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クエリ検索: "権威"
52,801件中 1-20の結果を表示しています
  • --左翼権威主義再考--
    小林 久高
    社会学評論
    1989年 39 巻 4 号 392-405,478
    発行日: 1989/03/31
    公開日: 2010/05/07
    ジャーナル フリー
    権威
    主義の基本概念は、弱者に対する攻撃を意味する
    権威
    主義的攻撃と強者に対する服従を意味する
    権威
    主義的服従の結合にある。アドルノ、ロキーチ、アイゼンクの研究を検討すると、この
    権威
    主義の基本的な意味と保守主義とが密接に関係していることがわかる。この事実を説明するために、一つの図式が提出される。この図式は、概念的な観点から、
    権威
    主義と保守主義の密接な結合を明らかにしたものである。次に、シルズのいう左翼
    権威
    主義の問題が検討される。そこでは、左翼の位置する体制の違いを考慮する必要性、体制に対する態度と党派に対する態度の違いを考慮する必要性、態度とパーソナリティのレベルの違いを考慮する必要性が述べられ、自由主義・資本主義体制内の左翼は、過激主義的ではあるが、右翼に比べて
    権威
    主義的ではないという指摘がなされる。
  • 北森 義明, 沢田 和明, 冨岡 元信, 冨田 幸博
    日本体育学会大会号
    1976年 27 巻
    発行日: 1976/08/20
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 権威現象の安定化メカニズム
    藤田 哲司
    社会学評論
    1994年 45 巻 3 号 364-377
    発行日: 1994/12/30
    公開日: 2009/10/13
    ジャーナル フリー
    社会現象としての
    権威
    持続の中核は,
    権威
    的指示の受容原理にあるものとして理解可能である。 そして, 本論文の目的は,
    権威
    的指示の受容に関して敬意という要因を組み込んだメカニズムを想定し,
    権威
    の安定を説明することである。
    権威
    の長期的安定 (
    権威
    的指示受容の長期的安定性) は, 1)
    権威
    源泉の正統性にもとついて受容者個々人が自発的に受け入れるという側面と, 2) 受容者集団や社会圏内部で生ずる相互規制 (役割転換) によって受け入れを継続させられるという側面に分析できるが, いずれにおいても担い手に対する受容者の敬意が大きく関わっている。 つまり, 1) では, 二重の依存状態 (
    権威
    源泉-受容者, 担い手-受容者) の下で担い手が受容に関して何の期待もしないときに生じる敬意が, 源泉に対する正統性信念を喚起することによって, 受容を促進する要因となる。 2) では, 役割転換が受容継続を生み出すが, そこにも受容者個々人がいだく敬意がはたらいている。 受容者たちが自発的に逸脱者と敵対して受容圧力をかけるとともに, 通常時にも逸脱そのものを押さえることによって,
    権威
    安定が結果する。 この
    権威
    の安定には, 自発性が深く関与するのに対し, 変化には源泉の優越的価値への合理的依存が関与している。 状況変化に伴う受容者期待分岐による役割転換の遅滞が,
    権威
    現象変化の契機となる。
  • 永井 裕
    炎症
    1996年 16 巻 4 号 215-216
    発行日: 1996/07/10
    公開日: 2010/04/12
    ジャーナル フリー
  • 破壊性の観点を中心に
    保坂 稔
    社会学評論
    2002年 53 巻 1 号 70-84
    発行日: 2002/06/30
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
    本稿は, 『
    権威
    主義的パーソナリティ』を踏まえて,
    権威
    主義的性格と環境保護意識の関係について検討することを目的とする.
    権威
    主義的性格の多くの側面のうち, どのような側面が環境保護意識と関係しているのだろうか.検討にあたっては,
    権威
    主義的性格の「過同調と潜在的破壊性との共存」といった特徴に着目する.まず「過同調」と「破壊性」が, 環境保護意識とそれぞれどのような関係にあるかを検証した.結果は「過同調」については負の, 「破壊性」については正の相関関係が, それぞれ環境保護意識と見られた.次に, 「過同調」と「破壊性」が共存した場合の
    権威
    主義的性格と, 環境保護意識の関係をみた結果,
    権威
    主義的性格の人々が高い環境保護意識を持つことが判明した.最後に,
    権威
    主義的性格の人々が持つ環境保護意識について, ナチズムにおける環境保護への取り組みを参考にして検討した結果, 「
    権威
    主義的な環境保護意識」が今日存在することが明らかになった.
  • 武藤 祥
    年報政治学
    2024年 75 巻 1 号 1_309-1_330
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/06/15
    ジャーナル フリー

     近年、「

    権威
    主義」は、幅広い政治現象・政治的潮流を指す概念として多用されている。だが、
    権威
    主義の定義に関して合意があるとはいえず、「民主主義的ならざるもの」の総称として用いられているに過ぎない。

