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クエリ検索: "メソ気象学"
21件中 1-20の結果を表示しています
  • その方法と応用
    小元 敬男
    農業気象
    1966年 22 巻 2 号 81-86
    発行日: 1966/09/30
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
  • 榧根 勇
    地理学評論
    1961年 34 巻 8 号 438-449
    発行日: 1961/08/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    中規模の拡がりをもつ関東平野部における気温分布を取りあげ,それに及ぼす海風の影響を重視して,当地域内に散在する約170ヶ所の区内観測所の資料から, 1958年夏半年の日最高気温分布図を描き比較検討した結果.一般風向により特微的な分布パターンが生じることが判つた.そこで一般風の風向風速により, 3m/s以下(海風型), 3m/s以上の風についてはSW~SSW (SSW型), S~SSE (S型), SE~ESE (ESE型)およびE~ENE (E型) の5つのグループに分類し,各グループの日照率50% 以上の日の中から,特徴的なパターンを示す図のみ10例づっ選び出した.
    海岸線からの距離を考慮して作つた7km間隔のメッシュの各交点における温度傾度を,選び出した50枚の分布図から読み取り,それを各10例つつ合成して, 4, 5, 6, 8, 9図を作成した.各図から一般風向別の海の影響の強弱を知ることができる.それを模式的に表わしたのが第10図である.
    最後に中気候的特徴は,日最高気温の日々変化量によつてもかなり良く表現できることを述べる.
  • 荒川 秀俊, 渡辺 和夫, 土屋 清, 藤田 哲也
    Papers in Meteorology and Geophysics
    1972年 23 巻 3 号 163-181
    発行日: 1972/12/25
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
    亜熱帯性メソサイクロンが各種大気じょう乱の聞で占める位置づけを,その大きさと強さによって求めたところ,温帯性メソサイクロンと弱い熱帯低気圧の中間に在ることがわかった。洋上に発生して,100kmからせいぜい200kmほどの大きさを持った亜熱帯メソサイクロンを既存の地上観測網で捕捉する機会はきわめて少く,したがって,その構造や性質を調べる手掛りはほとんどない。たまたま,1960年9月1日のこと,メソサイクロンが東支那海に発生して北東に進んでいることが名瀬レーダーで発見された。それから一昼夜して,それが九州中部に上陸して消滅するまでの状況をかなり刻明に記録することができたので,このじょう乱が亜熱帯メソサイクロンの良い例では決してないが,このケースを調べることによって,メソサイクロンの一般的構造や性質をうかがうことにした。メソサイクロンは亜熱帯じょう乱としての螺線状降雨帯を持っているが,中緯度に進んで来ると共に,収束の大きな東半円内にある降雨帯で数多くの積乱雲が発生して顕著なメソ高気圧を作ってゆく。ところで,じょう乱の主体であるメソサイクロンのスケールと副産物的なメソ高気圧の大きさと強さが同じオーダーであるために,後者は前者の構造を著しく変えてしまうことが特徴である。また循環が弱いために対称的構造をとることができず,著しい非対称になっていることも特徴といえる。
    限られた高層観測点と山岳測候所で得られた資料の時系列を使って内挿をほどこし,1kmから14kmまでを1km毎に14層の等高度面天気図を作ることによって3次元解析を試みた。その結果として,亜熱帯メソサイクロンへの空気流入量は,巨大積雲のそれと,発達期にある台風への流入量の丁度中間であることがわかった。
  • 小林 文明
    日本風工学会誌
    2003年 2003 巻 97 号 1-3
    発行日: 2003/10/31
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
  • 水文・水資源学会誌
    2002年 15 巻 4 号 440
    発行日: 2002/07/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 観測と理解
    日本農業気象学会局地気象研究部会
    農業気象
    1994年 50 巻 2 号 129-133
    発行日: 1994/09/10
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
  • 小林 文明
    日本風工学会誌
    2016年 41 巻 2 号 77-78
    発行日: 2016/04/30
    公開日: 2016/06/21
    ジャーナル フリー
  • 上田 博
    日本航空宇宙学会誌
    2001年 49 巻 575 号 306-310
    発行日: 2001/12/05
    公開日: 2019/04/12
    ジャーナル フリー
  • 真木 雅之, 栢原 孝浩, 前坂 剛, 加藤 敦, 土屋 修一
    日本リモートセンシング学会誌
    2011年 31 巻 5 号 494-499
    発行日: 2011/11/21
    公開日: 2012/07/04
    ジャーナル フリー
  • 設楽 寛
    東北地理
    1963年 15 巻 1 号 1-6
    発行日: 1963年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    It is important to clarify the concept of a climatic boundary, in order to delimit a region climatically. In this paper, the author discusses on the meaning of climatic boundaries in static climatology and in dynamic climatology. In addition, the problems related to “efficiency”of meso-climatic boundaries are discussed with a conclusion that the concept of climatic boundaries in macro-scale are not always adequate to be applied in meso-climatic studies.
