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クエリ検索: "台場一丁目商店街"
6件中 1-6の結果を表示しています
  • 天野 景太
    日本観光学会誌
    2017年 58 巻 28-38
    発行日: 2017/12/31
    公開日: 2022/04/05
    ジャーナル オープンアクセス
    本論は、特に昭和30年代の街並みや文化を観光対象として活用した観光実践を「レトロツーリズム」と位置づけ、 その特質、歴史、成立背景について論考したものである。レトロツーリズムは、近年の昭和レトロブーム、まち あるき観光の浸透を背景として出現した観光のスタイルで、1990年代初期にその萌芽が見られ、1990年代後半か らその多様化を伴いながら発展し、2000 年代に成熟期を迎えて現在に至ったことを明らかにした。このようなレ トロツーリズムを、規模や真正性の度合いから、レトロテーマパーク型、レトロストリート型、レトロミュージ アム(アミューズメント)型、レトロミュージアム(アカデミック)型の 4 つに分類、整理した。その上で、観 光客にもたらす効果として、個人的ノスタルジア(原風景の追想)、集合的ノスタルジア、ライトエキゾチズム、 近過去の学習という 4 つの観点から論じ、レトロツーリズムの特徴的な効果が人々のノスタルジアの喚起にある という知見を導いた。最後に今後の方向性として、インバウンドの拡大やレトロの対象年代の拡大が見込まれる ことを提示した。
  • コンセプトカーのアンケート調査を通じて
    岡本 哲弥
    商品開発・管理研究
    2020年 16 巻 2 号 49-67
    発行日: 2020/03/31
    公開日: 2022/12/15
    ジャーナル フリー
  • “30 年代ブーム”についての覚書
    市川 孝一
    マス・コミュニケーション研究
    2010年 76 巻 7-22
    発行日: 2010/01/31
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
  • -中華街構想の問題点と横浜中華街の実践例を通して-
    山下 清海
    地理空間
    2020年 13 巻 3 号 253-269
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/03/16
    ジャーナル オープンアクセス
    1990年代以降,日本各地で新たな「中華街」の建設が実施され,あるいは計画段階で頓挫した例もみられた。本稿は,これら両者がモデルとした横浜中華街の成功要因の究明を通して,日本における地域活性化におけるエスニック資源の活用要件について考察した。まず,屋内型中華街として,立川中華街,台場小香港,千里中華街,および大須中華街の四つの例を取り上げ,それぞれの設立の背景や特色,閉業の経過・要因などを検討した。次に,構想段階で消滅した中華街として,仙台空中中華街,新潟中華街,札幌中華街,苫小牧中華街,福岡21世紀中華街を取り上げ,構想に至るまでの経過や問題点などを検討した。これらの検討を受けて,地域活性化におけるエスニック資源活用の成功事例として,横浜中華街の観光地としての変遷とその背景などについて考察した。以上の結果,エスニック資源を活用した地域活性化には,エスニック集団,ホスト社会,そして行政の三者の協力関係の樹立が不可欠であることが明らかになった。
  • 五十嵐 泰正
    年報社会学論集
    2005年 2005 巻 18 号 28-40
    発行日: 2005/08/05
    公開日: 2010/04/21
    ジャーナル フリー
    In the context of sociology in Japan, where ethnic homogeneity has been assumed and vernacular culture has rapidly vanished since the end of WWII, it has been usual that the term “diversity” has carried a critical nuance. However, recently, in the age of late modernity, “diversity” has come to be embedded into the logic of global capitalism and the efforts of national and municipal governments that hope to attract fluid multinational companies and a cosmopolitan “creative class”. The author seeks to articulate the meaning of “diversity” in this context, and to point out that what kind of urban practices would be excluded in the recent urban redevelopments that have sought to create cities with diverse urban amenities. This paper examines the paradox that some restrictions on what can be done in the urban space are required to guarantee the diversity in that same urban space.
  • D.マキァーネルの所説に照らして
    堀野 正人
    観光学評論
    2014年 2 巻 1 号 3-13
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/01/13
    ジャーナル フリー
    旅行会社やマス・メディアを介して、ある場所が記号化され観光対象となることが、観光者の欲求喚起や体験に大きな影響を及ぼすことはいうまでもない。本稿では、記号としての観光対象を構造的にとらえるためのユニークな視点を提示したD.マキァーネルの所説を振り返る。マキァーネルが『ザ・ツーリスト』で措定したアトラクション(マーカー/サイト/ツーリストの関係)という分析枠組みを参照しつつ、1980年代以降に展開した記号消費的な観光のありようをめぐる議論と、記号解読の諸相について検討を加える。また、近年のメディア環境において観光者自らがかかわる新たな記号化の現象について、端緒的にではあるが言及する。
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