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クエリ検索: "法律番組"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 夢路いとし・喜味こいしの元マネージャー・津田愼一氏の回想―〈その2〉
    やまだ りよこ
    笑い学研究
    2023年 30 巻 161-173
    発行日: 2023/08/26
    公開日: 2024/03/05
    ジャーナル オープンアクセス
     日本笑い学会の研究企画の一環として、長く「笑い」に携わった方の体験談から上方笑芸の見えない側面や裏面を探り、記録に残す<拾遺録>です。  前号の〈その1〉に続いて、上方漫才のレジェンド―夢路いとし・喜味こいしのマネージャーとしてお二人を長く支えた津田愼一さんの聞き書き〈その2〉を掲載します。  昭和52年(1977)にお二人の専属マネージャーとなった津田さん。当時、上方の漫才界を牽引した秋田實氏が亡くなり人気漫才師の他界や廃業で漫才界は衰退。ところが55年(1980)に空前の漫才ブームが到来、57年(1982)にはNSC(吉本総合芸能学院)もできて新世代漫才が台頭、変化の流れはM-1グランプリ(2001年~2010年、2015年~)へと続いて加速していきます。  そんな激変する漫才界にあって王道の笑いを変わらぬ姿勢で届けたいとし・こいしさん。津田さんの回想はお二人の笑いのありようだけではなく、プロに徹した漫才人生や人柄をも物語る貴重なものとなりました。〈その2〉も一人語りとしてまとめています。
  • 鎌本 京子, 白川 雄三
    教育情報研究
    2007年 23 巻 1 号 15-22
    発行日: 2007/07/25
    公開日: 2017/04/18
    ジャーナル フリー
    メディア・リテラシー教育は,日本では,メディアの視聴方法といった,いわゆる視聴者の立場,消費者の視点で行われることが多い.しかし,アメリカでは,パブリック・アクセスが行われており,一般の市民がメディアの創り手として,参加している.このような観点から,日本におけるパブリック・アクセスの普及の一環として,学生によるCATV番組の制作を行い,実際にCATV番組で放送し,その分析を行った.この結果,学生に対してのメディア・リテラシー教育の効果が認められた.
  • リチャード・フライシャー『絞殺魔』におけるカーティス/デサルヴォの身体
    早川 由真
    映像学
    2018年 99 巻 5-24
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/06/11
    ジャーナル フリー

    【要旨】

    映画において画面上に映しだされる身体とは、どのような存在なのか。この問題を考えるにあたり、本論文はリチャード・フライシャー監督『絞殺魔』(1968)を取り上げる。トニー・カーティス演じるアルバート・デサルヴォという存在には、これまでの研究では指摘されてこなかった、画面上の身体としての在り方の特異性が表れているのだ。精神病的な観点からこの作品を論じた先行研究は、デサルヴォが〈第2 の人格が真犯人である分裂した存在〉であることを前提にしているが、本論文はそれを前提にしない。本論文の目的は、スティーヴン・ヒースが分類した物語映画における「人々の存在」の各項目を仮設的枠組みとして用いつつ、テクスト内外の諸要素を多角的な観点から分析し、それぞれの項目にはうまく収まらないデサルヴォの在り方の特異性を明らかにすることである。まず第1 節では、カーティスのスター・イメージ、およびメディア言説におけるデサルヴォ像を検証する。第2 節では、デサルヴォを真犯人に見せるプロセスを指摘し、不可視性や声を手掛かりにそのプロセスにおける綻びを見出す。第3 節では、デサルヴォを主体化しようとする可視化の暴力のメカニズムを示し、終盤の尋問の場面における身振りを論じる。最終的に、不可視の体制、可視化の暴力、別の不可視の領域、この3 つの段階をたどった後に〈白の存在〉へと至るその在り方が明らかになる。

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