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クエリ検索: "母趾外転筋"
427件中 1-20の結果を表示しています
  • 水田 良実, 前田 慶明, 小宮 諒, 森川 将徳, 廣田 亜梨朱, 浦辺 幸夫
    理学療法の臨床と研究
    2022年 31 巻 63-66
    発行日: 2022/03/31
    公開日: 2022/04/01
    ジャーナル フリー
    【目的】母趾外転エクササイズが
    母趾外転筋
    の筋活動や、舟状骨高に与える急性効果を明らかにすること。 【方法】15名の健常成人を対象とした。自動での最大母趾外転運動時の
    母趾外転筋
    の筋活動を、介入前後にそれぞれ測定した。エクササイズの内容として、座位で5秒間の母趾外転運動と1秒間の休憩を10回繰り返した。さらに、立位時と座位時での床面からの舟状骨高の差を舟状骨降下量として算出した。統計学的解析には、介入前後での各測定項目の比較に対応のあるt検定を使用した。有意水準は5%とした。 【結果】
    母趾外転筋
    の筋活動は、介入前後で有意な差はみられなかった。舟状骨高は座位では有意な変化がみられなかったが、立位で有意に増加した( p < 0.05 )。舟状骨降下量は、介入後に有意な減少がみられた( p < 0.05 )。 【結論】本研究の結果から、1分間の母趾外転エクササイズが舟状骨降下量を減少させることが示された。
  • 寺山 佳佑, 佐藤 睦美, 大和 洋輔
    スポーツ理学療法学
    2025年 3 巻 1 号 13-21
    発行日: 2025年
    公開日: 2024/10/02
    ジャーナル オープンアクセス

    【目的】本研究の目的は,慢性足関節不安定症(CAI)の片脚立位動作の足内在筋の筋活動開始時間を測定しCAIの足内在筋の神経筋制御の障害を明らかにすることである。

    【方法】対象は20歳〜44歳の50名とし,CAI群25名とコントロール群25名の2群に分けた。表面筋電計とフットスイッチを用いて片脚立位動作の下肢の挙上反応時間,足外在筋と足内在筋の筋活動開始時間,足外在筋と足内在筋の筋活動開始時間の差を測定し,群間で比較した。

    【結果】下肢の挙上反応時間は,コントロール群と比べて,CAI群の方が有意な遅延を認めた。前脛骨筋及び

    母趾外転筋
    の筋活動開始時間は,コントロール群に比べて,CAI群の方が有意な遅延を認めた。
    母趾外転筋と長腓骨筋及び母趾外転筋
    と短腓骨筋の2群間で差を認めた。コントロール群は,
    母趾外転筋
    が先行的に活動し,CAI群は長腓骨筋と短腓骨筋が先行的に活動した。

    【結論】CAI群は,コントロール群と比べて,片脚立位動作時の

    母趾外転筋
    の筋活動開始時間が有意な遅延を示し,
    母趾外転筋
    の神経筋制御の障害があると示唆された。

  • 鳥越 雄史, 寺本 司, 中村 智, 岩崎 勝郎, 鈴木 良平
    整形外科と災害外科
    1995年 44 巻 4 号 1437-1441
    発行日: 1995/09/25
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    Hypertrophy of the abductor hallucis muscle is a very rare disorder. We report two cases with a mass on the plantar surface of their foot. Case 1 was a 16 month-old girl who presented to our hospital with a difference in size of the foot which had been present from birth. On examination, flat foot was observed and a soft mass was palpated on the medial aspect of the right foot. On plain radiographs, swelling of the soft tissue was noted. CT scan showed hypertrophy of the muscle, but the muscle could not be distinguished. Biopsy examination revealed normal muscle structure. At surgery, hypertrophy of the abductor hallucis muscle was diagnosed.
    In the second case, a ten-month-old male, a similar difference in the size of the foot was noticed by the parents. Also in this case a soft palpable mass was found around the same site. Difference in the size of the foot size, in length and width was observed. MRI examination revealed hypertrophy of the muscle and the site of the muscle coincided with the position of the abductor hallucis muscle. However, this mass showed no signal intensity similar to tumour. Surgery was not carried out in this case.
    In the first case with flat foot, the cause of the hypertrophy of the abductor hallucis muscle could not clearly distinguished. However, in the second case, this may be due to hemi-hypertrophy of the foot.
