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クエリ検索: "小山右人"
8件中 1-8の結果を表示しています
  • 宮島 哲, 池内 幸一
    日本泌尿器科学会雑誌
    1995年 86 巻 12 号 1789-1792
    発行日: 1995/12/20
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    症例は63歳男性. 右側腹部痛, 嘔気および悪寒を主訴に入院し, 腹部CTにて右水腎症および右尿管破裂を指摘されるも腫瘍および結石は指摘されなかった. しかし, 逆行性腎盂造影にて右下部尿管腫瘍と診断され, 右腎尿管摘除術および膀胱部分切除術を施行した. 腫瘍部分の病理組織所見は移行上皮癌であった. 尿管癌により生じた尿管自然破裂はきわめて稀であり, その一例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
  • 吉村 直樹, 笹 征史, 吉田 修, 高折 修二
    日本薬理学雑誌
    1992年 99 巻 3 号 161-166
    発行日: 1992年
    公開日: 2007/02/13
    ジャーナル フリー
    α-chloralose麻酔ネコを用い,青斑核を介する排尿反射に対する八味地黄丸の作用を検討した.膀胱内に生理的食塩水を注入した際に誘発される律動的な反射性膀胱収縮は,静脈内に投射した八味地黄丸エキス(10,30および90mg/kg)により用量依存性に抑制された.膀胱伸展によって誘発されるこの反射性膀胱収縮はflavoxate(1および3mg/kg)によっても同様に抑制された.一方,双極刺激電極を挿入し青斑核に矩形波よりなる頻回刺激を与えた際に引き起こされる膀胱収縮は,flavoxateによって有意に抑制されたが,八味地黄丸によっては影響を受けなかった.以上の結果から,八味地黄丸は,青斑核を経由する排尿反射において,青斑核から膀胱にいたる遠心路には作用せず,膀胱伸展による感覚性入力の求心性経路に作用して排尿反射を抑制すると考えられる.
  • 漆久保 潔, 内山 継躬, 三田 修, 伊藤 伊一郎, 新津 勝宏
    日本小児外科学会雑誌
    1978年 14 巻 6 号 897-902
    発行日: 1978/10/20
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 平賀 聖悟, 内島 豊, 黒川 順二, 小山 右人, 木原 和徳, 竹内 弘幸, 酒井 邦彦
    日本泌尿器科學會雑誌
    1984年 75 巻 10 号 1658-1664
    発行日: 1984/10/20
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    症例1は8歳女児, 急性腎盂腎炎の反覆と夜尿症を主訴として来院, 諸検査後尿道末梢部狭窄と診断, TUR-Bnと尿道拡張術を施行した. 症例2は9歳男児, 尿の混濁と間歇的発熱を主訴に来院, 諸検査後 Paquin らのいわゆる巨大膀胱症候群と診断, 両側腎瘻造設術を施行した.
    自験2例は臨床的には異なる診断を行なったが, ともに高度のVURと水腎水尿管症を持ち, urodynamic study により尿道内圧が異常高値を示し, functional obstruction が存在しながら detrusor-sphincter dyssynergia を欠くという共通の病態が認められた. この知見はこれら先天性下部尿路障害の疾患の本態とも関わる興味あるものと思われ, 小児拡張尿管における下部尿路機能の検索の重要性をも強調した.
  • 腎性血尿との関連性についての検討
    広川 信, 岩本 晃明, 藤井 浩, 松下 和彦, 朝倉 茂夫
    日本泌尿器科學會雑誌
    1980年 71 巻 6 号 589-596
    発行日: 1980年
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    精索静脈瘤の78症例の観察のなかで, 原因不明の無症候性腎性血尿を示した14例に遭遇した. これら血尿を示す一部症例に, 腎性血尿と精索静脈瘤との関連性が考えられた. 手術時, 精索血管の高位結紮部位の内精索静脈から順行性に造影をおこない腎静脈流の状態を検討した. 対象は25例で, そのうち8症例は腎性血尿を示している.
