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クエリ検索: "モラドール"
9件中 1-9の結果を表示しています
  • 市南 文一
    地理科学
    2000年 55 巻 1 号 68-69
    発行日: 2000/01/28
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル フリー
  • 久山 恵
    社会言語科学
    2000年 3 巻 1 号 4-16
    発行日: 2000/12/31
    公開日: 2017/04/27
    ジャーナル フリー
    ブラジルにおける日系一世は,移住という形で生じたブラジルポルトガル語との言語接触によって,新たな日本語のバラエティーともいうべき独自の日本語を生み出した.このバラエティーの一つの大きな特徴が,ポルトガル語からの語彙の借用である.そして,このポルトガル語の語彙借用は日本の外来語とは日本語への統合の形を異にしている.ブラジルにおける日系一世は,感動詞に多く借用を行ったり,対人関係による借用を行ったり,比喩的借用を行ったりすることによって,ポルトガル語借用を彼らのアイデンティティーの表示とするとともに,会話を円滑に行う一つのコミュニケーション・ストラテジーとしているのである.
  • 矢ケ崎 典隆, 斎藤 功
    地理学評論 Ser. A
    1992年 65 巻 1 号 17-39
    発行日: 1992/01/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    ブラジル北東部における砂糖産業の中心はペルナンブコ州海岸部であるが,そのなかでも近年重要性が増しつつあるゴイアナ川流域を対象として,近代化した製糖工場(ウジーナ)の展開とサトウキビ集荷圏の空間組織に関して検討を試みた.
    この地域では, 1910年代から1920年代にウジーナが設立されて砂糖産業の近代化が進み,1930年代になって砂糖アルコール院が設立され統制時代に入ると,ウジーナの整理'・統合が促進された,さらに, 1970年代中頃以降,アルコール計画の実施を背景にウジーナの規模拡大と経営の多角化が進んだ.
    現在,ゴイアナ川流域は, 9カ所のウジーナとそれを取り巻くサトウキビ集荷圏によって組織化され,各サトウキビ集荷圏は,ウジーナ所有の農場と経営参画者およびサトウキビ栽培に専門化した原料供給者の農場によって構成されている.サトウキビ地帯におけるこのような空間組織の変化と実態が明らかになった.
  • 小長谷 一之
    地理科学
    2000年 55 巻 1 号 69-71
    発行日: 2000/01/28
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル フリー
  • 斎藤 功, 矢ヶ崎 典隆
    経済地理学年報
    1991年 37 巻 3 号 225-244
    発行日: 1991/09/30
    公開日: 2017/05/19
    ジャーナル フリー
    水さええられれば, 乾燥地域は優れた農業地域に変わる. 主として粗放的牧畜に利用されてきたブラジル北東部の半乾燥地域であるサンフランシスコ川中流域も, そのような地域の一つである. ここではCODEVASFの潅滌計画により1970年以後, とくに1980年代に入ってメロン, スイカ, トマトなどの果菜類に加え, ブドウ, マンゴ, レモンなどの果樹栽培が進展し, 「新しいカリフォルニア」と呼ばれる濯瀧農業地域になった. ここにはトマト, 綿花, ピーマンなどの原料を求め, 南東部の農産加工資本が進出し, 海岸部の資本家の投資によって設立された企業的農場を基盤にワイナリーや製糖工場さえ進出した. 本稿ではブラジル北東部の半乾燥地域であるセルトンの農業構造の変化の一端を解明するため, 農産加工業の進出と原料集荷の実態を分析した. 農産加工業と原料の集荷の関係をみると, ワイナリーと製糖工場は原料を直営の大農場で調達しうるが, 精綿工場は直営農場をもちながらも基本的には完熟ピーマンを飼料添加物に加工する工場と同様, 小農との契約栽培に依存している. さらに南東部資本3社が進出し, 地元の企業も参入したトマト加工資本は, これらの折衷型で, 小農, 中規模農場, 大規模企業的農場との契・約栽培および直営農揚に依存している. 農産加工業の進出と潅瀕農業の発展は, 多くの農業労働者を必要とした. ピーク時には2万人の農業労働力が必要とされるので, 中心都市ペトロリーナ・ジュアゼイロは, ブームタウンの様相を示している. また, 灌漑農業の発展はセルトンの伝統的土地利用方式を変えた. 本来, 病気が少ない乾燥地域で生産された農産物は, 自然食品に近いともいわれたが, 灌漑農業による連作の結果, 収穫量の低下, 農薬の多投, 土壌の塩性化などの問題を引き起こしている.