  • 浦本 史也, 山本 泰雄, 尾田 敦, 皆川 裕樹
    理学療法学Supplement
    2014年 2013 巻 0875
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/05/09
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】外反母趾(Hallux Valgus)は第1中足趾節関節で母趾が外反した変形であり,発生頻度が高い疾患である。外反変形の矯正には足底挿板,装具療法,
    母趾外転筋
    の随意収縮による母趾外転運動などさまざまな方法が行われている。なかでも,佐本ら(2003)は外反変形の治療方法として
    母趾外転筋
    の随意収縮の重要性を報告している。しかし,実際の臨床では,
    母趾外転筋
    の随意収縮が困難な例を多く認め,その遂行は容易ではない。我々は以前より,
    母趾外転筋
    の随意収縮が困難な健常者に対して,
    母趾外転筋
    の随意収縮のみを単独で行うよりも,電気刺激を同期させることで,より随意性が向上することを経験している。しかし,外反母趾症例に対する電気刺激の有効性について検討した報告は見当たらない。そこで本研究の目的は,健常者と外反母趾症例を対象として,電気刺激により
    母趾外転筋
    の随意性に影響を及ぼすかどうかを検討することである。【方法】対象は当院医師により外反母趾と診断された15名(以下,外反母趾群)と,足部疾患や変形がない健常成人9名(以下,健常群)とした。すべての対象者は,
    母趾外転筋
    の随意収縮が困難であり,
    母趾外転筋
    を圧迫することによって外転運動が生じることを確認しており,第1中足趾節関節の拘縮がないと判断されたものである。まず,外反変形の評価として,足外郭線をトレースして得られた足型から測定する第1趾側角(全履協式計測法)を用いた。第1趾側角は内田(2002)によりレントゲン撮影による外反母趾角との相関が最も高いことが確認されていることから,靴医学会で推奨されている評価方法である。次に,安静時の第1趾側角(以下,安静角度)を測定した。その後,
    母趾外転筋
    を収縮するよう努力した際の第1趾側角(以下,努力外転角度)を測定した。測定終了後に,機能的電気刺激機器である電子筋肉運動器NeuroTech BMR-16F(BMR社製)を用い,電極を
    母趾外転筋
    に貼付し,2秒通電刺激と2秒休止のサイクルを15分間継続した。刺激中は
    母趾外転筋
    の随意収縮を行い,刺激強度は対象が耐えられる最大強度とした。刺激終了後に
    母趾外転筋
    を収縮するよう努力した際の外転角度(以下,刺激後外転角度)を測定した。なお,電気刺激は対象者全員1回のみとした。統計処理には安静角度と努力外転角度,刺激後外転角度の比較に,分割プロットデザインによる分散分析およびTukey検定を適用し,有意水準は1%とした。【説明と同意】本研究はヘルシンキ宣言に則り,対象者には事前に研究目的,測定方法を十分に説明し同意を得た。得られたデータと個人情報の保護に十分配慮した。【結果】外反母趾群の安静角度は28.5±5.8°,努力外転角度は28.6±6.1°,刺激後外転角度は25.8±6.4°であった。健常群の安静角度は13.8°±5.5°,努力外転角度は12.4±6.3°,刺激後外転角度は9.0±5.1°であった。群分けの要因と第1趾側角の測定条件要因の間に交互作用は認めなかった。外反母趾群,健常群ともに安静角度と努力外転角度は有意差を認めなかった。一方,安静時角度と刺激後外転時角度では両群ともに第一趾側角が有意に減少した(p<0.01)。群間の比較では安静角度,努力外転角度,刺激後外転角度全てにおいて有意差を認めた(p<0.01)。【考察】過去の健常人を対象とした報告では,電気刺激は
    母趾外転筋
    の随意収縮が困難な例に対して,収縮を誘導するために有効であると報告されている。しかし,外反母趾症例を対象とした研究はほとんど見当たらなかった。今回の対象者は安静角度・努力外転角度について両群ともに有意差を認めず,電気刺激前の全対象者は
    母趾外転筋
    の随意収縮が困難であったことを示している。一方,安静角度と刺激後外転角度の比較では有意な減少を認めた。これは両群ともに電気刺激により
    母趾外転筋
    の随意性が向上したことを示している。群間比較の安静角度の有意差は外反母趾群が健常群に比して変形が著明であることを示している。先行研究では,外反母趾変形の悪化に伴い,
    母趾外転筋
    の随意収縮がより困難となると報告されている。しかし,今回の結果では,安静角度から刺激後外転角度の角度変化に両群間で大きな差は認められなかったことから,電気刺激が外反変形のある症例に対しても,
    母趾外転筋
    の随意収縮の誘導に有効であることを示すと考える。しかし,今回の結果は電気刺激による
    母趾外転筋
    の随意収縮誘導の即時効果を示すものである。今後は,電気刺激効果の持続性を調査する必要性があると思われる。【理学療法研究としての意義】
    母趾外転筋
    の随意収縮が困難な外反母趾症例に対しても,電気刺激を与えることで,
    母趾外転筋
    の随意性を向上させることが明らかとなった。電気刺激は外反変形矯正に有効である可能性が示された。
