三谷 節生, 内野 富弥
    家畜の心電図
    1979年 12 巻 12 号 47-50
    発行日: 1979年
    公開日: 2010/07/06
    ジャーナル フリー
  • 大沼 学
    日本野生動物医学会誌
    2004年 9 巻 1 号 1-8
    発行日: 2004年
    公開日: 2018/05/04
    ジャーナル フリー
    絶滅危惧種を飼育下で繁殖させることは,種の保全を行う上で重要な手法となっている。本研究では,現在マレイシア国サラワク州において飼育下にある21頭のマレーゲマ個体群が今後維持可能かどうかを個体群存続可能性分析(population viability analysis : PVA)により評価した。 PVAを行うためにはマレーゲマの繁殖学的情報と遺伝学的情報が不足していた。そのため,はじめにメスの繁殖周期を観察するとともに,ミトコンドリアDNAの塩基配列を指標とした系統の分析とマイクロサテライト座位の多型を指標とした遺伝的多様性評価を実施した。その結果
    マレーグマ
    は生息地域では雨季に同調して繁殖している可能性が高いこと,この飼育個体群は飼育下繁殖を実施する場合の創設集団として利用できるほどの遺伝的多楡|生を保持していることが明らかとなった。これらの新知見を加えてPVAを実施した結果,メス1頭を5〜10年間隔で補充する必要はあるが,既存の施設や現地の飼育管理技術を利用して現在の個体数を維持しながら80%以上の確率で個体群を維持できるということが明らかとなった。したがって,飼育個体群を維持することは,マレイシア国サラワク州における
    マレーグマ
    の保護策のひとつとして考慮するべきであると考えられた。
  • 松林 尚志
    海外の森林と林業
    2012年 85 巻 55-
    発行日: 2012/09/25
    公開日: 2021/03/02
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 茅野 里香, 下村 幸治, 藤井 秀樹, 高見 一利, 加瀬 ちひろ
    日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌
    2016年 52 巻 1 号 64-
    発行日: 2016/03/25
    公開日: 2017/02/06
    ジャーナル フリー
  • 中馬 昌平, 堀 浩, 大阪 豊
    獣医麻酔
    1978年 9 巻 61-63
    発行日: 1978/04/01
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 考一
    マレーシア研究
    2023年 12 巻 161-165
    発行日: 2023年
    公開日: 2025/06/20
    ジャーナル フリー
  • *久世 濃子, 河野 礼子, 蔦谷 匠, 金森 朝子, 井上 陽一, 石和田 研二, 坂上 和弘
    霊長類研究 Supplement
    2018年 34 巻 B24
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/11/22
    会議録・要旨集 フリー

    オランウータン(Pongo属)は,大きな体(雄:80kg,雌40kg)で樹上から下りることがほとんどないので,他の霊長類に比べて捕食のリスクが小さいと考えられている(Wich et al. 2004)。本研究では,野生オランウータンの頭骨を対象に,法医学的手法を用いて,中大型哺乳類に攻撃された可能性を検証した。対象の頭骨(頭蓋冠のみ:顎骨と歯は消失)は,ボルネオ島北部マレーシア領サバ州のダナムバレイ保護区内の熱帯雨林の林床で,2016年発見された。頭骨には側頭部に複数の損傷(貫通穴)が見られ,動物による咬傷の可能性が考えられた。主要な2つの穴の穴間距離(A)および,アタッカー候補である4種の上顎犬歯間距離(B)を測定した。アタッカー候補として,同所的に生息している中大型の肉食もしくは雑食(動物性食物を摂取した報告がある種)の哺乳類,ウンピョウ(Neofelis diardii),ヒゲイノシシ(Sus barbatus),

    マレーグマ
    Helarctos malayanus),ボルネオオランウータン(Pongo pygmaeus)の頭骨標本(博物館等に所蔵)を用いて,Bを測定した。穴間距離A:35mmに最も近似していたのはウンピョウ(B:27.9-33.0, n=3)だった。ヒゲイノシシ(74.5-163.5 n=13),
    マレーグマ
    (64.7-76.1, n=2),ボルネオオランウータン(69.1-74.2 n=3)はAに対して大きすぎ,犬歯2本で同時に噛むことで,陥没穴を形成する可能性は非常に低いと考えられた。さらに飼育下のウンピョウに,オランウータンの頭蓋とほぼ同じ大きさの樹脂性のボールを与えて,噛むことができるかを確認する実験を行った。また,損傷のあるオランウータン頭骨のサイズと,蝶後頭軟骨結合の状態を,他のオランウータンと比較し,性別と年齢クラスを推定した。その結果,高齢のオトナ雌である可能性が最も高いと考えられた。さらに他の調査地でも,オトナがウンピョウに襲われたと推定される事例が2例あることも判明した。今まで,ウンピョウはオランウータンの未成熟個体しか襲わないと考えられていたが,成熟個体も襲われる可能性があることが明らかになった。

