筑波大学附属図書館は,平成7年6月に国立大学としては初めて大学図書館ボランティアの受入れを開始し,今年で10周年を迎えた。平成17年6月には,「筑波大学附属図書館ボランティア10周年記念式典」も盛大に開催され,同時に記念誌「筑波大学附属図書館ボランティアのあゆみ-10周年を記念して-」も刊行された。10年を迎えた現在,大学図書館ならではのボランティア活動が活発に行われ,図書館の中においてもその活動は定着してきている。これまでの10年の歩みをふりかえり,その活動成果を検証することにより,これからの課題をふまえたボランティアの今後の展開について考える。
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