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クエリ検索: "子宮肉腫"
631件中 1-20の結果を表示しています
  • 嶋本 富博, 自見 昭司, 倉野 彰比古, 東原 潤一郎, 牛島 春生, 木下 秀一郎, 西田 真, 勝田 弥三郎, 林 逸郎, 松村 真理子
    医療
    1990年 44 巻 11 号 1125-1129
    発行日: 1990/11/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    当科における11例の
    子宮肉腫
    について臨床的検討を行った.
    術前に正確に肉腫と診断することは困難で細胞診では初発例9例中8例が異常を指摘されていたが, 肉腫と診断されたものは1例も認められなかった. また組織検査では5例が術前より肉腫を疑われていた.
    その予後はII期以降, あるいは浸潤の深さが1/3以上のものは全例死亡したが, I期においても6例中3例は死亡, 1例は現在再発, 治療中である. また浸潤の深さが1/3未満であった6例中3例は死亡, 1例は再発し, I期ないし表在性の腫瘍であっても予後は必ずしも良好でなかった.
    予後の改善のためには術後療法が必要であるが放射線治療例では生存例はなく, 化学療法例でもendometrial stromal sarcoma(ESS)の1例のみが現在no evidence of disease (NED)でその意義については結論付けられない.
  • 星合 昊, 和田 裕一, 徳永 学, 早乙女 二朗
    医療
    1973年 27 巻 11 号 1089-1091
    発行日: 1973/11/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • ~低悪性度子宮内膜間質肉腫と子宮筋腫の2症例を経験して~
    青野 亜美, 齋藤 裕司, 野澤 明美, 加藤 秀則, 河井 紀一郎, 上村 淳一, 大隅 大介
    日本産科婦人科内視鏡学会雑誌
    2007年 23 巻 1 号 264-268
    発行日: 2007年
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 西山 浩司, 寺井 義人, 山口 裕之, 神田 宏治, 金村 昌徳, 植田 政嗣, 植木 實
    産婦人科の進歩
    2004年 56 巻 4 号 501-504
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/12/27
    ジャーナル 認証あり
  • 川島 直逸, 河原 俊介, 安堂 有希子, 羽田野 悠子, 三瀬 有香, 芦原 隆仁, 吉岡 信也, 若狭 朋子
    産婦人科の進歩
    2014年 66 巻 3 号 290-295
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/10/07
    ジャーナル 認証あり
    子宮肉腫
    は全子宮悪性腫瘍の約5%とまれな腫瘍で,その画像所見が多彩であることなどから術前診断は一般的に困難とされ,子宮筋腫との鑑別診断には苦慮することが多い.今回,子宮筋腫の経過観察中に子宮平滑筋肉腫を発症した1例を経験したため報告する.症例は51歳,1経妊1経産.健診にて子宮筋腫を指摘されたため,当科紹介受診となる.経腟超音波検査・MRIにて子宮体部筋層内に径6cm大の腫瘤を認め,子宮筋腫と診断し定期的な経過観察とした.初診の約2年後より不正性器出血が出現した.超音波検査では,腫瘍の増大傾向は認めなかったが,腫瘍の一部に高輝度領域が出現していたので,子宮筋腫の変性を疑った.その後も不正性器出血が続くためGnRHアゴニスト療法を開始したが,開始4カ月後の超音波検査にて,腫瘍は径9cm大と増大し高輝度領域も拡大していた.血液検査では腫瘍マーカーやLDHなどは正常値で,子宮内膜細胞診も陰性であった.MRIでは,子宮体部の腫瘍は径10cm大に増大し,T2強調像で不均一な高信号を呈し,また腫瘍の一部で強い造影効果を認め,
    子宮肉腫
    が疑われた.CT検査では両側肺野に多発転移病巣が疑われた.