  • 山本 正三
    地理学評論
    1975年 48 巻 9 号 616-627
    発行日: 1975/09/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    This paper is an approach to the analysis of land and its utilization patterns in Northeastern Brazil. It was based on the field observations of the multiple relationship existing between natural environment and human activities. The Department of Geography, Tokyo Kyoiku University, planned a field study of Northeastern Brazil, and sent the research missions to this area three times, sponsored by the Japanese Ministry of Education. The first field study was carried on from December, 1966 to February, 1967, the second from January to March, 1971, and the third from December, 1972 to February, 1973. This report outlines the results of field observation in the third field study, mainly in the state of Paralba.
    Many geographers have established the areally corresponding relationship between natural environmental factors and land use. Our research group, including myself, proposes a division of land use regions in the state of ParaÍba.
    This consists of three regions and ten subregions as follows:
    1) Zona da Mata
    a) Coastal lowland. b) Tabuleiros. c) Varzea (Rio de Acucar).
    2) Agreste
    d) Peripheral Tabuleiros. e) Depression Zone (low relief plain formed on crystaline rock). f) Borborema Massif. g) Brejos.
    3) Sertão
    h) Cariris. i) Piranhas basin. j) Alto-Sertão.
  • 池上 隆
    日本鑛業會誌
    1942年 58 巻 685 号 320-331
    発行日: 1942/05/22
    公開日: 2011/07/13
    ジャーナル フリー
    小スンダ列島中の最大島であるチモール島の葡領は, 昭和16年12月以來, 英, 蘭, 濠軍が自衛に名を藉り不法占據し, 爲めに葡, 英兩國間に紛争を生じたのであるが未解決のままにあつた. 我が軍は自衛上本年2月20日, チモール島葡領首府デリー及び蘭領の州廳所在地クーバンに敵前上陸を敢行して同島の英, 蘭, 濠軍を降伏せしめ, 蘭印, 濠洲間の交通路を遮断するに至つたと云ふ事は, 邦人の記憶に新たな處であると思ふ.
    而しチモール島とは如何なる處であるか, 又石油資源は何んなであるかと云ふ事は, 邦人間に餘り知られて居らない様である. 何れは同島も大東亞圏内の一翼として, 邦人が助力開發しなければならないと思ふので, 駄足であるかも知れないが, 石油資源のことを書く序に, 大體の氣候, 住民, 其の他地形及び地質等のことを紹介することにした.
  • 丸山 浩明
    ラテンアメリカ研究年報
    1993年 13 巻 69-104
    発行日: 1993年
    公開日: 2022/05/18
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 3つの経済文化地域の設定と地域変化に関する試論
    矢ケ﨑 典隆
    地理空間
    2008年 1 巻 1 号 1-31
    発行日: 2008年
    公開日: 2018/04/12
    ジャーナル オープンアクセス
     本論文は南北アメリカ地誌を文化地理学の視点と方法で検討する試論であり,新大陸と呼ばれてきた広大な地域を考察するための枠組みを提示することを目的とする。アメリカ合衆国における地理学の研究動向および南北アメリカを対象とした文化地理学研究の成果を概観し,4つの研究のアプローチ,すなわち人間と環境,起源と伝播,地域と景観,時間と変化が重要であることを指摘した。このような認識に基づいて,コロンブス以降の南北アメリカを概観するために,北西ヨーロッパ系小農経済文化地域,プランテーション経済文化地域,イベリア系牧畜経済文化地域の設定を試みた。そして,アメリカ合衆国の発展は北西ヨーロッパ系小農経済文化地域が国土の全域に拡大するプロセスであることを指摘するとともに,具体例としてグレートプレーンズ,南カリフォルニア,カリフォルニア・セントラルバレーにおける地域変化の概要を示した。さらに,3つの経済文化地域の設定は南北アメリカにおける日系社会の比較研究に有効であることを論じた。
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