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クエリ検索: "大澤信亮"
13件中 1-13の結果を表示しています
  • 鈴木 岳
    生活協同組合研究
    2008年 391 巻 64
    発行日: 2008/08/05
    公開日: 2023/12/25
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  • 菊池 聡
    心理学の諸領域
    2022年 11 巻 1 号 55-58
    発行日: 2022/12/01
    公開日: 2023/03/20
    ジャーナル フリー
  • 青木 照明
    日本文学
    2013年 62 巻 8 号 73-83
    発行日: 2013/08/10
    公開日: 2018/08/06
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    子どもは、乳幼児期から養育者の愛の言葉=言霊によって、日常の言葉や文学言語を習得しているので、垣内松三の「言霊」論による文学言語の指導が適していると考え、自証体系を方法原理として、「スピリットから下降する」読み方によって授業を行っている。

    この方法が、田中実理論と、どう重なり合っているか、特に西洋の一神教と日本の多神教との関わりに重点をおいて捉え、〈第三項〉へ歩む適切な道を探っている。

  • 「国家」「経済」制度から情報環境(アーキテクチャ)の言説(制度)へ
    稲葉 年計
    四日市大学論集
    2025年 37 巻 2 号 251-269
    発行日: 2025/03/01
    公開日: 2025/05/20
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    I have been conducting historical sociological research on late modern Japan, which is oriented toward wholeness, paying attention to the multidimensional linkage of “state,” “economy,” and “society. The 2000s have been called the “Zero Age,” which coincides with the rise of “subculture” studies, and the rise of a distinctive younger generation. This paper focuses on the “zero period” and the reasons for the rise of young scholars characteristic of this period, while attempting a holistic historical sociology that pays attention to the multidimensional linkage between “state,” “economy,” and “society. In conclusion, the destabilization of Japan’s diplomacy and security and the increase in the working poor due to “structural reform” can be linked to people’s “sense of survival,” but more than that, changes in the information environment (architecture) have also been linked to “gaming” and “survival,” leading to short-sighted and myopic (self) perceptions, which in turn have led to the current state of young debates in which performance is required. Compared to previous structural and wholeness-oriented historical sociological studies, it is possible to situate the growing influence of the discourse (institutions) of the information environment (architecture) in a partial but systematic way, as much as the institutional and discursive influence of the “state” and “economy”.

  • ―鳥取県の事例を中心として―
    小谷 敏
    人間生活文化研究
    2015年 2015 巻 25 号 194-211
    発行日: 2015/01/01
    公開日: 2020/03/14
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     アメリカの政治学者,ジョセフ・ナイはソフトパワーを,他の国々に対して強制力を用いることなく,自発的な支持を調達することのできる力と定義している.ソフトパワーとはその国がもつ魅力に他ならない.

     アメリカ人エコノミスト,ダグラス・マックグレイが,2002年に『フォーリンポリシー』誌上に発表した,Japan’s Gross National Cool によって,ソフトパワーということばは,日本社会でも知られるようになった.マンガやアニメ,J-pop にテレビドラマ,さらにはファッション,建築,料理といった日本のポピュラー文化は,1990年代以降,世界で熱狂的な支持を受けている.経済が停滞し,日本が「国内総生産」(GDP)を減退させる一方で,日本の国民総クール(GNC)は目覚ましく上昇していった.80年代の日本が経済におけるスーパーパワーであったように,新しい世紀を迎えた時点の日本は,ソフトパワーの面におけるスーパーパワーとなったとマックグレイは言う.

     ソフトパワーとは国際政治学上の概念であった.それをドメスチックな事象に適応することに対してはあるいは違和感を覚える向きもあるかもしれない.しかし,今日の日本の地方自治体は激烈な地域間競争に晒されている.経済のソフト化,サービス化が進み,生産拠点の海外への移転が進む現在,かつてのような工場誘致ではなく,第一次産品の地域ブランド化と観光の振興が,どの地域にとっても重要な課題となってきている.その土地のもつ魅力を誇示しなければ自治体の生き残りが不可能な状況が生じている.日本の地域間競争は,ローカル・ソフトパワーの競争であるといえる.

     「クールジャパン」の中核をなすものは日本のポピュラー文化であり,とりわけマンガである.地元と縁のアニメやマンガの作品を地域起こしの起爆剤として活用する試みは,全国各地でなされている.そのなかでもっとも目覚ましい成功を収めたのが鳥取県境港市の水木しげるロードである.境港市民と外部の様々な関係者が一体となった努力によって,境港市は妖怪のテーマパークの様相を呈していった.水木しげるロードには現在,年間300万人を超える観光客が訪れている.同ロードはいまや,鳥取砂丘と並ぶ鳥取県を代表する観光地となっている.

     鳥取県は2012年に「まんが王国とっとり」の建国を宣言.同県出身の3人の著名マンガ家(水木しげる,谷口ジロー,青山剛昌)を前面に押し立てて,国際マンガ博等,様々なイベントを展開している.しかし「まんが王国とっとり」は現在のところ,鳥取県民のなかに十分な理解を得ているとはいえない.

     鳥取県と同じように著名マンガ家を多数輩出し,「まんが王国・土佐」を標榜する高知県は,マンガを描く文化の長い伝統をもっている.そして20年以上のながきにわたって同県で開かれている「マンガ甲子園」においては,社会批判の視点をもつ一コママンガを描く課題が参加者たちに課せられている.「まんが王国・土佐」は,「反骨」・「自由」を貴ぶ同県の精神風土とマンガ文化の伝統との結びつきを強調している.「マンガ甲子園」は,その課題を通して,「反骨」・「自由」の気概を若者たちに吹き込もうとしているかにみえる.