    Since climate should reflect a series of normal weather conditions for each season of the year, an areal extent with common characteristics of weather throughout the year must be a climatic province. That is, a weather boundary in normal conditions in an arbitrary season should be consequently the climatic boundary. On the other hand, different climatic provinces may not always differ in weather characteristics in some seasons. Therefore, in the study of mesoclimatic boundaries the pattern of normal weather conditions should be analysed for each season respectively.
    For that purpose, a detailed investigation in synoptic climatology must be conducted. In addition, the nature of the local wind system should be investigated as it reflects the air mass in meso-scale. This is because the actual boundary, not as delineated by convenience, will be discovered in its relation with substantial phenomena.
  • 大屋 裕二
    日本航空宇宙学会誌
    2001年 49 巻 575 号 299-306
    発行日: 2001/12/05
    公開日: 2019/04/12
    ジャーナル フリー
  • 沖 大幹, 松山 洋, 渡部 雅浩
    水文・水資源学会誌
    1995年 8 巻 5 号 523-529
    発行日: 1995/09/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 日本の雪の研究の現況と問題点
    福井 篤
    地学雑誌
    1964年 73 巻 1 号 1-10
    発行日: 1964/02/29
    公開日: 2009/11/12
    ジャーナル フリー
    今日, 雪氷学と称せられる分野において, 氷の結晶の問題から, 積雪・融雪の物理学的問題に至るまで, 学問的体系をととのえてきたのは, 最近ほぼ10年位の進歩によるものであろう。氷の結晶, 雪の結晶及び降雪現象については, 雲物理学の進農も含めて純基礎的学問の分野で進められてきたが, 積雪現象については, 従来主として応用科学的に取扱われ, 特に産業分野における防災対策上の問題として研究が進められてきた。
    特に, 多雪による大災害の発生を見ると急速にその対策研究が要望され, 昭和9年, 11年, 15年等の大雪年の際は, 農林業・鉄道などの被害が大きく, これらの分野では, 積雪による直接災害に対する対策に必要な調査研究が個々に行なわれるようになった。戦後に至ってやや暖冬の傾向にあった時期においては, 雪に対する研究調査の必要性は, 世間的に認められるところではなかったが, 産業構造の発展によって, 各分野における積は的な対策研究が進められたほか, 積雪現象の純学問的な取扱いがなされるようになってきた。近年に至り, 両者の歩み寄りが次第に深まりつつあるときに当って, 昭和35~36年の新潟における豪雪, そして今回の北陸地方から西日本一帯を襲ったいわゆる38。1豪雪となった。従来の産業分野における十数年にわたる対策研究も相当の効果があったにもかかわらず, 再度大災害をまねく結果になった。このため, 雪害対策について再び大きな話題を呼び, 多くの対策研究の再検討と同時に雪 (この場合降雪積雪現象を対象として) そのものに対する基礎的研究の必要性が論ぜられるようになった。しかしこのことを論じるに当っては, 特に38.1豪雪に際しての災害の実態が何であったか, また今日の雪に関する基礎的研究がどのような現状にあるかを見はめなければならないであろう。
    38.1 豪雪による災害の実態については, 各方面で調査が試みられ, それぞれの分野における被害の様相が発表されているものもあるが, 相互の関連性についての究明がなされていない面もあり, 真の意味の災害の様相がつかみにくい。また一方一般的に雪害というものがどのような形態で発生するかについてもいままで総合的に調査されたものが少なく, 社会科学に立った対策に至っては全く未開発の問題にもなっている。これらの点も考えて, 現在雪国のおかれている地理的社会的条件と雪との相互関係及びこの問題を解決する基礎的な雪そのものに関する研究との連繋について考える必要があろう。このような意味において, 雪に関する研究調査の現況と問題点を述べてみたいと思うが, 積雪学という立場における理論的発展過程については, 本誌の吉田順五先生によって詳しく述べられておるので, ここでは, 主に雪害の防災的見地に立って述べることにしたい。
  • 設楽 寛
    写真測量とリモートセンシング
    1990年 29 巻 3 号 35-42
    発行日: 1990/06/30
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 晋介, 花土 弘, 中川 勝広, 井口 俊夫, 中村 健治, 吉崎 正憲
    情報通信研究機構研究報告
    2002年 48 巻 2 号 53-62
    発行日: 2002年
    公開日: 2019/12/05
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 河村 武
    地理学評論
    1961年 34 巻 11 号 583-595
    発行日: 1961/11/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    この論文の目的はW. C. Jacobsの総観気候学の研究の再考察を行なうことによつて,できるだけ小さいスケールの天気状態の説明を行なうことである.そのために資料の関係から日降水量を取り扱うことを考え,地形との対応が非常に明瞭な日降水量5mm以上となる度数の分布を季節風型天気図について850mbの傾度風向別に求めた.また低気圧による降水については,地上天気図上に表現された低気圧の中心の経路別に整理を行なつた.