     本稿では、

    権威
    主義を「当該政治社会における安定と秩序の維持を重視する理念・体制・統治」と定義する。その上で、今日
    権威
    主義と対置されているのは、民主主義ではなく自由民主主義であり、「
    権威
    主義化」「民主主義の後退」は、自由主義への反動によって起こっている現象と捉える。

     その後、政治学における「

    権威
    主義」概念の変遷を辿り、「民主主義か
    権威
    主義か」という二項対立的な捉え方への疑問を呈し、自由主義と民主主義という2つのメルクマールを用いて、
    権威
    主義の位相を明らかにする。

     続いて、戦間期ヨーロッパ、第二次大戦後の新興独立国、冷戦終結後という3つの時期に主に焦点を当て、「現存した

    権威
    主義」が、秩序の維持のために民主主義と自由主義のいずれを、どのような形で抑制したかを概観する。

     最後に、

    権威
    主義概念の横溢に対し、体制・統治・イデオロギーとしての
    権威
    主義をより明確に再定義することを提唱する。

  • 山口 順子
    日本体育学会大会号
    1989年 40B 巻
    発行日: 1989/09/10
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 山口 順子
    日本体育学会大会号
    1989年 40A 巻
    発行日: 1989/09/10
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 森 博
    社会学評論
    1961年 11 巻 3-4 号 93-99,177
    発行日: 1961/05/30
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
  • フリードリッヒの権威概念に関する一考察
    中村 浩爾
    法哲学年報
    1983年 1982 巻 132-142
    発行日: 1983/10/10
    公開日: 2008/11/17
    ジャーナル フリー
  • Blau, Presthusの議論を中心に
    藤田 哲司
    年報社会学論集
    1996年 1996 巻 9 号 199-210
    発行日: 1996/06/05
    公開日: 2010/04/21
    ジャーナル フリー
    The problem of respect (deference) is one of the central points in relation to the authority relationship. This Paper examines the discussion of Blau and Presthus with respect to the problem of respect.
    Both of them had two weak points in common. (1) They lacked the objective causal explaination of “Respect's occurence”. (2) They only discussed the authority relations within the limits of one organization.
    This paper tries to resolve these points at issue, and shows the possibility of the Respect's discussion in the authority relationship.
  • 直井 道子
    社会学評論
    1986年 37 巻 2 号 191-203,266
    発行日: 1986/09/30
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    フロムやアドルノによる
    権威
    主義的性格の研究は、戦後日本にとって重要な問題提起であった。とくに、家族の
    権威構造と権威
    主義的性格の関連性というテーマは、川島武宜の問題提起以来注目を集めたが、実証研究はほとんど発展してこなかった。本稿は、このテーマに関連して、夫の親と同居する主婦 (直系家族における、いわゆる嫁) が、別居している主婦より、より
    権威
    主義的か否か、をデータ分析によって追究したものである。夫の親と同居する主婦は、別居している主婦より平均的に有意に
    権威
    主義的であることがデータから立証された。さらに、その差は、同居の主婦と別居の主婦の年齢の差によるものではないことも確認された。最後に、一五歳時の居住地、夫の学歴、夫の職業、妻の学歴、ライフ・サイクル等の説明変数をコントロールしても、なお、夫の親との同居は主婦をより
    権威
    主義的たらしめる方向に対して直接効果をもつことが、パス解析によって立証された。夫の親との同居は、主婦の
    権威
    主義的性格の維持あるいは再生産に対して一定の機能を果していると結論できる。
  • ――議院内閣制の脅威?――
    粕谷 祐子, 東島 雅昌
    日本比較政治学会年報
    2017年 19 巻 1-30
    発行日: 2017年
    公開日: 2024/05/02
    ジャーナル フリー
  • 鍋田 智広
    日本認知心理学会発表論文集
    2019年 2019 巻 P3-32
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/10/28
    会議録・要旨集 フリー

    テスト効果とは,材料の学習後に再学習をするよりも想起をする方が,記憶成績が良い効果である。本研究では,材料の学習後に,テスト効果を

    権威
    づける教示を与えることで記憶成績が促進されるかを検討した。心理学の講義の受講生を参加者とした集団事態で実験を行った。すべての参加者は心理学のテキストを読んで学習した。続けて,参加者はテスト効果について
    権威
    づける教示を与えられる,あるいは与えられないで想起を行う条件,及び再学習を行う条件に分かれ,想起または再学習を行った。その後,遅延期間後に記憶テストを実施した。その結果,
    権威
    づけ教示あり条件となし条件とで記憶成績に有意な差は認められなかった。その一方で,再学習条件との比較においては,
    権威
    づけ教示あり条件は有意に成績が良く,
    権威
    づけ教示なし条件には有意な差は認められなかった。本研究は,学習を
    権威
    づける教示によってテスト効果が促進されることを示唆する。