  • 貞島 健人, 浦辺 幸夫, 山中 悠紀, 篠原 博, 坂田 尚弥, 落合 錠, 吉原 圭祐, 小林 恵理
    理学療法学Supplement
    2011年 2010 巻 PF1-031
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/05/26
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    外反母趾(Hallux valgus)とは、第1基節骨が第1中足趾節関節で外反・内旋した変形である。外反母趾変形が進行すると
    母趾外転筋
    は第1中足骨の底側に回り込み(Brenner、1999)、
    母趾外転筋
    の機能低下が起こると考えられている。そのため、軽度の外反母趾には、母趾外転のエクササイズが推奨されているが(山本、1998)、
    母趾外転筋
    の収縮による母趾外転運動が困難な例がある。
    本研究では、電気刺激により母趾外転運動を誘導することで、現在行われている
    母趾外転筋の随意収縮を用いた運動療法よりも効果的に母趾外転筋
    の活動を向上させることができるかを検証した。
    仮説は、電気刺激により
    母趾外転筋
    の筋活動が増加し、外転時の外反母趾角の減少、
    母趾外転筋
    力の増加、アーチ高の上昇が起こるとした。
    【方法】
    対象は、本研究に同意の得られた男女大学生16名(男性8名、女性8名)、32足とした。対象の年齢の平均±SDは22.6±1.8歳であった。
    電気刺激には複合治療器(Dynatron 950plus、ダイナトロニクス社)を用い、電極を対象の
    母趾外転筋
    に貼付し、2,500Hzの群波形をバーストさせ周波数50Hz 、パルス幅10msec、立ち上がり時間1秒、下降時間1秒とし、10秒の通電と10秒の休止を合計15分間行った。強度は、対象が耐えられる最大の強度として、通電中は随意的に外転運動を行わせた。頻度は、1日1回、期間は1週間で5回行った。以下、随意的な母趾外転運動を伴う電気刺激を介入とする。
    評価項目は、安静時と母趾外転時の外反母趾角、アーチ高、
    母趾外転筋
    力、母趾外転時の
    母趾外転筋
    筋活動とした。外反母趾角の測定には、介入後に足部の外郭線をトレースした安静時・外転時の外反母趾角を用いた。アーチ高は、舟状骨結節の床からの高さとした。
    母趾外転筋
    力の測定には、等尺性筋力計(μTas F-1、ANIMA社)を用いた。なお、
    母趾外転筋
    力の測定は、予備実験で優秀な再現性が確認されている。筋活動の測定には表面筋電図(SX230-1000、バイオメトリクス社)を用いて、立位における前足部荷重を最大随意収縮(MVC:maximal voluntary contraction)とし、母趾外転時の筋活動を算出した。介入前後での比較は、対応のあるt検定を用い有意水準を5%未満とした。外反母趾角の経時的な変化は介入前との比較のため、多重性を考慮しBonferoni法による補正を行い有意水準1%未満を有意とした。
    【説明と同意】
    対象には、目的や方法を十分説明した後、署名にて同意を得た。なお、本研究は広島大学大学院保健学研究科心身機能生活制御科学講座倫理委員会の承認を得て行われた(承認番号1031)。
    【結果】
    対象の電気刺激介入期間は平均4.6回(4回が6名、5回が10名)であった。
    介入前の安静時の外反母趾角は14.7±6.5°、母趾外転時の外反母趾角は8.4±7.0°であり、その変化量は6.3±3.9°であった。介入後の安静時の外反母趾角は14.1±6.1°、母趾外転時の外反母趾角は5.7±6.8°であり、その変化量は8.3±4.4°であった。介入前後で変化量に有意差を認めた(p<0.01)。
    母趾外転時の外反母趾角は8.4±7.0°であったが、1回目の介入後5.7±8.2°へ有意に減少し(p<0.01)、その後著明な変化はみられず、1回目の介入後に母趾外転時の外反母趾角は大きく変化していた。
    アーチ高は40.0±9.6 mmから40.6±8.2 mm、
    母趾外転筋
    力は15.4±8.4Nから16.7±7.5Nへそれぞれわずかに変化したが、有意差は認められなかった。母趾外転時の
    母趾外転筋
    筋活動は、介入後に56.0±29.8%から107.5±41.6%へ有意に増加した(p<0.01)。
    【考察】
    母趾外転時の外反母趾角は1回目の介入で有意に減少し、その後著明な変化はみられなかった。介入により
    母趾外転筋
    筋活動が増加することで母趾外転時の外反母趾角は減少し、その後の介入では一定の外反母趾角を維持できたものと考えた。軽度の外反母趾に対して推奨されている随意的な母趾外転運動を行うことができない対象(安静時の外反母趾角と母趾外転時の外反母趾角の変化量が3°以下)が本研究で10足にみられ、それらの対象でも変化量は増加したことから外反母趾の治療としての母趾外転運動を行う前段階として今回行った介入が有用であると考えられる。
    今回の研究では、アーチ高に有意な変化はみられなかったが上昇傾向にあり、
    母趾外転筋
    は足部内側縦アーチに関係していることから(Headlee、2008)、アーチ高は
    母趾外転筋
