ベンゼソを種々の過酸化ペルフルオロアルカノイル (C
nF
2n+1(CO) OO(CO)C
nF
2n+1;
n=1, 3, 4, 6, 8) でフルオロアルキル化し, さらにスルホン化してフルオロアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 (C
nF
2n+1C
6H
4SO
3Na;J
n=4, 6, 8) を台成した。合成したアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩は優れた表面張力低下能を示し, フルオロアルキル鎖長の増加に伴い到達最低表面張力値は低下した (60℃で,
n=4の場台, 32.8 (mN/m);
n=6の場合, 19.5 (mN/m);
n=8の場合, 15.5 (mN/m)) 。また, ミセル内部の微視的極性はフルオロアルキル鎖長の増加に伴い低下した。さらに, フルオロアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩の濃厚水溶液において, 液晶 (ラメラ相) が生成した。
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