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クエリ検索: "夢をかなえるゾウ"
5件中 1-5の結果を表示しています
  • 社会学における晩期フーコーの知見の活用可能性について
    牧野 智和
    ソシオロジ
    2009年 54 巻 2 号 107-122
    発行日: 2009/10/31
    公開日: 2015/05/20
    ジャーナル フリー
  • ―総合的な国語表現力涵養のために―
    太田 真理
    東京未来大学研究紀要
    2017年 11 巻 151-160
    発行日: 2017/12/26
    公開日: 2018/12/04
    ジャーナル フリー

     東京未来大学における「国語表現」は、キャリア科目群の一科目として位置づけられる。
     キャリア科目としての「国語表現」には、一般教養的な知識にとどまらず、大学卒業後を見据え、社会人として活躍していくために必要且つ実践的なコミュニケーション能力としての国語運用スキルを身に着けることが要請されていると考えられる。
     国語の運用スキルとしては、「読む」「書く」「話す」「聞く」の4要素が挙げられるが、それらを総合的に含む言語活動として、ビブリオバトルに注目し、授業に取り入れることとした。その結果、現代の大学生に求められるコミュニケーション能力の涵養という目的に対して、効果的な方法であることが確認できた。
     本稿は、その実践の報告であるとともに、キャリア科目としての「国語表現」におけるビブリオバトル導入の意義について考察するものである。

  • 東條 弘子
    質的心理学研究
    2014年 13 巻 1 号 191-214
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/07/10
    ジャーナル フリー
    本研究は,中学校英語科授業における生徒の「つぶやき」の頻度と働きを検討し,生徒 3 名による授業への参加の仕方から,中学生の心的変容の一端を捉えることを目的とした。量的分析を経て,教室談話における生徒の「つぶやき」の傾向をふまえ,1 年 9 ヶ月間の授業観察データに基づき,時系列に沿った 15 事例の談話を質的に分析して,該当生徒による「つぶやき」の特徴と変容過程を検討した。結果として以下 5 点:(1)教師による発話の約 7 割が英語でもなお,生徒による「つぶやき」の約 8 割が母語に拠ること;(2)「つぶやき」の特徴として,個人的①復唱型;②知識拡充型;③直感型と,社会的④理解構築型;⑤反復再生型;⑥他者評価型が見出されること;(3)「つぶやき」の様相が変容する生徒としない生徒がおり,「つぶやき」には生徒の固有性が示されること;(4)「つぶやき」の特徴を考察することにより,学級における生徒の心的変容過程の一端が示唆されること;(5)生徒を取り巻く社会的文脈が,「つぶやき」の有り様に影響を及ぼすこと,が明らかになった。更に,学習者の授業態度や教師の認識を参照し,言語習得における認知的・社会的側面の双方を照射することにより,参加者主体型の実証的な英語教育研究が可能となり,「つぶやき」を重視する授業形態による英語学習の効用が示唆された。
  • 日本オーラル・ヒストリー研究
    2018年 14 巻 137-
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/26
    ジャーナル オープンアクセス
  • サイケデリック体験からメンタル・メンテナンスまで
    渡邊 拓哉
    現代社会学理論研究
    2010年 4 巻 173-184
    発行日: 2010年
    公開日: 2020/03/09
    ジャーナル オープンアクセス
    近年の「エンハンスメント」をめぐる主要な争点のひとつに、向精神薬の治療目的外の使用がある。スマートドラッグによる認知増強や抗響薬による感情調整などがこれに該当する。薬理学的な操作にもとづくそうした「精神活性化Jは、米国を中心にいまや社会問題化するまでに至っている。本稿は、薬物による精神活性化の文化的な来歴と、社会的な意味合いの変容を検討することを目的としている。これに向け本論では、1950-60年代の米国で展開されたサイケデリック運動とヒューマン・ポテンシャル運動を参照する。ともにA.ハクスリーから思想的な影響を受けたこの2つ類縁的な文化運動もまた、現代の認知増強や感情調整と同様、精神の薬理学的な操作を積極的に評価したことで知られる。だが、そうしたかつての精神活性化のありようと、現代のそれにはもちろん隔たりもある。その隔たりは、現代の精神活性化が技術的にも心理的にも、より消費社会に根づいたことを示唆している。60年代的な「変性意識」の実験を通じて広まった、精神の薬理学的な改変可能性という認識が消費社会の欲望と結びつくとき、精神活性化は自らの交換価値を高める手段として利用されることになる。
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