詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "三浦みゆき"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 健康科学大学紀要
    2018年 14 巻 cover2-
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/08/10
    ジャーナル フリー
  • 森田 寛, 宮本 昭正
    アレルギー
    1984年 33 巻 8 号 468-473
    発行日: 1984/08/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    ヒト好塩基球からのヒスタミン遊離におけるカルモデュリンの役割をカルモデュリンの拮抗剤であるW-7, W-5を用いて検討し, 以下の結果を得た.1.W-7はヒト好塩基球からの抗ヒトIgEによるヒスタミン遊離を濃度依存的に抑制した.50%抑制に要する濃度(IC_<50>)は1.7×10^<-5>Mであった.2.同様に, W-7はカルシウムイオノフォアA23187, formyl-methiony-leucyl-phenylalanine, 12-O-tetradecanoyl-phorbol-13-acetateによるヒスタミン遊離を濃度依存的に抑制した.IC_<50>はそれぞれ, 2.4×10^<-5>M, 3.0×10^<-5>M, 2.4×10^<-5>Mであった.3.カルモデュリンに対する拮抗作用がW-7より弱いW-5は, ヒスタミン遊離抑制作用も弱かった.以上の結果はヒト好塩基球からのヒスタミン遊離におけるカルモデュリンの関与を示唆する.
  • 浦田 誓夫, 伊藤 幸治, 宮本 昭正
    日本胸部疾患学会雑誌
    1985年 23 巻 6 号 660-665
    発行日: 1985/06/25
    公開日: 2010/02/23
    ジャーナル フリー
    ヒト生体内に存在する主要な蛋白分解酵素阻害剤であるα1-アンチトリプシンのヒト好塩基球からのヒスタミン遊離に及ぼす影響を検討した. α1-アンチトリプシンは生理的血中濃度 (2.0~5.0mg/ml) でIgE刺激系 (IC50: 2.0mg/ml) あるいはCa2+イオノフォアA23187刺激系 (IC50: 3.0mg/ml) によるヒト好塩基球からのヒスタミン遊離を濃度依存的に抑制した. この抑制作用はトリプシンにて解除され, また抑制効果発現の速さ, 可逆性の検討から蛋白分解酵素阻害作用に特異的と考えられる. α1-アンチトリプシンはヒスタミン遊離機構のCa2+に依存しない第1相のみに影響する. 健常人の血漿そのもの (α1-アンチトリプシン2~3mg/mlを含む) はヒスタミン遊離に影響せず, 生理的には血漿中ではα1-アンチトリプシンは蛋白分解酵素と結合することにより効果は中和されていると考えられる. しかし炎症, アレルギー等の血中のα1-アンチトリプシン濃度の亢進時や局所の組織中では生体内でヒスタミン遊離に関与している可能性が示唆される.
  • 國井 享奈, 小檜山 敦子, 鈴木 英子
    日本健康医学会雑誌
    2019年 27 巻 4 号 359-372
    発行日: 2019/01/31
    公開日: 2019/08/01
    ジャーナル フリー

    目的:看護師の患者に対する陰性感情に関連した研究の動向と対策を文献検討により明らかにする。

    方法:医学中央雑誌(1985年から2017年7月)を用いて,「陰性感情」,「否定的感情」,「介護老人保健施設」の用語に「看護師」を掛け合わせ,文献数を検索した。看護師の患者に対する「陰性感情」に関連する40件の文献を分析した。看護師の患者に対する陰性感情に関する文献を著者・研究目的・研究対象・研究方法・研究結果ごとに内容を整理した。40件の文献内容から陰性感情の概念を定義する文献と看護師の患者に対する陰性感情を測定尺度に関する文献を確認した。また,陰性感情を抱きやすい状況・陰性感情を生じる先行要件・文献から見られた陰性感情・陰性感情を生じた場面・陰性感情が生じたときの対処方法を分類した。

    結果・考察:看護師の患者に対する陰性感情に関する研究は1995年に始まり,徐々に増加していた。対象は精神科看護師が65%を占めており,精神科以外の看護師が35%であった。病院以外に勤務する看護師は見当たらなかった。質的研究における看護師の陰性感情については,陰性感情を生じる先行要件,陰性感情の種類及び内容,陰性感情を生じる場面,陰性感情が生じたときの対処方法に分類した。看護師の陰性感情尺度は,松浦ら11)の「患者に対する陰性感情経験頻度測定尺度の開発」1件しかなかった。今後先行文献を参考に多くの看護領域の特徴なども踏まえ,さらなる陰性感情の尺度開発が望まれる。また,量的研究における文献数が少なく実証研究をするまで至っていなかったことが伺われ,今後看護師の陰性感情に関する関連要因,影響要因を明らかにする実証研究が必要である。さらに,看護師は患者に対する陰性感情を生じる先行要件に対峙し,自らの陰性感情を自覚し,問題解決に望むことに加え,自らのストレスコーピングを試みることが望ましい。

feedback
Top