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クエリ検索: "救命ボートの倫理"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 河島 基弘
    豊田工業大学ディスカッション・ペーパー
    2022年 26 巻 31-38
    発行日: 2022/12/16
    公開日: 2023/11/13
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 山本 正三, 斎藤 功
    地学雑誌
    1982年 91 巻 5 号 399-402
    発行日: 1982/10/25
    公開日: 2009/11/12
    ジャーナル フリー
  • 寺本 剛
    環境情報科学
    2022年 51 巻 3 号 16-21
    発行日: 2022/09/29
    公開日: 2023/02/28
    ジャーナル フリー

    持続可能な開発は,地球環境問題の解決とグローバルな経済格差の解消という世代間倫理と世代内倫理の複合的問題に対処するための社会目標として登場した。人類の人口がピークアウトし,定常化が実現できたとすれば,人間活動による地球環境への負荷は軽減され,「将来世代が自らのニーズを満たす能力を損なうことなく,現在世代のニーズを満たす」という目標が達成できることになるかもしれない。しかし,今度は人口減少そのものが開発を阻害する制約となり,社会は別の観点で開発を必要とするかもしれない。その意味で持続可能な開発は今後も息の長い社会目標であり続ける可能性があることを本稿は論じる。

  • 池田 寛二
    環境社会学研究
    1995年 1 巻 21-37
    発行日: 1995/09/01
    公開日: 2019/03/27
    ジャーナル フリー

    今日、環境問題を研究するうえでもっとも重要な課題のひとつは、地球環境問題を地域環境問題と相互に関連づけて解明できる枠組みを構築することである。そのためにはまず、世界の諸地域において人々はどのように環境に働きかけているのか、という基本問題に立ちかえる必要がある。この問題にアプローチするために有効な枠組みとなるのが所有の概念である。

    所有とは環境をめぐる社会関係を意味している。従来の環境問題のとらえ方は、「コモンズの悲劇」論のように、所有を社会関係として理解する視点を欠いていたため、私的所有対共同所有という二項対立を絶対視し、環境と人間社会とを結びつけている所有の多様性と複合性を捨象する傾向があった。本稿は、所有の地域的・歴史的多様性を幅広く把握し得る類型論を試み、それが地球環境問題と地域環境問題とを関連づけて理解するために有効であることを例証することによって、環境問題研究における所有論の欠落を補おうとするものである。

    類型論では、環境問題を所有の視点から理解するには、自然人所有と法人所有の対立を軸にして得られる共同占有・共同所有・私的占有・私的所有・専有・個体的所有・私的法人所有・公的法人所有・管理の9つの所有類型が有効な分析枠組みになることを明らかする。

    そして、現代の地球環境問題は「グローバル・コモンズの悲劇」ではなく、世界の諸地域において、国家や企業を主体とする法人所有がグローバルな市場システムと結びついて自然人の多様な所有の可能性を排除することによって連動的にひき起こされている社会問題にほかならないことを、主にインドネシアの森林問題を取り上げて例証する。

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