新しい学習指導要領に記載された「C エネルギー変換の技術」における課題解決,「D 情報の技術」における計測・制御システム,「A 材料と加工の技術」における3D CADや3Dプリンタの活用を関連付けて扱うことができる複合教材として,micro:bitをコントローラとしたラジコンカーを開発した。ラジコンカーの土台やアッカーマン・ジャント機構等を3Dプリンタで製作し,教員養成系大学生による組立実習及び中学校技術科の教員によるラジコンカーの操作実習を実施した。その結果,事後アンケート及び8時間分の組立から操作を含む学習指導計画作成等により,本開発教材によって複数の学習内容をカバーできることが示唆された。
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