  • 松本 隆史, 深見 克哉, 三島 美佐子
    産学官連携ジャーナル
    2015年 11 巻 1 号 34-35
    発行日: 2015/01/15
    公開日: 2024/03/29
    ジャーナル フリー
  • 安間 繁樹
    平岡環境科学研究所報告
    1988年 1 巻 79-88
    発行日: 1988/10/03
    公開日: 2024/12/25
    ジャーナル オープンアクセス
    Dipterocarpus forest in Bukit Soeharto, Borneo was surveyed in 1986 and 1987. Some 80 species of mammals are estimated to live in this preserved forest (about 270km2) and this number of species is considerably larger than that in other area. The richness of mammalian species in this preserved forest is probably caused by the fact that (1) there is no other well preserved forest around Bukit Soeharto, (2) the forest area is continuously covered by well developed crown layer, though it was seriously damaged by fire in 1982/1983, and (3) the condition of this preserved forest provides variously protected habitats for mammals.
  • *金森 朝子, 山崎 彩夏, 久世 濃子, 半谷 吾郎, BERNARD Henry, MALIM Peter T., WONG Siew Te, 幸島 司郎
    霊長類研究 Supplement
    2011年 27 巻 P-17
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/08
    会議録・要旨集 フリー
     オランウータンが棲息する東南アジアの熱帯雨林では、2-10年に1度、多くの樹種が一斉に開花・結実する「一斉結実」と呼ばれる現象がおき、果実生産量が大きく変動する。したがって、果実食性の強いオランウータンがこの果実生産量の大きな変化にどう対処しているかを理解することは彼らの生態理解や保全に重要であるが、まだ情報は少ない。
     そこで本研究では、オランウータンの中でも最も果実生産量の変動の大きな地域に生息する亜種(Pongo pygmaeus morio)を対象に、オランウータンの個体群密度と果実生産量の関係を分析することを目的に調査を行った。調査では、ボルネオ島サバ州・ダナムバレー森林保護区内にある観光用宿泊施設(Borneo Rainforest Lodge、以下BRL)周辺の調査地内に、総延長10kmの調査トレイルを設け、3回の一斉結実期(2005年、2007年、2010年の毎6-9月)を含む5年間(2005年3月-2010年12月)、ネスト(巣)センサスと落下果実センサスを行なった。
     本調査地では毎月のネスト(巣)のサンプル数が少ないため、「毎月新たに発見されたネスト数」を個体群密度の指標とした。オランウータンのネスト数は、月平均N=16.7であったが、2005年の一斉結実時では最大N=73、2007年の一斉結実時ではN=35、2010年の一斉結実期ではN=35に増加した。ネスト数と落下果実量との有意な相関関係は見られなかったが、3度の一斉結実期の果実量ピークはネスト数のピークとおおよそ一致した。
     本調査地から約11km離れたDanum Valley Field Centre(以下DVFC)で記録された2005年-2008年の果実生産量を、本調査地(BRL)の果実生産量と比較した結果、BRLで果実生産量が著しく増加し最もネスト数が多かった2005年の一斉結実期には、DVFCでは著しい果実生産量の増加は見られなかったのに対して、BRLのネスト数が2005年の約半数だった2007年の一斉結実期(N=35)には、BRLとDVFCの双方で果実生産量が増加していたことがわかった。
     これらの結果から、果実生産量にはかなりの局地的なばらつきがあり、オランウータンは果実量の少ない地域から多い地域へ、果実を求めて流入および流出したことが示唆された。このような移動は、果実量変動の大きい東南アジアの熱帯雨林で生きるために必要な行動であると考えられる。
  • *金森 朝子, *久世 濃子, *山崎 彩夏, *バナード ヘンリー, *マリム・ティトル ペーター, *半谷 吾郎