    筋活動の指標となることが示唆された。
    【理学療法研究としての意義】
    本研究の結果から、
    母趾外転筋
    への1回の電気刺激で効果的に母趾外転運動が可能となることが示唆された。本研究では健常大学生を対象としており、今後は外反母趾患者で研究を行い、外反母趾の保存的治療の一助になると考える。
  • 神谷 奈津美, 浦辺 幸夫, 山中 悠紀
    理学療法学Supplement
    2010年 2009 巻 O3-050
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/05/25
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    外反母趾の発生件数は年々増加しており、特に女性は男性よりも発生率が高い(今給黎2004)。外反母趾は歩行能力やADL活動に支障をきたすため、変形進行防止が重要である。佐本ら(2003)によると、外反母趾の運動療法として母趾内反運動が有効であるとし、
    母趾外転筋
    の重要性を指摘している。しかし、臨床現場では母趾外転運動の遂行困難な例を認めることから、
    母趾外転筋
    の機能が低下している印象を受ける。そこで、本研究では母趾外転運動の可否による
    母趾外転筋
    の筋活動の違いを明らかにすることを目的に行った。仮説として、母趾外転運動が可能な場合、
    母趾外転筋
    の筋活動は高く、逆に母趾外転運動が不可能な場合、
    母趾外転筋
    の筋活動は低いとした。
    【方法】
    対象は、20代から80代の健常成人女性25名50足(平均年齢52.8±21.8歳、身長153.4±7.9cm、体重52.8±6.8kg)とした。測定項目は、1)母趾外転運動の可否、2)外反母趾角、3)
    母趾外転筋
    の筋活動とした。母趾外転運動の可否の定義には、
    母趾外転筋
    力を用い、可能群と不可能群の2群に分類した。
    母趾外転筋
    力の測定にはハンドヘルドダイナモメーター(μTas F-1、アニマ社製)を使用し、センサーを第一基節骨側面に当て、第四基節骨までバンドで固定し貼付した。対象には母趾外転をするように指示し、最大等尺性筋力を算出した。母趾外転運動が不可能な場合、
    母趾外転筋
    力は0N/kgとした。外反母趾角は全履協式を参考に、足部内側縁と母趾基節骨側縁からなる角度を立位にて計測した。
    母趾外転筋
    の筋活動の測定には、表面筋電図(SX230-1000、バイオメトリクス社製)を用い、電極は母趾MTP関節内側から三横指後方に貼付した。対象には、足趾屈曲、足趾外転を3秒間実施させ、随意的に前足部荷重(体幹最大前傾位)を3秒間保持させた際の筋活動を100%として正規化し、筋活動は%MVCで算出した。統計学的処理は、母趾外転運動の可否における、外反母趾角の比較、また足趾屈曲時および足趾外転時における
    母趾外転筋
    の筋活動の比較を、それぞれ対応のないt検定を用いた。いずれも危険率5%未満を有意とした。
    【説明と同意】
    対象に対し、本研究の目的や方法を十分に説明し、紙面で同意を得た。なお本研究は、広島大学大学院保健学研究科心身機能生活制御科学講座倫理委員会の承認を得て行った(承認番号0942)。
    【結果】
    母趾外転運動の可能群28足、不可能群22足であり、2群間の年齢、身長、体重に有意差はなかった。外反母趾角は、可能群で平均14.6±6.8°、不可能群で平均25.5±8.0°であり、有意差が認められた(p<0.01)。
    母趾外転筋
    の筋活動は、足趾屈曲時には可能群で33.8±26.6%、不可能群で37.0±26.4%であったが、有意差はなかった。足趾外転時では可能群で62.2±30.6%、不可能群で58.0±24.2%となり、不可能群においても筋活動は認められ、筋活動には両者に有意差はなかった。
    【考察】
    本研究の対象者の母趾外転運動の可否について、25名50足中12名22足が母趾外転運動が不可能であった。しかし今回の結果では、母趾外転運動の可能群と不可能群の
    母趾外転筋
    の筋活動に、有意差を認めなかったことから、母趾外転運動の可否に関係なく、
    母趾外転筋
    に筋活動はみられたことが分かった。よって、実際の運動として筋活動が反映しない理由のひとつに、日常生活で母趾の外転機能が活かされているかどうかが母趾外転運動を左右するものと考えた。一方、可能群に比べ不可能群では、外反母趾角は有意に小さかった。Arinciら(2003)によると、外反母趾患者ほど母趾外転運動が困難であると報告されており、アライメントが母趾外転運動に影響及ぼしていることが示唆できる。また、Hoffmeyerら(1988)は、外反母趾角の増大に伴い
    母趾外転筋
    の筋走行が足底側へ移動し屈曲筋として作用すると報告しているため、
    母趾外転筋
    は外転方向への作用を失うことで母趾外転運動が困難になることが考えられる。しかし、今回の対象では、不可能群においても外反母趾角が必ずしも大きくない対象も含まれており、前途のごとく日常生活での母趾の外転機能の影響があるかもしれない。その場合、歩行や靴の影響も受けると考えられるため、将来的にアライメント変化にさらに拍車がかかることも考えられる。よって、外反母趾の
