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クエリ検索: "ヨーロピアンパーチ"
9件中 1-9の結果を表示しています
  • (ISIT 2022, https://www.isit2022.org/) Aalto University, Espoo, Finland 2022年6月26日~7月1日
    中原 悠太
    電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review
    2022年 16 巻 2 号 122-123
    発行日: 2022/10/01
    公開日: 2022/10/01
    ジャーナル フリー
  • 上田 紘司, 永井 孝志
    保全生態学研究
    2021年 26 巻 1 号 33-46
    発行日: 2021/05/24
    公開日: 2021/07/12
    [早期公開] 公開日: 2021/05/24
    ジャーナル オープンアクセス
    電子付録

    水草の多様性や現存量が世界的に減少しているが、水草には多様な魚類や甲殻類等が生息し、水草はそれらの餌資源、産卵場、生息場として機能している。水草の生態学的有用性の機能の視点から水草の保全対策が重要と考えられる。しかし、具体的にどこでどのような動物種がどのような水草種をどのように利用しているのかというエビデンスについて、これまでに発表されている膨大な文献の中から体系的に整理した報告はない。本研究では魚類と甲殻類等に対する水草の有用性を明らかにするために、システマティックマップの手法を用いて膨大な文献を体系的に整理した。データベースは、 Web of Science Core Collectionと J-STAGEを使用した。検索は 2017年 10月に行い、検索式は水草、魚類、甲殻類、餌資源、産卵場、生息場を示すキーワードを組み合わせた。採択基準は 1)魚類や甲殻類等が水草又は大型藻類を利用した結果が得られている文献であること、 2)人工植物を扱っていないこと、 3)文献の種類は原著に限定し、レビューを含まないこと、 4)抄録があること、 5)英語又は日本語で記載されていることである。本調査の該当文献は 512件(英文献 470件、和文献 42件)とした。これらの文献を整理した結果は以下の通りである: 1)調査地では北米、中南米、欧州、豪州が多くアジア、アフリカが少ない; 2)調査水域は湖と河川が多く、海域は少ない; 3)調査対象水草はホザキノフサモ等の沈水植物が多く、抽水植物、浮遊植物、浮葉植物がそれに続く; 4)調査対象の動物は魚類が半数を占め、中でもブルーギルや

    ヨーロピアンパーチ
    の未成魚を扱った文献が多い; 5)水草の利用目的は生息場を扱った文献が 80%以上を占め、餌資源や産卵場を扱った文献は少ない。アジア・アフリカ地域での研究や産卵場としての利用を扱う研究が不足していることが示され、今後のさらなる研究が望まれる。また、新たな試みとして生態学分野の 10種類の研究手法を 3段階のエビデンスレベルに分類した。その結果、水草が魚類や甲殻類等に対して生態学的に有用であることを高いエビデンスで示す文献を抽出することができた。しかし、今後のエビデンスレベルの評価には、研究手法だけでなくより詳細な検討が必要と考えられた。また、このようにエビデンスを整理した結果が科学的根拠に基づいた保全活動や政策に活用されていくことが重要である。

  • 川辺 勝俊, 河野 博
    水産増殖
    2012年 60 巻 3 号 421-425
    発行日: 2012/09/20
    公開日: 2015/03/23
    ジャーナル フリー
    平均全長約 5 cm のアカハタ稚魚を用いて鰾開腔魚と鰾未開腔魚それぞれの体密度を測定し,その差を利用した濃塩水による選別方法を検討した。その結果,稚魚の体密度は水温と正の相関性を示し,水温約28°Cでは密度1.090 g/cm3,約20°Cでは1.075 g/cm3の濃塩水に麻酔剤を添加して稚魚を浸漬させれば,約95%以上の鰾開腔魚は浮上し,鰾未開腔魚はすべて沈下すると考えられた。
    実際に,水温19.6°Cで密度1.075 g/cm3の濃塩水を用いて,平均全長約5.2 cm のアカハタ稚魚154尾の大量選別実験を行った結果,浮上個体には鰾未開腔魚が含まれておらず,鰾開腔魚の96.3%を分離することができ,実用規模でも本方法は有効であった。
  • 長田 啓
    日本緑化工学会誌
    2006年 31 巻 3 号 356-359
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/03/13
    ジャーナル フリー
    平成17年6月1日に,「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」が施行された。今回は,この法律が制定されることとなった背景と,規制の概要,植物に関する対策の検討状況等についてひととおり紹介することとしたい。
  • 堤 優貴, 成澤 侑汰, 中村 柚咲, 髙橋 希元
    日本水産学会誌
    2023年 89 巻 3 号 257-263
    発行日: 2023/05/15
    公開日: 2023/05/30
    [早期公開] 公開日: 2023/05/03
    ジャーナル フリー