    子宮肉腫
    の臨床診断で,腹式子宮全摘術および両側付属器摘出術を施行した.摘出標本の病理所見では,子宮体部の同一腫瘍内に平滑筋腫組織と平滑筋肉腫組織が存在し,かつ両者は混在するように接しており,子宮筋腫の悪性転化もしくは既存の子宮筋腫の近傍より平滑筋肉腫が発生したと推察された.子宮平滑筋肉腫IVB期の最終診断で,術後化学療法を施行中である.子宮筋腫の取り扱いにあたっては,診断時の子宮平滑筋肉腫との鑑別のみならず,まれではあるが経過観察中にも子宮平滑筋肉腫発症の可能性を考慮することが必要と思われた.〔産婦の進歩66(3):290-295,2014(平成26年8月)〕
  • 角 玄一郎, 中元 剛, 中元 章惠, 安田 勝彦, 堀越 順彦, 神崎 秀陽
    産婦人科の進歩
    2007年 59 巻 3 号 231-236
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/09/25
    ジャーナル 認証あり
    子宮内膜間質肉腫は,子宮体部悪性腫瘍のなかでも比較的頻度の低い組織型である.今回われわれは捺印細胞診にて非上皮性悪性細胞を認め,高悪性度子宮内膜間質肉腫の診断に至った症例を経験したので報告する.症例は57歳,下腹部痛を主訴に前医受診,巨大子宮体部腫瘍にて当科紹介受診となった.単純子宮全摘出術+両側付属器摘出術を施行したが,腫瘍は左基靱帯付近での尿管と子宮動脈の交差部において血管壁に強固に付着し,剥離困難であったため一部残存した.腫瘍は肉眼的には粘液を伴った中心壊死状であり,捺印細胞診で非上皮性異型細胞の出現を認めた.術後病理組織診断にて腫瘍細胞の血管内への進展を認め,高悪性度子宮内膜間質肉腫の診断となった.免疫染色では,CD10(+),Vimentin (+),S‐100(-),SMA(-),ER(-),PR(-)であった.腫瘍の一部が残存し,術後病理組織診にて脈管浸潤を認めたことからdacarbazine, epirubicinを用いた動注化学療法を施行した.しかし奏効せず,腫瘍は急速に増大し手術より約5ヵ月後に死亡した.〔産婦の進歩59(3):231-236,2007(平成19年8月)〕
  • 大塚 憲衛, 土居 荘之介, 伊藤 正尚, 植木 実, 平井 博, 杉本 修
    産婦人科の進歩
    1976年 28 巻 3 号 223-226
    発行日: 1976/05/01
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    子宮肉腫
    は, 頻度も非常に低く, また臨床症状も子宮筋腫によく似ており, 術前診断が困難とされておる, 今回われわれは, 術前にhysteroscopy, aspiration smear, endometrialbiopsy, 67Ga-citrateなどの検索を施行したが, 腺癌様構造を示す部分を有したために診断に困惑した平滑筋肉腫を経験したので報告した.
  • 林谷 誠治, 生田 稔, 松田 修典, 佐藤 秀生, 羽田 良洋, 楠本 五郎, 近藤 雅敏, 桐本 孝次
    医療
    1979年 33 巻 2 号 123-129
    発行日: 1979/02/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    1972年より1977年までの6年間に
    子宮肉腫
    7例を経験した. その内訳は, 平滑筋肉腫4例, 中胚葉性混合腫瘍, ブドウ状肉腫, 癌肉腫各1例で, 同期間の子宮頸癌と体癌の合計に対し2.0%, 子宮筋腫に対し1.3%に相当する.
    年令は31~84才で, 5例が50才以上であり, 4例が未妊または未産婦であった.
    術前に細胞診, 組織診その他で疑診または確診できたのは3例に過ぎない.
    治療としては, 単純子宮全摘兼両側付属器切除と術後Linac照射を原則としたが, 2ヵ月後死亡の1例と1, 2, 5年後健存の各1例を除く3例は, 1年以内の観察中である.
  • 山中 彰一郎, 杉浦 敦, 木下 雅仁, 橋口 康弘, 森田 小百合, 伊東 史学, 谷口 真紀子, 喜多 恒和
    産婦人科の進歩
    2020年 72 巻 1 号 14-20
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/03/31
    ジャーナル 認証あり

    子宮肉腫
    と子宮筋腫を術前に鑑別することは困難である.今回,術前診断に有効と思われるMRI所見を検討し,その有用性を検討した.