    母趾外転筋
    の筋活動を評価することは、外反母趾変形の進行防止に役立てられると考える。
    【理学療法学研究としての意義】
    母趾外転運動の可否による
    母趾外転筋
    の筋活動に相違はなかったが、外反母趾角に相違が示された。これら結果より、外反母趾角が大きく、母趾外転運動が困難な場合には、さらに変形進行するのではないかと考えられる。よって、本研究は今後の外反母趾の運動療法分野において、外反母趾変形を進行防止するための知見を示せたと考える。
  • 佐藤 哲紀, 松崎 昭夫, 有永 誠
    整形外科と災害外科
    2000年 49 巻 2 号 560-563
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    We report a rare case of the tarsal tunnel syndrome caused by the compression of the plantar branches of the tibial nerve, with traumatic contracture of the abductor hallucis.
    The case was a 18-year-old male student. Two years ago, one morning after a field d track practice, the patient noticed a swelling in the medial aspect of the left foot and experienced pain when walking. The patient visited a surgeon who made a incision at the medial aspect of the middle part of the foot and removed the hematoma. About 6 months later, an induration in the medial aspect of the left foot appeared, and the walking pain exacerbated gradually. He visited our department in May 1998. He had a flexion-varus contracture of the left first toe and a hypesthesia in the medial plantar nerve distribution when standing. A conservative treatment was done. About 3 months later, he was capable of active dorsal flexion of the first toe, however, persistent pain, hypesthesia, and varus deformity of the first toe when standing were recorded. Surgical investigation was consequcntly selected on January 28 1999. The varus deformity of the first toe and hypesthesia in the planter aspect disappeared promptly after the operation
  • 嶋 洋明, 奥田 龍三, 木下 光雄, 安田 稔人, 阿部 宗昭
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2005年 48 巻 6 号 1089-1090
    発行日: 2005年
    公開日: 2006/01/20
    ジャーナル 認証あり
  • 池田 倫太郎, 古市 格, 小河 賢司, 井上 拓馬, 久芳 昭一, 川口 耕平, 上野 雅也
    整形外科と災害外科
    2013年 62 巻 3 号 648-650
    発行日: 2013/09/25
    公開日: 2013/11/26
    ジャーナル フリー
    【目的】第一中足骨近位骨切り術とSuture anchorを用いた
    母趾外転筋
    腱移行術を併用した外反母趾手術の短期治療成績を検討すること.【対象と方法】対象は2011年8月から2012年7月までに当院にて本法を行った4例4足.関節リウマチ(RA)による外反母趾を3例3足含み,外側軟部組織解離や二趾から五趾の処置を症例によって追加した.手術時平均年齢は54.5歳,平均観察期間は5.0か月.術前と最終評価時での日本足の外科学会母趾判定基準(JSSF score),外反母趾角(HVA),第1―2中足骨角(M1―M2角)を検討した.【結果】JSSF scoreは術前平均36.0点が術後平均82.5点,HVAは45.3°が27.5°,M1―M2角は17.8°が7.0°と改善した.【結語】本法による外反母趾手術の短期臨床成績は比較的良好であったが,外反母趾再発も認められた.
    母趾外転筋
    腱を内側に移行することにより外反母趾の再発防止効果が期待できると考えられたが,高度外反母趾やRAでは第一MTP関節の温存に限界がある場合があると考えられた.
