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クエリ検索: "小川珈琲"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • *佐藤 優望, 村元 由佳利, 松井 元子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2019年 31 巻 1E-2
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/26
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    【目的】コーヒーは嗜好飲料として世界中で親しまれており,日本のコーヒー消費量は世界で第4位である。一般的にコーヒーの味や風味は,その産地や品種により異なると言われているが,コーヒーに関する研究は豆についての報告が多く,浸出液について比較した報告は少ない。そこで本研究では,産地の異なる同一品種のコーヒー豆から得た浸出液の特徴を比較検討することを目的とした。

    【方法】コーヒー生豆は,2017年産の生産地の異なる(グアテマラ産,ルワンダ産,パナマ産,ブラジル産)アラビカ種のブルボン品種を用いた((株)

    小川珈琲
    より供与)。これらを同一条件で焙煎(中煎り),粉砕(中挽き)したもの10 gに90℃の熱湯150gを加え1分間浸出させたものを浸出液試料とし,総ポリフェノール量(フォーリンデニス法),有機酸総量(滴定酸度),pH,全糖量(フェノール硫酸法)を測定した。

    【結果および考察】コーヒー浸出液の総ポリフェノール量(クロロゲン酸当量μg/ml)は,グアテマラ産で106.2,ルワンダ産で79.0,パナマ産で57.0,ブラジル産で103.1となり,産地により異なった。pHは5.2程度,有機酸総量(0.1N NaOH ml/50ml)は3.5程度であり,どの地域のものも差はなかった。全糖量(μg/ml)は,グアテマラ産で2.8,ルワンダ産で2.7,パナマ産で2.5,ブラジル産で2.8と産地によって大きな差はなく,どの地域のものもわずかであった。コーヒーの味や風味には,コーヒーポリフェノールの一つであるクロロゲン酸や,有機酸の組成,褐色色素やカフェインなどが影響を与えていると考えられるため,今後はより詳細な分析および官能評価をする予定である。

  • *會田 洋平, 李 政哲
    日本森林学会大会発表データベース
    2013年 124 巻 H06
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/20
    会議録・要旨集 フリー
    ゴールドスタンダード(至適基準)-バードフレンドリー®コーヒー(BF)の認証基準は100%有機栽培、森林基準、他コーヒーとのブレンド不可など、その基準の高さ、取得の厳しさからコーヒー業界ではゴールドスタンダードと称される。厳格な基準は、一杯のコーヒーから環境保全、渡り鳥の保護など自然環境保護をダイレクトに訴えることを目的としている。

    BFの起源は90年代後半、米国スミソニアン協会傘下のスミソニアン渡り鳥センター(SMBC)がアメリカ大陸を縦断する渡り鳥の数が減少していることを観測したことから始まる。縦断中継地となる中米諸国での森林伐採が減少の理由の一つとして唱えられ、環境保全、渡り鳥の保護を目指したSMBCは同地域の主要農産品であるコーヒーに着目、森林を伐採しないコーヒーの生産基準を設定、同基準を満たしたコーヒーをバードフレンドリー®と認定し、プレミアム価格での取引を可能とした。

    日本市場では、2004年に住友商事が独占輸入権を取得、
    小川珈琲
    ㈱や㈱キャメル珈琲などのロースターと協働でBFコーヒーの商品化を進めている。

    本講演ではBFの認証基準などを軸に、現在・過去・未来について発表する。
  • 河野 孝央, 安藤 佳明, 泉 雄一
    RADIOISOTOPES
    2015年 64 巻 12 号 737-744
    発行日: 2015/12/15
    公開日: 2015/12/29
    ジャーナル オープンアクセス
    インスタントコーヒーは天然起源の放射性核種:40Kを含んでいるため,自然放射能と自然放射線を説明するためのわかりやすい教材といえる。本研究ではインスタントコーヒー10種に圧縮成形法を適用してコーヒーブロック線源を製作し,形状,重量,40K含有量を調べた。その結果,形状と重量は10種ともほぼ同じで,40K含有量にも大差はなく,10種の平均で16.6Bq(レギュラーコーヒーの約1.7倍)であった。
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