    子宮肉腫
    を疑う特徴的な所見として,(1) T1強調像での高信号域,(2)腫瘍と周辺組織の境界不明瞭,(3)拡散強調像での高信号,(4)著明な造影効果の4項目に着目し,後方視的に有用性を検討した.2012年4月から2018年7月の間に術前に造影MRI検査を施行し,術前診断が
    子宮肉腫
    もしくは子宮筋腫として手術を施行した159例を対象とした.術前診断が
    子宮肉腫
    であった症例は17例,術前診断が子宮筋腫であった症例は142例であった.最終診断が
    子宮肉腫
    であった症例は10例,子宮筋腫であった症例は149例であった.(1)の所見は
    子宮肉腫
    ,子宮筋腫それぞれにおいて90.0%(9例/10例),15.4%(23例/149例)で認め,同様に(2)の所見は60.0%(6例/10例),2.0%(3例/149例),(3)の所見は100%(10例/10例),33.6%(50例/149例),(4)の所見は60.0%(6例/10例),18.1%(27例/149例)で認め,
    子宮肉腫
    では平均3.1項目,子宮筋腫では平均0.63項目を認めた.造影MRI検査にて周囲への浸潤像を認める症例,または,特徴的所見を3項目以上満たす症例は悪性である可能性が高く,術前診断に有用な所見と考えられた.〔産婦の進歩72(1):14-20,2020(令和2年2月)〕

  • 坂田 晴美, 宇治田 麻里, 矢島 さおり, 貴志 洋平, 横山 玲子, 吉田 隆昭, 中村 光作, 池内 正憲
    産婦人科の進歩
    2004年 56 巻 4 号 505-508
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/12/27
    ジャーナル 認証あり
  • 高橋 道知
    日本医科大学雑誌
    1953年 20 巻 9 号 767-768
    発行日: 1953年
    公開日: 2010/10/14
    ジャーナル フリー
  • 芦原 敬允, 中村 路彦, 田中 智人, 苅田 正子, 岩井 恵美, 神田 隆善, 大道 正英
    産婦人科の進歩
    2012年 64 巻 3 号 342-345
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/11/01
    ジャーナル 認証あり
  • 中元 剛, 角玄 一郎, 安田 勝彦, 堀越 順彦, 神崎 秀陽
    産婦人科の進歩
    2007年 59 巻 2 号 82-86
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/06/30
    ジャーナル 認証あり
     今回,われわれは診断に苦慮した巨大筋腫分娩の1例を経験したので,臨床経過,文献的考察を加えて報告する.症例は37歳,未婚,経妊0回経産0回.2ヵ月前ごろより腟内に異物感を認めるも放置しており,1週間前より38.5℃前後の発熱を認め,腟口より腫瘤の脱出を認めたため近医受診し,同日精査加療目的にて,当科搬送入院となった.初診時視診にて腟口より約2cm程度の変性をともなった腫瘤の脱出を認め,腟内は腫瘤のため緊満状態で,腫瘤と腟壁の間からは淡血性の膿が約200ml排出された.末梢血検査にてWBC10500/μl(好中球分画84.5%),Hb7.1g/dl,生化学検査にてCRP12.29mg/dlと強い炎症と貧血を認めた.腫瘍マーカー値は,SCCが2.1ng/mlと軽度高値を認めた.画像所見は,経腹超音波検査およびmagnetic resonance imaging (MRI)検査にて腟外から続く巨大腫瘤を認め,その頭側に子宮体部様の像を認めた.子宮と腫瘤の関連については不明であった.入院翌日に,腫瘤が約6cm脱出し,Hb5.9g/dlと貧血の悪化を認めた.入院3日目,計4日間排便がないためグリセリン浣腸120mlを使用したところ排便,出血とともに巨大腫瘤が完全脱出した.その際Hb5.6g/dl,Ht19.0%と貧血がさらに悪化したためMAP3単位を輸血しつつ,巨大腫瘤は変性した筋腫分娩であるとの診断に至り,内子宮口部付近にて腫瘍を結紮のうえ切除術を施行した.摘出腫瘤は組織診にて変性した子宮筋腫であり,筋腫分娩の確定診断となった.術後,炎症と貧血はまもなく回復し,術前軽度高値であったSCCは正常範囲となった.術後2ヵ月後のMRI検査にて大きな子宮筋腫は認めず,正常な位置に子宮を認め,月経の異常も認めず外来定期検診を受けている.〔産婦の進歩59(2):82-86,2007(平成19年5月)〕
  • 林 正美, 脇本 昭憲, 金井 利仁, 岩田 守弘, 高木 哲
    産婦人科の進歩
    2001年 53 巻 6 号 505-509
    発行日: 2001年
    公開日: 2002/09/27
    ジャーナル 認証あり
    ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は絨毛性疾患における腫瘍マーカーとして広く利用されている. hCGβ免疫活性物質のうち, 血中では検出されず尿中で検出される低分子量の物質が存在し, その分子構造から, hCG β分子の内部(core)構造としてhCG β-core fragment(以下hCG β-CFと略す)と名づけられ, 婦人科癌では卵巣癌, 子宮体癌, 子宮頸癌で, また肺癌や膀胱癌などで, その腫瘍マーカーとしての有用性が報告されている. 今回, われわれの施設で経験した3例の
    子宮肉腫
    において尿中hCG β-CFの腫瘍マーカーとしての有用性を検討したので報告する.