  • 高井 聡志, 浦辺 幸夫, 前田 慶明, 篠原 博, 笹代 純平, 藤井 絵里, 馬 玉宝
    理学療法学Supplement
    2012年 2011 巻
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/08/10
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに、目的】 外反母趾(Hallux valgus)が進行し、外反母趾角(Hallux valgus angle: HVA)が増大すると、歩行能力やADLに支障をきたす可能性があり、早期からの対策が必要である(外反母趾ガイドライン、2008)。外反母趾の運動療法として、随意的な母趾外転運動を継続することが有効であると報告されている(佐本ら、2003)。筆者らは、母趾外転運動が随意的に不可能な症例に、運動を行うきっかけとして、1回15分間の
    母趾外転筋
    に対する電気刺激を加えた運動療法が有効であることを報告した(2011)。母趾外転運動が不可能な者は、1回の電気刺激によって、母趾外転位ができるようになるが、時間の経過とともに保持が困難になる。そのような者には、
    母趾外転筋
    への電気刺激を継続することで、運動療法の効果をさらに高めることができるのではないかと考えられる。本研究の目的は、HVAが20°以上で随意的な母趾外転運動が不可能な者に対して、
    母趾外転筋
    への電気刺激を加えた運動療法を継続することで、運動療法の効果を高めることができるかを検証することである。仮説として、電気刺激実施ごとに安静時および母趾外転時のHVAは減少し、
    母趾外転筋
    の筋力、筋活動量は増加するとした。【方法】 対象は、随意的な母趾外転運動が不可能な6名、(女性5名、男性1名)12足とした。対象者の年齢(mean±SD)は23.6±4.6歳であった。複合治療器(Dynatron 950 plus、ダイナトロニクス社)を用い電極を
    母趾外転筋
    のモーターポイントを刺激するように貼付した。2、500Hzの群波形をバーストさせ、周波数50Hz、パルス幅10msec、立ち上がり時間1秒、下降時間1秒とし、10秒の通電と10秒の休止を繰り返し実施した。通電中は刺激に合わせ、随意的に母趾外転運動を行った。電気刺激の頻度は、1日1回15分間、期間は2週間で計6回実施することとした。電気刺激前ならびに、6回それぞれの電気刺激後に、安静時および母趾外転運動時のHVAを三次元足型測定器(I-Ware Laboratory社)で測定した。また、
    母趾外転筋
    力を等尺性筋力計(μTasF1、ANIMA社)にて測定し、
    母趾外転筋
    の筋活動を表面筋電図(SX230-1000、バイオメトリクス社)で測定した。統計的手法は、安静時および母趾外転運動時のHVA、
    母趾外転筋
    力、筋活動量の経時的変化の比較のために、電機刺激前から刺激後6回の各々で対応のあるt検定を繰り返し行った。多重性を考慮しBonferoni法による補正を行い有意水準1%未満を統計学的に有意とした。【倫理的配慮、説明と同意】 対象には,目的や方法を十分に説明し同意を得た。なお,本研究は広島大学大学院保健学研究科心身機能生活制御科学講座倫理委員会の承認を得て行われた(承認番号1091)。【結果】 安静時のHVAは電気刺激前22.6±3.1°に対し、電気刺激3回目で18.0±3.1°となり有意に減少した(p<0.01)。3回目以降は、3回目と比較し有意な角度の減少は認められなかった。母趾外転時HVAは電気刺激前22.7±3.2°に対し、電気刺激1回目で17.4±2.0°となり有意に減少し、2回目では14.3±2.4°となり、1回目と比較し、有意に減少した(p<0.01)。
    母趾外転筋
    力は、電気刺激前、測定不可能であった状態から、電気刺激1回目で15.8±7.5Nとなり、有意に筋力が増加した(p<0.01)。3回目では22.8±7.2Nとなり、1回目と比較し有意に筋力が増加した(p<0.01)。
    母趾外転筋
    の筋活動量は、電気刺激前56.2±27.1%に対し、電気刺激1回目で95.0±45.9%となり有意に筋活動が増加した(p<0.01)。1回目以降、電気刺激の回数を重ねるごとに筋活動量に増加する傾向が認められたが1回目と比較して有意差を認めなかった。【考察】 本研究で、電気刺激を継続することで、安静時および母趾外転運動時のHVAが減少し
    母趾外転筋
    力が増加した。その理由として、
    母趾外転筋
    に対する電気刺激を繰り返すことで、
    母趾外転筋
    の筋緊張が高まり、随意収縮による母趾外転運動が容易にできるようになった結果と考えた。今回の結果より、母趾外転運動が不可能な者には電気刺激を1回だけでなく、最低でも3回以上実施することで、母趾外転位保持が容易になり、運動療法の効果が高まることが示唆された。一方、
    母趾外転筋
    の筋活動量については、1回目の電気刺激後に有意な増加は認められたものの、その後の電気刺激では1回目と比較し有意差は認められず、増加する傾向であった。この点については、さらに例数を増やし検証を続けたい。【理学療法学研究としての意義】 本研究では母趾外転運動が不可能な者には、1回の電気刺激よりも、最低3回の電気刺激を継続することで安静時および母趾外転時HVAが減少し,
    母趾外転筋
    力が増加するという効果が示された。これは比較的簡便に実施可能な方法である。また、
    母趾外転筋
    への電気刺激を加えた運動療法が、外反母趾の保存療法の一助になると考えられる。
  • 大谷 遼, 中村 雅俊, 佐伯 純弥, 西川 英夫
    基礎理学療法学