     鮮魚の脱血程度を評価するための新規技術について検討した。マアジ活魚に対し異なる脱血処理を行った結果,筋肉中のヘモプロテイン含量減少には,鰓の切断が最も効果的であった。線形回帰分析の結果から,脱血による筋肉中ヘモプロテイン含量の変化は,画像解析から得られた可視血管面積比率および筋肉色調の変化と相関を示した。特に,ヘモプロテイン含量と背側体節動脈を主とした血管面積(%)の間には強い相関が成立した。本研究結果は,血管面積の変化を用いた画像解析により,マアジの脱血程度を評価可能であることを明らかにした。

  • 牛島 大志, 田中 周平, 鈴木 裕識, 雪岡 聖, 王 夢澤, 鍋谷 佳希, 藤井 滋穂, 高田 秀重
    水環境学会誌
    2018年 41 巻 4 号 107-113
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/10
    ジャーナル フリー

    近年, マイクロプラスチック汚染が世界中で注目を集め, 生態系への悪影響が懸念されている。マイクロプラスチックとは粒径5 mm以下のプラスチック粒子である。本研究では日本内湾5ヶ所および琵琶湖における魚7種を対象とし, その消化管中の粒径100 μm以上のマイクロプラスチックの存在実態の把握を目的とした。魚197匹中74匹から140個のマイクロプラスチックが検出され, すべての地点でその存在が確認された。魚1匹あたりから検出されたマイクロプラスチック数は平均1.89個であり, その大半がポリプロピレン (40.7%) とポリエチレン (35.0%) であった。平均粒径の中央値は543 μmであった。摂食方法別にろ過摂食魚類とろ過摂食以外の魚類に分類すると, 前者97匹中54.6%, 後者100匹中21.0%からマイクロプラスチックが検出された。摂食方法によるマイクロプラスチックの誤飲量への影響が示唆された。

  • 東岡 礼治
    雑草研究
    2014年 59 巻 2 号 93-99
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/07/25
    ジャーナル フリー
  • 長谷川 稜太, 山田 寛之, 石原 千晶, 和田 哲
    魚類学雑誌
    2020年 67 巻 1 号 11-24
    発行日: 2020/04/25
    公開日: 2020/05/02
    [早期公開] 公開日: 2020/02/28
    ジャーナル フリー

    Animal personality, defined as consistent individual differences in behavior across time and/or context, has been associated with individual dispersal tendencies in some species. White-spotted char (Salvelinus leucomaenis) populations, often found in above-dam watersheds in Japanese mountain streams, the dams preventing continuous distribution with lower stream reaches, were subject of a behavioral study comparing above-dam and open-stream behavior of fry. Fries were collected from an above-dam area and two open-stream areas within the Kame River system (southern Hokkaido), and personality quantified by measuring a suite of behaviors, such being repeated two-month later. Above-dam fry showed a shorter swimming duration against a novel object and mirror than open-stream fry. The latency time to catch food in above-dam fry tended to be longer than that of the latter. Swimming duration against a novel object and mirror were significantly correlated when data for both groups combined, but not so when data for each group were analyzed independently. These results suggest that personality traits in whitespotted char fry would be shaped by natural selection acting on each habitat, resulting in differing adaptive personality traits.

  • 持田 浩治, 香田 啓貴, 北條 賢, 高橋 宏司, 須山 巨基, 伊澤 栄一, 井原 泰雄
    日本生態学会誌
    2020年 70 巻 3 号 177-
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/24
    ジャーナル フリー
    試行錯誤をともなう個体学習に比べ、他者やその産出物(例えば音声や匂いなど)の観察を基盤とする社会学習は、学習効率が高く、獲得された行動が集団内に迅速に伝わる。また社会学習の存在は、昆虫類などの無脊椎動物から霊長類まで幅広く知られており、近年、キイロショウジョウバエが学習モデルとして導入されたことで、その神経生理基盤や遺伝基盤が解明される日が急速に近づいている。しかしながら、社会学習やそれにともなう集団内での行動伝播が生態学的現象に与える影響は、ほとんど明らかになっていない。とりわけ、種間交渉を通して、社会学習が他種や種間関係、生態系に与える影響について、ほとんど議論されていない。そこで本総説は、昆虫類、魚類、両生類、爬虫類、鳥類における社会学習の実証研究を紹介し、その課題を取りあげる。また実証研究として紹介した社会学習に関する三つのテーマについて、数理モデルを取り入れた理論研究を紹介する。これらを通して、生態学的現象における社会学習の役割とその重要性を理解し、当該分野の今後の発展に貢献することができれば幸いである。
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