    霊長類研究 Supplement
    2013年 29 巻 P-42
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/02/14
    会議録・要旨集 フリー
     ボルネオ島マレーシア領サバ州北東部に位置するダナムバレイ森林保護区は,第一級保護林に指定されている低地混交フタバガキ林である.保護区内にある観光用ロッジ Borneo Rainforest Lodge周辺2平方 kmでは,エコツアーのガイドや観光客によって豊富な動物相が確認されており,今後はエコツーリズムだけでなく学術研究や学習活動の利用が期待されている.しかし,これまでに生息相の把握を目的とした本格的な調査は行われておらず,基礎的なデータ整備を行う必要がある.そこで,本研究ではカメラトラップ法による調査を実施した.また,調査期間中には,数年に一度爆発的な果実量の増加をひきおこす一斉結実が起こった.哺乳類相の季節変化についても知見を得たのであわせて報告する. 調査方法は,赤外線センサーを内蔵した自動撮影カメラを,調査地内にあるトレイル 8本(計11km)に 500m間隔で 20台設置した.カメラは,常に 20台が稼働するように,約 1ヶ月間隔でカメラ本体もしくは SDカードと電池交換を行った.調査期間は,2010年 7月から 2011年 8月までの約 14ヶ月間,総カメラ稼働日数は 6515日であった.その結果,少なくとも 29種の哺乳類が撮影された.もっとも高い撮影頻度指標(RAI)の種は,順にマメジカ 0.11(撮影頻度割合の33.8%),ヒゲイノシシ 0.07(24.3%),スイロク0.02(7.5%)だった.その他,撮影頻度は低いものの,ボルネオゾウ,オランウータン,
    マレーグマ
    ,ビントロン,マーブルキャット,センザンコウなどが撮影された.また,一斉結実期には,マメジカ,ヒゲイノシシ,スイロクの RAI値と果実量の増加に正の相関がみられた.ヒゲイノシシは,一斉結実期よりコドモを連れた親子の写真が増加する傾向がみられた.これらの結果を用いて,本調査地の哺乳類相と一斉結実による影響を詳しく紹介する.
  • *半谷 吾郎, STEVENSON Pablo, VAN NOORDWIJK Maria, WONG Te Siew, 金森 朝子, 久世 濃子, 相場 慎一郎, CHAPMAN Colin A., VAN SCHAIK Carel
    霊長類研究 Supplement
    2011年 27 巻 A-11
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/08
    会議録・要旨集 フリー
     動物の数と多様性の決定要因を明らかにすることは、動物生態学の根幹の一つである。食物の量が霊長類の数や多様性と相関があることはよく知られているが、食物の利用可能性は季節的に変動する。季節性の影響を検討した研究のほとんどは、食物利用可能性の季節性を直接検討しておらず、雨量の季節性など、間接的な指標を用いていた。霊長類を対象としたこれらの研究では、季節性の明瞭な影響は見出されておらず、年間の食物の総量と、季節性の大きさの両方の影響を検討した研究はこれまでほとんどなかった。
     本研究では、文献検索とわれわれの未発表資料のメタ解析を通じて、アジア、アフリカ、中南米の16の霊長類群集を対象に、果実の年間の総生産量と、果実生産の季節性が、果実食霊長類のバイオマスと種多様性に与える影響を明らかにした。果実生産については果実トラップによって集められた、果実落下のデータを用いた。
     バイオマスに関する最適モデルには、年間の総果実量(+)、果実生産の季節性(-)、生物地理要因(旧世界>新世界、大陸>島)が含まれ、これらの要因によってバイオマスの変異の56-67%が説明された。種数に関しては、最適モデルは果実生産の季節性(-)、生物地理要因(旧世界>新世界、大陸>島)が含まれていたが、年間の総果実量は含まれていなかった。最適モデルはデータに見られる変異の34%を説明できた。これらの要因に加え、気象がさらに影響しているかどうかを調べたところ、バイオマスに関しては、気温がさらに付加的に影響していた。
     霊長類は季節性に対するさまざまな適応をしているが、そのような適応は万能ではなく、年間の食物量が同じでも、季節性の大きな環境では、霊長類の数は負の影響を受けることが示された。食物に加えて、気温がさらにバイオマスに付加的な影響を及ぼしていたことから、食物に加えて、体温調節のコストもバイオマスの制限要因になっていると考えられる。
  • 梅田 真樹
    地学教育と科学運動
    2020年 85 巻 48-52
    発行日: 2020/11/25
    公開日: 2021/07/01
    ジャーナル フリー
  • 柳井 徳磨, 酒井 洋樹, 後藤 俊二, 村田 浩一, 柵木 利昭
    日本野生動物医学会誌
    2002年 7 巻 1 号 45-51
    発行日: 2002年
    公開日: 2018/05/04
    ジャーナル フリー