    結果は本文中の第3図,第4図に表わされているが,季節風型の揚合には風向が西偏するにつれて多降水域の移動が明らかで,またそれぞれのflow patternの場合につV・てみても降水分布が地形と密接な関係があることが第2図の4OOmまたは60Omの等高線と比較するとわかる.また寒冷前線が通過する場合の降水分布には山地の背後に無降水域が現われる.季節風型の降水分布を地形性上昇流による降水強度の計算値と比較した結果,多降水域が内陸側にずれることが明らかになつた.また,一般流と異なつた局地的な気流の存在が天気の分布にいちじるしい影響があることが,石狩平野上に現われる天気分布の不連続線の例で明らかにされた.最後に総観気候学の月降水量の変動の解析への予察的な考察を行なつた.
  • 山川 修治
    地理学評論
    1980年 53 巻 9 号 574-588
    発行日: 1980/09/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    日本における寒冷前線性降水の地域的・季節的な特徴を明らかにし,降水・雲・風その他の気象要素の解析から,それに働く地形効果を理解することを目ざした.寒冷前線性降水についてその識別方法を設定し,相当温位に着目した分類によって40の事例研究を重ね,結果を帰納的に導き出した.日本海側でその降水量の多くなる確率が高く,風下山麓から太平洋側にかけて無降水になりやすいが,伊豆諸島方面で再び降りやすくなる.また,夏季には特有の降水パターンを生ずる.中央日本についてはメソスケールの観点から事例解析を行ない,寒冷前線の移動速度や降水強度などに与える地形効果,ならびにスコールの発生状況をある程度解明することができた.さらに高層解析により,降水の高率域では前線通過前に南西系の暖湿な下層ジェットが出現しやすいのに対して,低率域ではその出現率が低く,逆に前線通過後の北西系のジェットが比較的出現しやすいこと等の知見を得た.
  • 松崎 健
    砂防学会誌
    1973年 26 巻 1 号 34-40
    発行日: 1973/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 高薮 縁, 上田 博, 隈 健一
    日本リモートセンシング学会誌
    1998年 18 巻 5 号 421-435
    発行日: 1998/12/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    本稿では,科学研究とその応用におけるTRMM観測への期待をいくつかの観点から考察した。大循環の理解・プロセス研究・モデルや予報技術の発展においてTRMMの果たす役割は大きいと考えられる。問題となるのは,観測頻度および今後の観測の継続性である。また,より高緯度域の同様な観測も望まれている。
    今後,TRMMと同様な機能を備えた複数の衛星による継続的な観測が行われることを期待するところである。
  • 藤原 美幸, 青梛 二郎, 椎野 純一, 柳瀬 利子
    Papers in Meteorology and Geophysics
    1974年 25 巻 1 号 23-50
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
    尾鷲は雨の非常に多いところとして知られており,年間4,158mmの雨量,最大日雨量400mmの記録をもっている.ところがこの豪雨は比較的低い降水雲か又は特殊なスペクトルの雨滴から成るのではないかということがレーダー観測者により指摘されるようになり,豪雨のメカニズムについて雲物理的に興味ある問題となった.この問題を主としてレーダ観測によって解明を試みたのがこの研究である.
    観測は1971年8月30日~31日の台風のレインバンドと9月16~21日の停滞前線性しゆう雨の2回について行われたが,前者は瞬間120mm/hrをこえる強雨があったが雲は高く一般性が強いので,この報告では主として後者について解析した結果をのべる.まず垂直ドップラーレーダによる観測とRHIレーダエコーとPPIゲインステップの観測とを比較してしゅう雨のエコー塊が数km~10kmの間隔で存在する雲頂5~6kmの塔状雲群の複合体であるということがわかった.個々の塔状積雲は地表から雲頂近傍まで達する上昇気流柱をもち,その西側に広がった降水域をもっているという立体構造を明らかにした.
    またドップラーレーダーの資料にもとついてそれらの中の上昇気流の分布を推定した.特徴点は下層にもかなり定常的な最大2~3m/s,平均1m/sの上昇流を内蔵した降水雲が共存していることである.すなわち降水成長の構造からいえば塔状雲から「種まき式」に降ってくる降水粒子を成長させる二重雲構造をなしていることである.
    雨滴の分布についてはある一定の降雨強度になるまでは降水粒子の空間密度の増加により強度を増し,それ以上は専らスペクトルの巾を増す「台形成長」によって強度を増しているという特徴が明らかになった.この台形成長は降雨構造として上記の二重構造の所産であることと符号する.更に雨滴の資料から最大粒径Dmと降水強度Rの経験的な関係を求めた.
    次いで最大雨滴の成長を簡単な上昇気流モデルを用いて計算して上の経験的R-Dm関係にもとづいてDmが3または4mmに達した場合,尾鷲では,それぞれ瞬間または平均で50mm/hrの強度の豪雨が得られるところの雲物理的条件を評価した.そしてその結果を用いて比較的低い降水雲(レーダエコー)による豪雨がどのようにして可能であるかを説明した.
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