    2023年 26 巻 Supplement 号 S85-2
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/02/02
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 哲紀, 松崎 昭夫, 城戸 正喜, 足達 裕, 太田 佳介, 青野 猛
    整形外科と災害外科
    1991年 39 巻 3 号 1369-1373
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    We reported twelve feet with Tarsal Tunnel Syndrome in ten cases that were treated operatively. The patients were treated between June 1985 and March 1990. Examination revealed the sensory disturbance was in the distribution of the medial and the lateral plantar nerve in six feet, the calcaneal branch in two feet, the medial plantar nerve, the lateral plantar nerve, the medial plantar nerve and the calcaneal branch in one foot respectively. The causes of entrapment were direct compression by medial edge of the aponeurosis of the abductor hallucis muscle at the entrance of the plantar nerve into the foot in five feet, ganglion in three feet, tenosynovitis, pes valgus after calcaneal fracture, malformation of the calcaneous and ganglion, postsurgical scar in one foot respectively. Postoperative course of all cases were uneventful and there was no case of recurrence. We believe that the medial edge of the abductor hallucis muscle is very important as the cause of entrapment.
  • 木下 光雄, 奥田 龍三, 安田 稔人, 阿部 宗昭, 森川 潤一
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2004年 47 巻 1 号 125-126
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/04/30
    ジャーナル 認証あり
  • 石山 晴貴, 高林 知也, 平塚 栞, 雪松 憂月, 鈴木 駿佑, 伊藤 渉, 菊元 孝則, 久保 雅義
    スポーツ理学療法学
    2021年 1 巻 Supplement 号 OS-11-06
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/03/30
    ジャーナル フリー
  • 浦辺 幸夫, 山中 悠紀, 高井 聡志, 貞島 健人, 神谷 奈津美, 平山 真由子, 坂光 徹彦
    理学療法学Supplement
    2011年 2010 巻 OF1-068
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/05/26
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    外反母趾は第1趾のMTP関節が内転するもので、前足部の有痛性疾患で最も多くみられるもののひとつである。筆者らは外反母趾対策靴下(以下、対策靴下)を製作し、2008年より外反母趾患者、高齢者、スポーツ選手、一般健康者に対して使用してきた。対策靴下の使用により、第1趾側角度 (Hallux-Valgus Angle, HVA) が減少し、さらに長期使用によって裸足でのHVAが減少することも分かった(浦辺ら2009、神谷ら2009、坂光ら2010)。対策靴下の使用では、HVAが大きい者のほうがHVAの減少が大きいが、同等の外反母趾角の者でも、HVAの減少が大きい者とそうでない者がいるように観察された。本研究では比較的大きな対象数を分析することで、どのような対象で効果が現れやすく、どのような対象で効果が現れにくいのかをみだすことを目的とした。
    【方法】
    外反母趾対策靴下は広島大学とコーポレーションパールスターが共同開発し、2009年より市販している。母趾と他の4趾を分離させる足袋構造で、
    母趾外転筋
    の筋腹中央部を足部内側側方より押圧するパッドを内縫し、さらに遊脚期に足趾が伸展しやすい構造になっている。研究に同意を得た12~98歳までの267名(男性27名、女性240名)、平均年齢(±SD)41.4±24.2歳、534足のデータを分析した。対策靴下使用前後のHVAを測定し、年齢によるHVAの減少の相関関係を求めた。また、
    母趾外転筋
    の筋腹を検査者の手指で押圧し、母趾の外転が起こる、起こりにくい、起こらないに分類した。裸足でのHVAに対し対策靴下装着によるHVAの減少の相関係数を求めた。