    近年,動物園では飼育技術の向上に伴い,動物の長期生存が可能になり様々な腫瘍性病変に遭遇する機会が増えた。これらの腫瘍性病変を検索し,情報を蓄積することは,ヒトの同様な腫瘍の発生原因を解明するうえで有用である。我々は,ヒト腫瘍との比較のために,ヒトに類縁なサル類の様々な腫瘍,アジア産クマ類の胆嚢癌に着目して症例を蓄積し,データベース化を試みている。以下に概要を紹介する。1) サル類の腫瘍:サル類における腫瘍発生の報告は極めて少ない。動物園で飼育した各種のサル約600例を検索して,13例に腫瘍性病変が認められた。神経系では,カニクイザルの大脳に星状膠細胞腫,消化器系では,ニホンザルの下顎にエナメル上皮歯芽腫,ブラッザグエノンに胃癌,シロテテナガザルおよびボウシラングールの大腸に腺癌が認められた。内分泌系では,ワタボウシタマリンの副腎に骨髄脂肪腫,オオガラゴの膵臓に内分泌腺癌が認められた。造血系では,ニホンザル2例の脾臓にリンパ腫,ハナジログエノンのリンパ節にリンパ腫が認められた。その他,ムーアモンキーの卵巣に顆粒膜細胞腫,ニホンザルの皮膚に基底細胞腫が認められた。これらサルの腫瘍の形態学的特徴は,ヒトの同種のものと酷似していた。2) クマ類の胆嚢癌:動物園で飼育されているナマケグマと
    マレーグマ
    に,胆嚢癌が好発することが知られている。7例のクマ類に発生した胆嚢癌を検索し,その病理学的特徴を調べた。組織学的には管状腺癌の浸潤と線維化が高度である。クマ類の胆嚢癌はヒト胆嚢癌の有用なモデルとなりうると考える。
  • 野崎 英吉
    哺乳類科学
    1985年 25 巻 2 号 2_19-23
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/10/01
    ジャーナル フリー
  • 橋本 幸彦
    哺乳類科学
    1998年 38 巻 2 号 350-352
    発行日: 1998年
    公開日: 2008/07/30
    ジャーナル フリー
  • 松尾 加代子, 竹内 由佳, 常盤 俊大, 高島 康弘
    日本野生動物医学会誌
    2022年 27 巻 2 号 131-137
    発行日: 2022/09/01
    公開日: 2023/01/01
    ジャーナル フリー

    九州の動物展示施設で飼育されていたツキノワグマ小腸からマレー鉤虫Ancylostoma malayanumが検出された。これまでの国内でのクマ科のマレー鉤虫感染報告は動物園のホッキョクグマや北海道の野生のヒグマのみであり,動物展示施設のツキノワグマからは初めての報告である。また,同施設の過去の糞便検査の結果から同施設で飼育されているツキノワグマ,ヒマラヤグマ,ヒグマ,アメリカクロクマに種は不明ながら鉤虫が寄生していることが示された。アメリカクロクマでは全身の筋肉より多数の被嚢した旋毛虫幼虫が検出された。旋毛虫についても国内の動物展示施設で飼育されていたアメリカクロクマからの報告は初めてとなる。

  • 玉谷 宏夫
    哺乳類科学
    2006年 46 巻 2 号 231-232
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/02/01
    ジャーナル フリー
  • 澤崎 坦
    Experimental Animals
    1984年 33 巻 2 号 131-139
    発行日: 1984/04/01
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • −札幌市円山動物園アジアゾーンの新築計画−
    片山 めぐみ, 相内 進, 向井 猛, 柴田 千賀子, 白石 将也
    日本建築学会技術報告集
    2014年 20 巻 44 号 225-230
    発行日: 2014/02/20
    公開日: 2014/02/20
    ジャーナル フリー
    We report on the design aspects and process of the Asia Zone of Sapporo Maruyama Zoo opened in December 2012, and in particular, focusing on the snowy cold region. We accumulated the zoological design perspectives and experiences since the beginning of the Maruyama Zoo restart project started from 2006. The project was advanced through creating a design guidebook for the zoological exhibition that promotes compassion towards animals and anticipation upon meeting them. The ideas of breeding staffs on the design were reflected to draw the characteristic behavior of animals.
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