     他方,鳥取県には普通の人々がマンガを描く文化の伝統もなければ,高知県のように「反骨」・「自由」ということばであらわされるような明確なアイデンティティもない.三人の偉大なマンガ家は有力なメディアではあるが,遺憾ながら「まんが王国とっとり」にそこに託すべきメッセージが存在しない.それが「まんが王国とっとり」の建国に際して,県民の多くが当惑を示した理由のように思われる.

  • 生活・声・女の性器
    亀有 碧
    昭和文学研究
    2023年 86 巻 122-136
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/11/11
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  • ――P・L・バーガーの近代産業論の観点から――
    一藤 浩隆
    ソシオロジ
    2020年 65 巻 2 号 3-20
    発行日: 2020/10/01
    公開日: 2024/07/10
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    分業によるアニメーション製作の開始を理由に、日本のアニメーション産業は戦時体制下に生まれ、それが現在のアニメーション産業に連なる起源であるとの議論がある。しかし、戦後のアニメーション産業では戦時体制下の分業が引き継がれず、分業による製作は定着していなかった。 本論は、日本のアニメーション産業において最も影響力のあるアニメーション製作会社の一つである、東映動画株式会社の創業初期の記録や回想を調査することによって、分業が日本のアニメーション製作に定着した時期を明らかにすることを目指すものである。 ピーター・バーガーは、分業が行われ、それが成員の共通認識にまで浸透することが近代産業の要件となると主張しており、その一端は労働運動という形で現れるとしている。そのため、本論では東映動画におけるアニメーションの製作体制の変化から分業製作の推移を跡付け、労働運動の進展を分析した。これはアニメーション産業に従事することは個人的な創作であるのか労働であるのかという議論にひとつの回答を与えるものである。 結果、日本のアニメーション製作において分業が一般化し、現在の形の製作体制が確立したのは一九五〇年代後半から六〇年代にかけてであった。そのため、日本のアニメーション産業は戦時体制よりも戦後の時代状況を反映したものであり、この時代に近代産業として確立したものと考えることができる。この時代の製作体制は根本的な変化なくその後も継続して行われており、アニメーション製作はその後も労働であり続けたとすることができる。これは、アニメーション史研究と共に、その労働社会学的な研究に示唆を与えるものである。

  • アルバナ バロリ
    アニメーション研究
    2015年 17 巻 1 号 3-13
    発行日: 2015/09/07
    公開日: 2023/02/18
    ジャーナル フリー

    本稿は、アニメーション界の巨匠として世界的に認められている宮崎駿のアニメーション映画がアメリカでいかなる受容のプロセスを経て現在の地位を獲得するに至ったのかを考察する。従来、作品と無関係なものとして扱われてきたビデオソフトのパッケージ・デザインを比較分析しアメリカにおける販売戦略を読み取る。また作品の内容がアメリカ社会に受け入れられやすいようにするためどのように変更されたかを分析する。

    宮崎駿の映画は、異なった文化環境で検閲、編集、現地化などの壁を乗り越えアメリカの映画界に影響を及ぼす存在にまでなっている。このプロセスの中では配給会社、ファン、評論家がそれぞれ大きな役割を果たしている。本論文は、英語圏において宮崎の作品世界への認知が広がりながら、宮崎が映画作家としての地位を確立していくと同時に、日本の伝統的な価値観の一部がアメリカのポピュラーカルチャーに影響を与えていることを提案する。

  • 栗田 隆子
    女性学
    2010年 17 巻 8-18
    発行日: 2010/03/31
    公開日: 2021/12/05
    ジャーナル フリー
  • 栗田 正樹, 青木 直史
    映像情報メディア学会技術報告
    2009年 33.47 巻 AIT2009-98/IDY2009-1
    発行日: 2009/11/06
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    二次元の映像を考えることで人の脳の癖を見つけ出す。
  • 辻野 稔哉, 伊藤 洋司, 山崎 冬太, 阿部 宏慈
    日本フランス語フランス文学会北海道・東北支部会報
    2011年 4 巻 1-19
    発行日: 2011/04/15
    公開日: 2024/03/31
    ジャーナル オープンアクセス
  • ──戦時下の小林秀雄における歴史表象──
    山本 勇人
    日本近代文学
    2022年 106 巻 96-111
    発行日: 2022/05/15
    公開日: 2023/05/15
    ジャーナル フリー

    小林秀雄は、日中-太平洋戦時下、〈歴史〉の主題と対峙していた。そのなかで生まれた「歴史について」(一九三九)、「無常といふ事」(四二)、「実朝」(四三)などの作品は、小林の代表作として長く読み継がれてきた。一方で、それらの諸作は、作者自身の「黙つて処した」という発言とも相まって、戦争の進展と共に言葉を失い〈沈黙〉に向かう、批評の後退とも重ねられてきた。本稿は、これらのテクスト群を、一九三八年の二度の中国体験における〈死者〉との出合いにおいて展開した、〈哀悼〉の主題の下に読み替える。さらに、哀悼と文学が結合するオルフェウス神話の構造を参照することで、言葉の不在としての〈沈黙〉から、異なる言語行為としての《沈黙》への変容を明らかにする。

  • 柿田 秀樹, 樫村 愛子, 北本 晃治, 青沼 智
    ヒューマン・コミュニケーション研究
    2009年 37 巻 43-66
    発行日: 2009/03/31
    公開日: 2017/11/30
    ジャーナル フリー
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