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クエリ検索: "澤井香織"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • 伊藤 龍星, 上城 義信
    日本水産学会誌
    2012年 78 巻 3 号 439-443
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/06/15
    ジャーナル フリー
    2008 年 3 月,大分県の陸上養殖施設にオヨギイソギンチャクが大量発生し養殖クビレズタに付着した。除去方法として,淡水(水道水)および食酢海水溶液への浸漬を試みた。淡水は浸漬時間を 1, 2, 4, 10, 15 分間,12 時間,48 時間,対照の 8 区,5% 食酢海水溶液は 1, 2, 3, 5 分間,対照の 5 区,10% 食酢海水溶液は 0.5, 1, 2, 4 分間,対照の 5 区とした。オヨギイソギンチャクが全数死亡し,かつクビレズタに影響のない浸漬時間は,淡水で 15 分間,5% 食酢海水溶液で 5 分間,10% 食酢海水溶液で 1 分間であった。
  • 伊藤 龍星, 寺脇 利信, サトイト シリル グレン, 北村 等
    水産増殖
    2009年 57 巻 4 号 579-585
    発行日: 2009/12/20
    公開日: 2012/09/26
    ジャーナル フリー
    ヒジキ付着器を構成する繊維状根の茎形成能を利用した人工種苗生産の方法を開発するため,2007年4月下旬,収穫後の養殖ロープに残ったヒジキの付着器を採取し,ほどいて1本ずつの繊維状根とし,培養液で洗浄した。繊維状根の保存に適する光量,繊維状根からの茎形成と生長に適する温度と光量,繊維状根の適切な切断幅を調べた。繊維状根の保存には12°C,25μmol/m2/s,光周期12L:12Dが好適であった。茎形成とその生長には23°C,120~230μmol/m2/s ,光周期12L:12Dが適していた。切断から40日後には,茎形成率は85%,幼体の平均全長は約 5 mm に達した。繊維状根を2.5 mm 幅以下に細かく切断することで,5mm 以上の切断幅よりも約3倍多くの茎が得られることがわかった。これらの結果から,繊維状根の細断によるヒジキ人工種苗生産の可能性が示唆された。
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