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クエリ検索: "北島達也"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 櫛橋 幸民, 江川 峻哉, 北嶋 達也, 小林 一女, 嶋根 俊和
    日本気管食道科学会会報
    2019年 70 巻 4 号 290-297
    発行日: 2019/08/10
    公開日: 2019/08/25
    ジャーナル 認証あり

    キャッスルマン病は1954年に病理医であるキャッスルマンらにより縦隔に限局した胸腺類似のリンパ過形成として初めて報告されたリンパ増殖性疾患である。その後Kellerらが1972年に本疾患を病理組織学的特徴から再検討を行った。濾胞内外の血管造成と小型の萎縮性濾胞を特徴とした硝子血管型と濾胞間組織に成熟した形質細胞のシート状増殖を特徴とし血管造成をほとんど認めない形質細胞型に分類した。キャッスルマン病の診断には病理組織学的所見が重要であり,組織診断なしに診断することはできない。病理組織学的診断を行う上でリンパ節の基本構造が保たれているという特徴があげられる。リンパ節の基本構造が保たれているか否かは病変全体を観察する必要性があり一部を生検したのみであると反応性リンパ節腫脹や良性リンパ節病変と診断され確定診断に至ることが難しくなる。今回われわれは開放生検を施行した結果,頸部良性腫瘍と診断され経過観察されていたキャッスルマン病の1例を経験した。キャッスルマン病を念頭に置いた際には治療と診断を兼ねて可能なかぎり全摘出術を施行することが大切である。

  • 遠藤 明
    道南医学会ジャーナル
    2023年 6 巻 1 号 9-13
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/06/01
    ジャーナル フリー
    【序】新型コロナウィルス感染症流行時に運動量低下による緊張型頭痛を発症した小児に対して家庭でできる簡便なエクササイズの有効性を検討した。【対象】頭痛を主訴に当院を受診した男児10例、女児2例。平均年齢10.42歳。【方法】1)踵重心を矯正、2)骨盤後傾、頸椎前湾を矯正、3)抗重力筋の筋力向上の3点すべてを満たすエクササイズとして11歳以上に自重のバーバルスクワット、10歳未満に踵付け母趾球重心スクワットを1セット10~12回、毎日2セット以上を行うように指示した。エクササイズ開始2週後に頭痛、姿勢、僧帽筋筋硬度の変化を測定し比較検討した。筋硬度は井元製作所筋硬度計PEK-1を用いて僧帽筋部4点の筋硬度を測定し、平均値を求めた。【結果】1)実際に行ったセット数は平均1.17セット/日。2)頭痛消失10例/12例、頭痛軽減2例/12例。3)全例、骨盤後傾、頸椎前湾の姿勢が改善した。4)僧帽筋の筋硬度は有意に低下した。【考察】少ないセット数でも正しいフォームの筋トレにより姿勢が改善され緊張型頭痛は軽減~消失することが判明した。日本人に多い踵重心による骨盤後傾と頸椎前湾は肩関節可動域減少、腹腔内臓器機能低下、歩幅減少をもたらす。若年期のうちに抗重力筋エクササイズの正確な方法を習得させると正しい姿勢の保持強化となり、フレイル、認知症の予防につながるためもっと奨励されてよいと考えられる。【結語】運動量減少による緊張型頭痛の根治治療として自重スクワットは有効である。
  • ゴム工業技術員会の30年の思い出/ゴム工業技術員会創立30周年記念式典あいさつ
    佐々木 健太郎, 国沢 新太郎, 田中 胖, 樋口 桜五, 吉田 丈二, 鈴木 武夫, 井本 稔, 小倉 一郎, 神原 周, 金子 秀男, 中原 乾二, 北川 良介, 横井 敬郎, 赤尾 脩三, 平佐 良介, 山田 哲三, 古川 淳二, 高田 重作, 堀江 順策, 高野 良孝, 石飛 富夫, 成沢 慎一, 国沢 新太郎, 太田 暢人, 島崎 敬夫
    日本ゴム協会誌
    1972年 45 巻 1 号 4-38
    発行日: 1972/01/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
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