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クエリ検索: "小池良介"
15件中 1-15の結果を表示しています
  • ―浸漬処理と繭層の浸潤性―
    木下 晴夫, 但馬 文昭
    日本シルク学会誌
    1994年 3 巻 12-16
    発行日: 1994/12/02
    公開日: 2013/02/16
    ジャーナル フリー
     煮熟前処理による繭層への水分付与は煮熟度や煮熱斑に影響を及ぼし、生糸収率や節成績と密接な関係がある。ここでは煮熟前処理の浸漬処理において、浸漬温度、浸漬時間及び界面活性剤濃度による繭層浸潤度への効果を検討し、各要因の効果を明らかにした。その大要は以下のとおりである。 (1) 処理要因の中で浸漬温度による効果が大きく、特に70℃以上のとき繭層の外層及び最内層の浸潤度が著しく増大する。 (2) 浸漬時間の延長は外層や内層の浸潤には効果はあるが、中層への効果は小さい。 (3) 界面活性剤の使用は浸漬温度の低温の場合に繭層浸潤に効果が認められたが、濃度差の影響は認められなかった。 (4) 浸漬処理だけでは繭層の中内層への浸潤不足を生ずる。
  • 岡島 正章, 清水 重人, 黒川 トシミ, 天方 美帆, 鈴木 果歩
    日本シルク学会誌
    2008年 17 巻 94-95
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/03/05
    ジャーナル フリー
  • (II) ∞型糸縷の収縮状態
    高橋 幸吉
    日本蚕糸学雑誌
    1957年 26 巻 6 号 392-398
    発行日: 1957/12/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
  • 高林 千幸, 中村 邦子, 宮崎 栄子
    日本蚕糸学雑誌
    2004年 73 巻 2+3 号 89-95
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/11/13
    ジャーナル フリー
    1本の生糸を構成する際に,それぞれの繭糸の構成糸長を変えることによる嵩高生糸「ハイバルク・シルク」を繰製する方法を開発した。本方法は,煮熟繭から引出した分繊状態の繭糸を上下1対のフィードギアの間に挿通して積極的に送り出す機構が基本となっている。このフィードギアはテーパを付けたV字型のもの(下部)に,フラットなギア(上部)を噛み合わせ,これらのギア間へ繭糸を分繊させて広げた形で挿通することにより,?X字型のフィードギアの外側の繭糸はフィードギアの中心部分の繭糸に比べギアの円周が長い分多く送り出され,繭糸長が異なった糸条が形成される。その後,エアージェットノズルを介して糸条を更に送り出し,ノズル内を旋回するエアーで繭糸の捲縮を高めるようにした。
    この装置により,繭糸条幅やエアー圧力等の繰製条件を変えた時の嵩高さや糸条の力学的特性を調査した結果,フィードギアへの繭糸条幅を広くすることにより嵩高さは増し,強度は低下するが,柔らかな糸条となることがわかった。また,撚糸をすることにより嵩高さは抑えられるが,精練後の嵩高さは精練前に比べやや高い傾向を示し,精練によって嵩高さが低下することなどは認められなかった。
  • 羊 亜平, 嶋崎 昭典
    日本蚕糸学雑誌
    1985年 54 巻 1 号 36-42
    発行日: 1985/02/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    進行式煮繭機の機構上生じる機内指示温度と繭処理温度との関係ならびに連続した工程内外の交互作用によって生じる繭処理温度特性の解析法について検討した。その結果 (1) n因子2水準の一部実施計画に基づいた実験毎に煮繭温度曲線値を電子計算機に入力する。(2) 煮繭進行時点 (6秒間隔) 毎の温度データを分散分析し影響率を計算する。(3) 主効果, 交互作用別に {影響率-処理過程} 曲線を各要因について作成する。(4) 影響率の大きいことの検出された因子については実験因子の水準別あるいは組合せ条件別の工程に伴う平均温度曲線, 繭腔内上・下部の温度差曲線, 原料繭温度特性曲線を作成する。それらの一連の解析を電子計算機を用いて行うことにより, 工場における煮繭実態の予測できることを示した。
  • I. 多変量解析法を用いた繰糸特性値の解析
    木下 晴夫, 渡瀬 久也, 菅沼 よし
    日本蚕糸学雑誌
    1979年 48 巻 5 号 404-410
    発行日: 1979/10/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    繰糸効果の総合的判断を繰糸特性値間の相関関係によって求めると複雑になるので, 繰糸特性値間の相関関係を少数個の総合特性値に要約することにより, 繰糸効果を評価する方法について検討した。多変量解析法の中の主成分分析法により解析した結果, 次のことが明らかになった。
    1) 10種類の繰糸特性値は4個の互に独立な総合特性値に集約され, 情報量の約75%を表現できる。
    2) 第1主成分, 第2主成分は収率あるいは品位を意味づける総合特性値であって, 寄与率は第1主成分が30%, 第2主成分が22%であった。
    3) 第3主成分, 第4主成分は能率あるいは効率を意味づける総合特性値であって, 寄与率は第3主成分が13%, 第4主成分が10%であった。
    4) 主成分のスコアから各煮繭条件を評価することができる。
  • (I) 繰糸張力が繭糸の集合性に及ぼす影響
    有本 肇, 小西 孝
    日本蚕糸学雑誌
    1967年 36 巻 6 号 485-490
    発行日: 1967/12/30
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    生糸は数本の繭糸からできており, その配列, 引揃えならびに膠着の状態に関して従来は抱合という表現でされてきたが, 抱合検査のみでは繭糸の集合性を適確に把握することは困難である。著者らは生糸における繭糸の集合性の本質を究明するための新しい1つの方法として, 引張り前の繊度ならびに切断時の繊度を測定し, 繊度減少の割合を求めるほか, 単位伸度当り繊度減少率を調査した。