  • 田 玲玲, 平石 賢二, 渡邉 賢二
    発達心理学研究
    2017年 28 巻 1 号 24-34
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/03/20
    ジャーナル フリー

    本研究では青年期前期の子どもと母親における親

    権威
    の概念を分析し,母子における親
    権威
    の概念の不一致と母子間葛藤,子どもの心理的適応との関連を明らかにすることを目的とした。中学生の母子287組を対象として,母子における親
    権威
    の概念(親
    権威
    の正当性,規則への服従に対する認知),子どもの認知した母子間葛藤(葛藤の量,葛藤の激しさ)と子どもの心理的適応(抑うつ,不安,自尊感情)を調査し,分散分析と相関分析,共分散構造分析を行った。結果は以下の通りである。(1)子どもは母親より親
    権威
    の概念を低く評価し,親
    権威
    を拒否した。(2)高学年の母子は低学年の母子より親
    権威
    の概念を低く評価し,親
    権威
    を拒否した。(3)女子は男子より高いレベルの葛藤の量と激しさを報告した。(4)母子における親
    権威
    の概念の不一致は,母子間葛藤とネガティブな関連があり,さらに子どもの心理的適応とネガティブな関連があった。これらより,青年期前期の子どもと母が親
    権威
    に対する認知の不一致を理解することで,母子間葛藤の生成プロセスを明らかにすることができ,子どもの心理的適応に意義があることが示唆された。

  • *前田 藍花, 佐保 航輝, 池部 実, 吉崎 弘一, 吉田 和幸
    電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
    2018年 2018 巻 02-2A-03
    発行日: 2018/09/19
    公開日: 2020/01/20
    会議録・要旨集 フリー

    DNSはドメイン名とIPアドレスを対応付けするインターネットの基盤となるプロトコルである.大分大学の

    権威
    DNSサーバはIPv4 アドレスとIPv6アドレスのデュアルスタックで運用している.本研究では,大分大学の
    権威
    DNSサーバに対するIPv6アドレス関係の問い合わせ状況を調査する.具体的には,
    権威
    DNSサーバへのIPv6での問い合わせの割合などを分析することによりIPv6アドレス付与時の
    権威
    DNSサーバの運用上の問題点,注意点を探る.

  • 大平 和希子
    アフリカレポート
    2020年 58 巻 1-13
    発行日: 2020/02/17
    公開日: 2020/02/17
    ジャーナル フリー HTML

    ウガンダでは1995年憲法を皮切りに、慣習地の登記促進を通して、慣習地で暮らす人々の権利安定化を図ってきた。しかし、慣習地の登記が一向に進まない状況を受け、2013年に発表された国家土地政策は、慣習地の登記を担うはずの地方自治体の能力不足を指摘した上で、伝統的

    権威
    の慣習地ガバナンスへの関与を示唆した。これを踏まえて、本稿の目的は、伝統的
    権威
    が、慣習的権利の安定化を図る上で、地方自治体に代わる、あるいは、地方自治体と協働する一主体となりうるかという問いに答えることである。ウガンダ西部ブニョロ地域を事例に、地域住民と伝統的
    権威
    の関係性、地方自治体と伝統的
    権威
    の関係性の2点に着目し考察する。

  • 保坂 稔, 渡辺 貴史
    環境社会学研究
    2019年 25 巻 157-170
    発行日: 2019/12/05
    公開日: 2022/10/18
    ジャーナル フリー

    環境保護意識の促進にあたって,子どもの頃の自然体験が効果を持つことが指摘されてきた。本稿は,一般市民調査に基づく量的データを用いて,環境保護意識と子どもの頃の自然体験の関係について,

    権威
    主義,家族関係,さらには環境保護行動といった視点を交えて明らかにすることを目的とする。家族関係の点でいえば,環境保護意識を促進する自然体験は,家族人数が多い方が増えるという結果が得られた。家族の少人数化は自然体験の機会を奪い,環境保護意識の形成を阻害する可能性がある。また,自然体験の多さは,母親と会話する機会の多さと関係が見出された。
    権威
    主義については,環境保護意識とは関係がみられなかったものの,環境保護行動を促進する効果があることが明らかになった。

  • ―学問の自由と権威の狭間―
    内藤 秀宗
    人工臓器
    1996年 25 巻 3 号 513
    発行日: 1996/06/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
  • 山田 洋嗣
    日本文学
    1995年 44 巻 7 号 13-22
    発行日: 1995/07/10
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    院政期において「詞」の実態を知ることは大きな問題であった。「新しい和歌」のための新しい「詞」や「知識」は、その「故」や「由緒」を外部の
    権威
    に保証されつつ導入され、しかるべき
    権威
    の場で秀歌となって公開されることにより美的属性を得て歌の「詞」となる。歌人はそのために知識を求め、秘蔵する。また「秘蔵」そのものも一つの
    権威
    的機制であった。これを利用してさまざまな情報が歌学に流入し、語られていく。
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