    実例をあげて, いろいろな静脈像の7例について述べた.腎内の静脈系へ逆流を示さないもの16%で, 多くの精索静脈瘤が逆流現象を示した. とくに血尿の群で, 高度の逆流をみる場合が多いことが判明した.
    腎内の静脈系へ逆流を示すことは, 腎静脈流の障害を意味する. 高度な逆流を示す場合, 腎静脈圧の上昇・うつ血・腎内の微小循環異常などを生じて, 血尿が発現しても不思議でないと推論した.
  • 豊田 純三, 明石 俊男, 高橋 清
    医療
    1983年 37 巻 4 号 387-393
    発行日: 1983/04/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    男子急性閉鎖治療病棟において, 患者の慢性化に伴う病床回転利用率が低迷していた事態を打開すべく, 昭和53年より, 新たな治療活動を開始した. それは, 閉鎖治療が適応の患者をも, 入院後早期より社会と接触させることを意図するもので, 月1回の強歩訓練と, 年1回2泊3日の合宿訓練を骨子とする. これは, 附随的に日常の病棟活動においても, 病棟外に患者を誘導する機会を増し, 作業療法を促進した. また, 家族の病棟活動への関心を高め,外泊を容易とする方向に作用した.
    この活動の開始前の昭和46年から52年までは, 病床回転率が100%以下にとどまり,かつ3ないし6ヵ月の入院期間を必要とするものが多かつたのに対し, 開始後には, 2ヵ月以内に退院する例が増し, 病床回転率も130%を超えた. この変化が, 対象とした患者構成の質によるものではないことを分析し, 新治療活動との因果関係を論じた.
  • 平賀 聖悟, 黒川 順二, 内島 豊, 荒木 重人, 竹内 信一, 牛山 武久
    日本泌尿器科學會雑誌
    1985年 76 巻 12 号 1855-1868
    発行日: 1985/12/20
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    小児VUR 12症例についてレ線透視下膀胱内圧測定 (CG-CM) を行なった. 対象の内訳は非閉塞性VUR 7例, 神経因性膀胱に伴なうVUR 5例の計18尿管であり, 次の結果を得た. 過去においても同様の検査が行なわれたが, 本検査法に基づくVURの分類が膀胱内圧曲線 (CMG) を中心にしておらず, 臨床例と適合しないところもあるので新分類を試みた. すなわち, CMGの静止圧時における低圧逆流をType I, 排尿反射時の高圧逆流をType II, 腹圧による意識圧時の高圧逆流をType IIIとした.
    VUR起始時の平均膀胱内圧はType I, 25.6mmHg, Type II, 41.4mmHg, Type III, 86.3mmHgであった. その時の平均膀胱容量はType I, 387.9ml, Type II, 245.6ml, Type III, 53.3mlであり, 非閉塞性VURで膀胱容量が大きく, 神経因性膀胱に伴なうVURでは小さい傾向が示された. 本検査法によるVUR起始時の grade はスクリーニングのために行なった one-shot の膀胱撮影乃至は排尿時膀胱尿道撮影と異なる頻度であった. VUR発現の過程におけるどの grade を真の grade とすべきかという問題が生ずるが, CG-CMによりVURの時間的因子を含めた機能的 grading が可能である. VURの各 Type における grade と水腎症の程度とを比較すると, Type Iでは両者がほぼ一致し, Type IIとType IIIでは grade に比し水腎症が軽度であった. VURの各 Type におけるCMGは, Type Iでは大部分正常型及至は弛緩型膀胱, Type IIから Type IIIへかけて痒性膀胱あるいは無抑制膀胱の割合が増加した. 本検査法の最終目標は小児VURの治療方針の決定にある. 臨床症例が少なかったため, 今回は明確な結論は得られなかったが, Type Iで grade の低い場合は経過観察でよいが, 高 grade のものは外科的治療を要し, Type IIから Type IIIへかけて保存療法の割合が増える傾向が示された.
  • The Japanese Journal of Antibiotics
    1981年 34 巻 11 号 1497-1513
    発行日: 1981/11/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
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