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クエリ検索: "富山情報ビジネス専門学校"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • ―ホテル学校及び旅館の人材育成カリキュラムを中心に―
    和田 健資, 小原 愛子
    教育経済学研究
    2023年 3 巻 14-26
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/28
    ジャーナル オープンアクセス
    日本における宿泊産業は、これまで観光立国の実現に向けて日本の基幹産業になるべく成長してきた。世界経済フォーラム(2022)が発表した Travel & Tourism Development Index 2021 では、旅行や観光に関する 112 項目を総合的に評価した中、対象 117 か国・地域の中で日本の旅行・観光の魅力度が 1 位となった。今後、宿泊需要や宿泊産業に対しての大きな期待と成長を鑑みるに、宿泊産業の人材育成に関してこれまで以上に必要性と取り組みを強化する必要があるだろう。しかし、「旅館」という日本独自の文化の中にある宿泊業に絞ると専門的に学ぶことができず、一方海外ではホテルに特化した教育カリキュラムが存在し人材育成を行っている。そこで、本研究では、国内外大学の宿泊業に関する教育カリキュラムについて調査し、科目や時間、単位、授業内容等を比較することで、日本の宿泊業の中でも「旅館」に関する人材育成教育カリキュラムの課題を明らかにし、人材育成教育に必要な要素を明らかにすることを目的とする。その結果、抽出された機関は 8 校で、日本が 2 校、海外が計 6 校(アメリカ 1 校・スイス 3 校・オーストラリア1 校・イギリス 1 校)となり、日本においては 2 校とも専門学校であり、教育期間は 1 年間であ った。海外においては、4 校が大学であり、各 2 校が大学附属のビジネススクールとなっており、いずれも 4 年間学ぶ課程となっていた。日本の大学では、「観光人材教育」という幅広い教育が主流で実際の観光業の現場においてのミスマッチや乖離があることや、宿泊業に特化したカリキュラムがないという課題が明らかになった。さらに日本においてインターシップの時間は少なく、ビジネス基礎の時間もない事が明らかとなり、日本でも 1 年間宿泊施設での実践的な体験と経験を持つことができるような単位が取れる仕組みを作る必要がある。未来的に宿泊産業に適応し続けることができる人材を育成するには、専門的な教育機関で学ばせることが、「宿泊産業」業界における人材不足を解消し「人材育成教育」につながるのではと考える。
  • 宍戸 学
    日本観光研究学会全国大会学術論文集
    2022年 37 巻
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    観光教育の体系の検討には、多様な観光教育カリキュラムや教育実践を収集・分析する方法があるが、容易ではない。そこで、教育機関における観光教育の研究課題に着目した。観光教育研究は、教育導入の経緯や重要性、カリキュラム及び教育実践など、観光教育に対する研究者たちの様々な視座を表す。各教育機関の学びの連続性や相互の関係性を考えるにあたり、研究の相違点と関係性から、教育体系を考えることも出来ると考える。研究結果から、各教育機関の研究数や研究課題の違い、教育を取り巻く状況や課題が明らかとなった。これらの結果と議論を踏まえ、各教育機関の観光教育の内容と関係性を考察し、教育課題と教育機関間の体系を構想した。
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