    1997∼1999年の間に当科で術前に尿中hCG β-CFを測定した手術症例のうち,
    子宮肉腫
    3例と子宮筋腫40例における陽性率を比較した結果(血清クレアチニン値で換算したカットオフ値は50pg/mg·Cr),
    子宮肉腫
    では3例中3例(100%), 子宮筋腫では40例中6例(15%)が, 陽性となった. 3例の
    子宮肉腫
    症例について経過を追ったところ, 症例1では, 術前尿中hCG β-CF値は326. 5pg/mg·Crと高く, 術後は感度以下になったが, 術後3ヵ月目に再発が判明し, その値も112. 1pg/mg·Crと再上昇した. 症例2では, 術前尿中hCG β-CF値は64. 2pg/mg·Cr, 術後残存腫瘍を認め, 術後10日目には急速に増大し, 術後2ヵ月で死亡した. 症例3では, 術前尿中hCG β-CF値は168. 7pg/mg·Cr, 腟壁に一部残存腫瘍を認め, 術後約3ヵ月半で死亡した. 尿中hCG β-CF値も低下することはなかった.
    子宮肉腫
    症例での臨床経過と尿中hCG β-CFの推移が一致し,
    子宮肉腫
    における腫瘍マーカーとしての有用性が示唆された.
  • 竹村 秀雄, 宮内 裕代
    産婦人科の進歩
    1969年 21 巻 4 号 397-404
    発行日: 1969/07/01
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
  • 今村 裕子, 小山 瑠梨子, 平尾 明日香, 大竹 紀子, 北村 幸子, 須賀 真美, 宮本 和尚, 高岡 亜妃, 青木 卓哉, 星野 達二, 北 正人
    産婦人科の進歩
    2011年 63 巻 3 号 326-328
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/03
    ジャーナル 認証あり
  • 飛彈 修二, 宮本 愛子, 多田 博文, 園田 隆
    産婦人科の進歩
    2006年 58 巻 2 号 147-151
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/11/22
    ジャーナル 認証あり
     子宮平滑筋肉腫は,現在標準治療の確立していない予後不良の婦人科疾患である.進行した子宮平滑筋肉腫や再発症例においては効果的な化学療法を実施する必要がある.今回,われわれは,53歳の3回経産婦において,開腹手術後の補助化学療法としてDTX/GEM併用療法を3コース施行したが無効であったIIIa期の有茎性漿膜下筋腫から発生した子宮平滑筋肉腫の1症例で,IFM/ADM/CBDCA併用療法が著効した症例を経験した.子宮平滑筋肉腫の症例において,再発後の化学療法でCRを示す症例は少ないので若干の文献的考察を加えて報告する.〔産婦の進歩58(2):147-151,2006(平成18年5月)〕
  • ―針生検が診断のきっかけとなった子宮肉腫9症例より―
    市村 友季, 張 良実, 田原 三枝, 北岡 美穂, 三すぎ 卓也, 三すぎ 史子, 岡本 理恵, 延山 裕之, 服部 加苗, 松本 佳也, 安井 智代, 角 俊幸, 平井 光三, 本田 謙一, 金岡 靖, 石河 修
    産婦人科の進歩
    2004年 56 巻 4 号 526-529
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/12/27
    ジャーナル 認証あり
  • 後山 尚久, 杉本 修
    日本産科婦人科内視鏡学会雑誌
    1985年 1 巻 1 号 28
    発行日: 1985年
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 飯塚 義浩, 山内 格, 生方 良延, 吉岡 増夫, 安藤 索, 高橋 康一, 中村 幸雄, 鈴木 正彦, 福住 直由
    杏林医学会雑誌
    1987年 18 巻 4 号 607-615
    発行日: 1987/12/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    当産婦人科教室においては,過去10年間に比較的稀な疾患であり,予後不良とされている子宮原発の肉腫症例を9例経験したので,その臨床経過などについて検討を行なった。対象症例中,病理組織学的検索により術前に悪性であるとの診断を行ない得たものは9例中5例,55.6%であった。手術例9例中,脂肪肉腫の1例を除き,8例は現在生存しており,その生存期間は最高8年8カ月に及んでいる。また,このうち3例は明らかに腫瘍を不完全摘出か再発した状態で経過しているが,生存期間が4年11カ月に及んでいる症例もある。
    子宮肉腫
    症例の治療法を決定し,予後を推定するに当り,臨床進行期に加え,腫瘍の組織型ならびに分化度についての評価を行なう必要があると思われる。
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