    繰糸巻取速度の大, 中および小の3区の21中生糸につき調べた結果, 繊度減少率ならびに単位伸度当りの繊度減少率は張力小区において大きく, 大区は小さい。また抱合試験によれば張力の大きいものは小さいものに比して抱合の良い成績を得た。
    これらの結果より張力の大きい繰糸法をとつた場合, 繭糸の引揃え, 配列性ならびに膠着性がよくなり, 固くしまった生糸ができることが考えられ, 繊度減少率ならびに単位伸度当り繊度減少率は, 生糸を構成する繭糸の集合性を究明する上に, きわめて有効な特性であることが明らかにされた。
  • 高林 千幸
    日本蚕糸学雑誌
    1983年 52 巻 3 号 208-214
    発行日: 1983/06/29
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    自動繰糸機において使用原料繭の実繰解じょ率を時系列的に計測するために, 落繭の大きさを接触方式で検出して電圧変換し, その信号から不時落緒繭・総落緒繭をコンパレータにより判別し, 一定時間内あるいは一定繭粒数内の実繰解じょ率を演算・表示および印字する装置をマイクロコンピュータにより構成した。この装置の検出・演算性能を確かめるため, 自動繰糸機において計測実験を行い, 実繰解じょ率を時系列的に演算・表示し得ることを明らかにするとともに, 本計測手法の製糸工程管理面での有用性を確認した。
  • 土屋 茂一郎, 小池 良介
    日本蚕糸学雑誌
    1955年 24 巻 4 号 287-290
    発行日: 1955/08/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    1.繭層の硬さを測定する方法として次式を導き装置を試作した。
    E=Wr3I(π/4-2/π)
    但し, E;ヤング率 (kg/mm2) W;与えた荷重量 (kg) r;円環状繭層の半径 (mm) δ;荷重による伸長量 (mm) I;円環状繭層の慣性能率 (mm4)
    2.(1) の方法により営繭室の湿度を変えて営繭させた生繭層の硬さを測定した結果, 中湿区を対照として低湿区は柔軟, 高湿区は剛硬であつた。繭乾燥によつて高温乾燥処理を受けた乾繭層は全般に剛硬となり, 且各区の硬さの差異は生繭層に比較してより大なる結果を示した。
    これらの相違は繭層間隙の多少及びセリシンの性質によるもので, 殊に繭層間隙は繭層の硬さに大きな影響を与えるものであることを認めた。
  • 高林 千幸, 細川 明
    農業機械学会誌
    1985年 47 巻 1 号 51-59
    発行日: 1985年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    繭の煮熟状態を計測制御するため, 煮繭条件の第1次修正要素としてインパルス応答法による計測装置, 第2次修正要素として解じょ張力パルスによる計測装置を再構成した。更に第2次修正要素として緒糸量, 実繰解じょ率等の計測装置を開発し, 製糸工程へ適用し得る装置として有用であることを確認した。そしてこれらの計測装置を用い, インディシャル応答法により製糸工程の動特性の解明を行い, 繭の煮熟状態を計測制御するための基礎的知見を得た。
  • 劉 冠峰, 坂部 寛, 宮原 達男, 有本 肇
    日本蚕糸学雑誌
    1986年 55 巻 6 号 461-466
    発行日: 1986/12/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    巻取速度の増加は繰糸張力を増大し, 生糸の引張り性質に影響を及ぼす。この場合強度と初期引張抵抗度への影響は極細繊度のMKに, 伸度への影響は極太繊度のN5Dに顕著に見られる。また強度と伸度の間の相関は, MKでは負に, N5Dでは正となり, このことはMKとN5Dの引張り性質に違いのあることを本質的に示しているとともに, 両系の繊維微細構造の差を示唆している。
  • II 温度パターンによる煮繭の最適化について
    木下 晴夫, 菅沼 よし, 渡瀬 久也
    日本蚕糸学雑誌
    1980年 49 巻 4 号 352-358
    発行日: 1980/08/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    煮繭工程内の処理効果は互に関連しあっているので特定要因を独立に変動させても的確に工程を制御するとは必ずしも期待できない。そこで, 回帰主成分分析法により煮繭要因を集約して少数の煮繭温度パターンを決定することについて検討した。その結果の大要は次のとおりである。
    1) 煮繭要因は3個の互に独立な回帰主成分に集約された。
    2) 第1回帰主成分は浸漬部温度および触蒸部温度の影響が大きく, 繭層セリシンの膨潤程度の均一化をはかる温度パターンで, 特に大中節の個数および小節点に対して効果が大きい。
    3) 第2回帰主成分は滲透部温度の影響が大きい。
    4) 第3回帰主成分は触蒸部温度あるいは調整部温度の影響が大きい。
    5) 第2回帰主成分, 第3回帰主成分は中層・内層セリシンあるいは繭層セリシン全体の膨化や凝集をはかる温度パターンで, 特に糸故障や索抄緒効率に対して効果が大きい。
    6) 繰糸成績より, 適正な温度パターンを選択し, 煮繭工程を制御することによって, 煮繭の最適パターンが形式化され, また単純化された。
  • 宮内 潔
    日本蚕糸学雑誌
    1983年 52 巻 2 号 97-105
    発行日: 1983/04/29
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
  • 日本蚕糸学雑誌
    1979年 48 巻 3 号 201-224
    発行日: 1979/06/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
  • 日本蚕糸学雑誌
    1954年 23 巻 3 号 151-215
    発行日: 1954/06/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
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