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クエリ検索: "永田熊吉"
1件中 1-1の結果を表示しています
  • 鹿野 陽子, 服部 勉, 楊 舒淇, 仲田 茂司, 進士 五十八
    ランドスケープ研究
    1997年 61 巻 5 号 389-394
    発行日: 1998/03/30
    公開日: 2011/07/19
    ジャーナル フリー
    東京都目黒区の旧西郷従道邸庭園は, 江戸期の庭園を前身として, 明治期の和洋折衷式庭園, 住宅地1と変遷して現在に至っている。本園は,(1) 東京の典型的な大名の庭園の変遷を辿ることができる事例であり,(2) 成立当初の地形の特色が比較的良好に残っている。(3) 江戸期から昭和初期までは別業的性格を持ち, 名所として半公共的価値を有する庭園であった。(4) 明治期には, 華族たちの社交の舞台として頻繁に利用され,(5) 庭園意匠や空間構成に明治期の欧化思潮が色濃く反映されていた。また.(6) 戦前には, 国の史蹟に指定された文化財でもあった。これらの特色によって, 本園は, 後世に継承されるべきランドスケープ遺産としての資質を有するものとみなされ得る。
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