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クエリ検索: "日本滞在記" タウンゼント・ハリス
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 久保田 尚之, 塚原 東吾, 平野 淳平, 松本 淳, 財城 真寿美, 三上 岳彦, ALLAN Rob, WILKINSON Clive, WILKINSON Sally, DE JONG Alice
    E-journal GEO
    2023年 18 巻 2 号 412-422
    発行日: 2023/11/21
    公開日: 2023/11/25
    ジャーナル フリー

    日本で気象台が開設される以前の江戸時代末期に,外国船が日本近海に気象測器を搭載して往来していたことに着目し,気象観測記録が掲載された航海日誌を収集し,気象データを復元した.18世紀末には探検航海する外国船が日本近海に現れ,19世紀に入ると米国海軍の軍艦等が日本に開国を求めるために日本近海を航行するようになった.これらの航海日誌に記録された日本近海の気象データの概要を示し,江戸時代末期に外国船が日本近海で遭遇した台風事例について,経路等の解析を行った.1853年7月21~25日にペリー艦隊6隻が観測した東シナ海を通過した台風の解析事例,1856年9月23~24日に蘭国海軍メデューサ号が観測した安政江戸台風の解析事例,1863年8月15~16日の薩英戦争中に英国海軍11隻が観測した東シナ海における台風の解析事例について報告する.

  • ―幕末駐日外交官の日本認識と外交1858~1862
    福岡 万里子
    年報政治学
    2022年 73 巻 2 号 2_13-2_41
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/12/15
    ジャーナル フリー

     安政の五ヵ国条約が天皇の承認を得ず調印されたことは同時代的にも国内に広く知れ渡り幕末の政治動乱を引き起こす重要な契機となったが、無勅許調印の事実は、1859年以降日本に着任した西洋外交官らには幕府により秘匿され、それをおそらく察知していたと見られる米国駐日総領事ハリスも、その経過については外交団内で沈黙を守った。そのため、駐日外交団や居留外国人の間で、日本の主権者により現行条約が批准されていない事態として、条約無勅許をめぐる認識が形成されるようになるまでには、最も早く見積もって1862年頃までの数年間がかかった。本稿は、こうして生じた西洋外交官らの間の日本認識上のギャップが、通商開国後に浮上した度重なる外国人襲撃殺害事件や開港開市延期問題等に関する彼らの対日外交に水面下で影響を与え、西洋駐日外交団の間の外交方針の分裂や転回を引き起こしていた実態を論じ、条約勅許獲得が最終的に外交団の政策目標になっていく経過を展望する。

  • 加藤 僚
    交通史研究
    2011年 74 巻 19-43
    発行日: 2011/04/08
    公開日: 2017/10/01
    ジャーナル フリー
  • 建築史料,外交文書ならびに旧華族への聞き取り調査に基づく検討
    奈良岡 聰智, 小川原 正道, 川田 敬一, 土田 宏成, 梶原 克彦, 水野 京子
    住総研研究論文集
    2013年 39 巻 189-200
    発行日: 2013年
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は,各国の駐日大使館の立地,建築様式,およびその機能について解明することを目的としたものである,駐日大使館については研究の蓄積が浅いため,まずは建築史料,外交文書など,一次的史料やデータを収集することを通して,今後の大使館研究の基盤を構築することを目指した。また,それらの史料情報を得るにあたって,旧華族への聞き取り調査を行った。特に研究対象としたのは,重要な外交上のパートナーであったアメリカ,フランス,およびベルギーの3国である。本研究を通じて,大使館が両国の外交関係を「象徴」する存在として,重要な機能と特徴的な建築を有していたことが確認された。
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