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クエリ検索: "新田塚駅"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • - えちぜん鉄道三国芦原線を事例として-
    山﨑 翔史, 中島 伸, 三寺 潤
    日本都市計画学会中部支部研究発表会論文集
    2021年 32 巻 61-64
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/10/05
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    近年の地域鉄道事業者の厳しい経営状況下において、路線廃止等の議論があるが、多くは利用者数推移など直接的な利用価値が評価軸となっている。しかし地域鉄道には、車窓風景や鉄道の走る風景による人々の認知を通じた存在価値的要素が内在しており、現況の評価軸と異なる視点による評価方法を模索することが重要であると考えられる。  本研究では、えちぜん鉄道三国芦原線を対象に、沿線自治体の都市計画の把握、車窓動画撮影資料による空間分析と利用者の印象的な車窓・沿線風景の把握を目的としたアンケート調査を実施する。車窓・沿線風景の現況と利用者の風景イメージを明らかにした上で、車窓景観が利用者にとって地域鉄道の重要な視点であることを考察し、今後の地域鉄道の存在価値検討の基礎的知見を得る。  空間分析では、3種類の景観要素から景観類型Ⅰ〜Ⅶが抽出された。アンケート調査では、利用者の約8割から印象的な車窓・沿線風景要素の回答があり、魅力的な風景要素を有していると言える。以上から、利用者が車窓景観を強く意識していることを示しており、車窓景観による鉄道と利用者との関係性は、地域鉄道の存在価値検討における重要な視点だと考えられることが明らかとなった。
  • 福井地域における地方鉄道を対象として
    堀井 茂毅, 川口 充康, 川本 義海, 川上 洋司
    土木計画学研究・論文集
    2005年 22 巻 677-684
    発行日: 2005/10/31
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    本研究は, 2年余りの運行休止を経て「えちぜん鉄道」として運行再開した地方鉄道に焦点を当て, 鉄道の運行休止・再開が地域にもたらした影響・効果を把握すること, それらを踏まえて今後の利用促進の検討に資する知見を得ることを目的としたものである. 利用者および沿線住民アンケート調査結果にもとづき, 鉄道の運行有一無一有の3つの状況下における人々の交通行動・生活活動, 意識面の変化について分析した結果, 交通手段選択だけでなく, それを通して生活活動面にも多大な影響を及ぼしたこと, 利用者のみならず非利用者に対しても送迎機会の増減や心理面的負荷の増減といった面で影響を及ぼしたこと等を明らかにするとともに, 今後の利用促進に向けてのいくつかの提案を行っている.
  • 福井市をケーススタディとして
    稲本 隆治, 横式 玲央, 浅野 周平, 渋川 剛史, 松本 隼宜
    都市計画論文集
    2022年 57 巻 3 号 1125-1131
    発行日: 2022/10/25
    公開日: 2022/10/25
    ジャーナル オープンアクセス

    現在,多くの自治体が都市の評価を行う上で用いる指標は居住人口をベースにしたものであるため,昼間の賑わいを評価するには不十分であると考える. そこで本研究は携帯電話基地局データを用いて昼間における賑わいを時間帯別に把握し,鉄道駅の評価を行った.得られた知見は以下の3点である。第一に、モラン散布図を用いて,時間帯別の交流人口の特徴を明らかにした。第二に,モラン散布図によって算出された4つの象限(集積タイプ)は時間帯による変化は少ないことを明らかにした.最後に,集積タイプ別の累積回数による継続的な賑わいに着目することで,鉄道駅の評価を行い,今後の鉄道駅周辺の整備方針について提案した.

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