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クエリ検索: "仙台市立東華中学校"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 桑島 勝雄
    地理学評論
    1967年 40 巻 5 号 242-250
    発行日: 1967/05/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    仙台における用途地域の制度が一段と明確にされるのは,昭和4年の都市計画に基づく商工・住宅地域の決定以後である.以来,都市の発展に伴って,この用途地域はいくたびか改新されてきている.ところで,これらの指定時において,いつも零細,既存という名のもとに規制の網の目からこぼれ落ちてきたもののなかに,ここでとりあげる中小食品製造業がある.これらはほとんど市内需要という狭域商圏に依存していて,年年拡大・変化する都市活動のなかにあって,それに対応して存続し,あるいはそれに対応できず転廃するなど,都市内部における機能地域の形成からみると,きわめて虚弱な因子であるとみられよう.しかし,それらの位置的変化は都市における工業地域の形成,あるいはその土地利用形態の初歩的段階を解明する一つの足がかりになるものである.
    そこで, 1911年~1963年という限られた期間ではあるが,市内における中小食品製造業について業種別・年代別にその分布様式や配置形態を検討してみた.その結果,分布という単一要素での考察であるので綜合的な結論は到底導き出しえないが,都市の発展とその発展自体が内包していく環境要素の変化のなかで,この種の企業が辿っているきわめて起伏に富んだ経済活動の一面が,時代ごとに比較的明瞭に地域に投射され,その分布様式や配置形態にそれぞれ顕著な変化を与えていることが知れた.
  • 佐藤 久志
    東北地理
    1952年 5 巻 1 号 22-28
    発行日: 1952年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
  • 桑島 勝雄
    地理学評論
    1964年 37 巻 12 号 649-660
    発行日: 1964/12/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    本研究は,都市の階級序列に従って任意に選定した銀座(東京)・東一番丁(仙台)・七日町(山形).中町(白石)の4都心商店街を対象として,それらの業種構成の変遷から,その発展過程を考察したものである.その結果,次の諸点が明らかにされた. (1) 都市がその規模を増大していくに従って,都心商店街における最寄品店舗に対する買廻品店舗の比率が高くなる.つまり商店街の機能的地域分化が都市規模に応じて進展している. (2) 都心商店街はつねに買廻品店舗の集中を促進させているが,その集中の速度を高める2つの要因として, 1つは社会的・経済的変動に伴う業種の淘汰作用と,もう1つは偶発的であるが農災戦禍による旧業種構成の破壊作用があげられる. (3) 買廻品店舗の集中の様相を都市規模に対照してみると,過度の集中によつてそり後の集中が停滞している銀座型,互に集中をせり合ってその店舗数を増加している東一悉丁・七日町型,都心の形成が未成熟で,その集中が稀薄である中町型の3つのタイプに大別される.
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