    母趾外転筋
    の押圧により母趾の外転が起こる、起こりにくい、起こらないでHVAの減少の相関係数を求めた。さらに裸足でのHVAの小さい者から89名ずつ、対策靴下によるHVAの減少の小さい者から3群に分け相関係数を求めた。危険率5%未満を統計的に有意とした。
    【説明と同意】
    研究の趣旨を参加者に十分に説明し同意を得た。未成年の場合、保護者の承諾を得た。本研究は広島大学大学院保健学研究科心身機能生活制御科学講座倫理委員会の承認(承認番号0942、1014、1031)を得て行われた。
    【結果】
    裸足でのHVAは5~49°で、平均(±SD)は23.4±9.5°だった。対策靴下使用でHVAは18.1±8.3°となり約5.3°減少した。HVAの減少率は24.3±8.3%だった。年齢と対策靴下使用でのHVAの減少の相関はr=0.51 (p<0.05)で、より高年齢でHVAの減少が大きかった。裸足でのHVAの大きさと対策靴下によるHVAの減少の大きさには有意な正の相関を認めた (r=0.65, p<0.05)。3群に分けた場合、裸足でのHVAが小さい群(178足)で対策靴下使用でのHVAの減少の相関はr=0.68、平均的な群(178足)ではr=0.58、大きい群(178足)ではr=0.51となった(p<0.05)。
    母趾外転筋
    の筋腹を押圧し、母趾の外転が起こったのは385足、起こりにくいのは126足、起こらないのは23足で、それぞれの裸足でのHVAは21.7±7.2°、26.3±12.4°、37.0±9.9°でHVAが30°を超えると母趾外転が起こりにくい対象が増えていた。この3群で対策靴下を使用した場合のHVAの減少は5.2 ±1.6°(減少率:25.6±8.4%)、5.3 ±2.4°(減少率:21.5±6.6%)、6.3±3.1°(減少率:17.9±7.8%)であった。
    【考察】
    これまでに、外反母趾角の大きい者のほうが対策靴下によって大きな外反母趾角の減少がみられることを報告してきたが、本研究でも再確認できた。また、
    母趾外転筋
    の筋腹を押圧した際に、母趾の外転がみられる者は裸足でHVAが小さい者に多く、対策靴下によるHVAの変化率が大きいことが新たに分かった。しかし、HVAが30 °など一定以上に大きくなると、
    母趾外転筋
    の押圧によるHVAの減少が少なくなるということも分かった。高齢者では一般にHVAが大きいため、対策靴下によるHVAの改善効果が高いが、同時に
    母趾外転筋
    の機能が低下していることが考えられる。高齢者では対策靴下による足袋構造と足趾の伸展は効果を発揮するが、縫埋したパッドの効果は減少する可能性が示された。今後の展望として対策靴下の長期使用でのHVAの変化を確認し、HVAの減少が
    母趾外転筋
    の機能の向上とどのように関係するのか調査する。
    【理学療法学研究としての意義】
    本研究では以下のことが明らかとなった。1.外反母趾対策靴下の使用により、外反母趾角が大きい者で外反母趾角の減少が大きい。2.年齢が高いことで外反母趾角が大きくなる。3.
    母趾外転筋
    の押圧によって母趾外転が起こる者が外反母趾対策靴下の使用でより外反母趾角の減少率が高い。このように外反母趾の重症度に応じ外反母趾対策靴下の適用を工夫ができることが示された。
  • 山田 健二, 須藤 明治
    理学療法科学
    2018年 33 巻 1 号 183-186
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル フリー
    〔目的〕足把持力と足関節周囲筋との関係について明らかにすることとした.〔対象と方法〕健康な男子大学生8名を対象とした.足把持力の計測は,足指筋力測定器を用いて任意の片足とした.最大把持時における前脛骨筋,腓腹筋外側頭,
    母趾外転筋
    ,短趾屈筋の筋活動量を計測した.〔結果〕足把持力と筋活動量との関係において,前脛骨筋,
    母趾外転筋
    ,短趾屈筋との間に正の相関関係が認められた.〔結語〕足把持力と筋活動量の関係が明らかになった.足把持力には,母趾だけでなく全ての趾が重要であることが考えられ,全ての足趾を鍛えることが重要であると推察された.
  • 廣田 亜梨朱
    理学療法学Supplement
    2020年 47S1 巻 O1-4
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/03/31
    会議録・要旨集 フリー
  • 服部 寛, 赤坂 清和, 乙戸 崇寛, 長谷部 悠葵, 溝口 靖亮, 鈴木 健太, 小野 功介, 雨宮 克也, 日野 創
    理学療法学Supplement
    2020年 47S1 巻 O1-3
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/03/31
    会議録・要旨集 フリー
  • 佐々木 奈央, 石井 慎一郎, 山崎 敦
    理学療法学Supplement
    2001年 2001.28.2 巻
    発行日: 2001/04/20
    公開日: 2018/03/06
    会議録・要旨集 フリー
  • 長田 瑞穂, 林 典雄, 鵜飼 建志, 橋本 貴幸, 大嶽 昇弘, 長谷部 武久, 堀 信宏, 山田 みゆき, 村井 利江
    理学療法学Supplement
    2001年 2001.28.2 巻
    発行日: 2001/04/20
    公開日: 2018/03/06
    会議録・要旨集 フリー
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