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クエリ検索: "川平朝清"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 戦後沖縄放送史を生きる 川平朝清(元沖縄放送協会会長)
    吉田 功, 広谷 鏡子
    放送研究と調査
    2018年 68 巻 12 号 2-19
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/23
    研究報告書・技術報告書 フリー
    「放送のオーラル・ヒストリー」では、オーラル・ヒストリーの研究方法を用いて、放送関係者の証言から放送史をひもとくことを目的にインタビューを実施してきた。今回は、戦後沖縄放送史を取り上げる。戦後、沖縄は、米軍の直接統治下におかれ、日本本土から政治、経済、法制度において完全に切り離され、それは、社会、文化の面にも及んだ。放送史も同様で、成立経緯、様相ともに全く異なっている。放送機能も失われた廃墟の中、米軍によるラジオ放送がゼロから立ち上がり、日米政府や社会の情勢に翻弄されながら確立されていく過程で、その重要な局面に深く関わってきた人がいる。元沖縄放送協会会長・
    川平朝清
    (91)である。彼は戦後の沖縄において、放送の立ち上げから本土復帰まで、一貫して放送に関わった稀有の存在である。各局面において放送の当事者のひとりである
    川平朝清
    がどう考え、どう行動したのか、そして、行動の背景になにがあったのか、に焦点をあて、沖縄の放送史が立体的に浮かび上がることを目指す。
  • 大森 幸男, 服部 孝章, 大谷 堅志郎, 東山 禎之, 岩田 温, 林 進, 高木 教典
    新聞学評論
    1986年 35 巻 227-237
    発行日: 1986/04/30
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
  • ──亡命作家・邱永漢の「日本語」と「英語」──
    和泉 司
    日本近代文学
    2022年 106 巻 144-159
    発行日: 2022/05/15
    公開日: 2023/05/15
    ジャーナル フリー

    邱永漢は台湾出身の日本語文学作家として知られている。香港亡命から日本へ移住した邱永漢はアメリカ留学を希望していた。邱永漢は「日本語」ではなく「英語」を使って生きていく選択肢も探していたのである。そして直木賞受賞後も台湾問題に関する英語評論を発表し、世界へ訴えた。その内容は日本向けに書かれた評論と比べ、台湾の独立性を強く訴えていた。しかし日本国内では台湾問題というテーマは歓迎されず、邱永漢のテーマは「経済」に限定されていった。それでも「日本語」によって生き続け、後半生ではアジアまで活動を拡げた邱永漢の活動とテクストから、「日本語」の文化・文学が得られるものは大きい。

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